CLI で使用されるテスト パラメータ

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このセクションのトピックでは、テストの作成とスケジュール設定、およびテストしきい値の設定に関するパラメータのリストを示し説明します。OneClick のユーザ インターフェースを使用して、RTM_Test モデル パラメータを設定できます。詳細については、「テストの設定」を参照してください。
テスト作成用のパラメータ
必須のパラメータ
すべてのテスト タイプが対象
以下のパラメータは、すべてのレスポンス時間テストに必須です。
  • Model_Name (0x1006e)
    テストの名前を指定します。各ホストで重複するテスト名は使用できません。重複するテスト名には、「_COPY」が追加されます。
  • Test_Type (0x4560005)
    作成するテストのタイプを指定します。テストが作成されると、この値は変更できません。それは変更されると、更新実行時にリセットされます。
    1. 0 = ICMP
    2. 1 = UDP
    3. 2 = トレース ルート
    4. 3 = TCP
    5. 4 = DNS
    6. 5 = HTTP
    7. 6 = POP3
    8. 7 = DHCP
    9. 8 = FTP
    10. 9 = SMTP
    11. 10 = ジッタ
    12. 13 = カスタム
    13. 14 = SQL クエリ
    デフォルト:
    なし
  • Test_Host_Address (0x45600f1)
    テスト ホストの IP アドレスを指定します。このアドレスは、関連するデバイス モデルのネットワーク アドレスと一致する必要があります。テストが作成されると、この値は変更できません。値が変更されると、更新実行時に値はリセットされます。
特定のテスト タイプが対象
テスト タイプに依存するあるレスポンス時間テストを作成する場合、以下のパラメータが必須です。
  • Connect_String (0x456010a)
    データベースに接続するための一連のコマンドを指定します。このパラメータは、データベース タイプに依存するいくつかの SQL クエリ テストで必須です。
    例:
    jdbc:mysql://172.22.246.43/mysql?user=root&password=root
  • Database_Name (0x4560108)
    データベースの名前を指定します。このパラメータは、データベース タイプに依存するいくつかの SQL クエリ テストで必須です。
  • Database_Type (0x456010b)
    テストするデータベース タイプを指定します。このパラメータは、SQL クエリ テストで必須です。
    CA eHealth SystemEDGE
    コンピュータには正しいドライバをインストールする必要があります。
    1. 0 = Oracle
    2. 1 = Microsoft SQL
    3. 2 = その他
  • Dest_File_Name (0x456000d)
    宛先ファイル名を指定します。このパラメータは FTP テストに必須です。
  • Dest_Host_Name (0x456000a)
    宛先テスト ホスト名を指定します。DNS テストの場合、ルックアップ名です。FTP および POP3 のテストの場合、トランザクションが実行されるアドレスです。カスタム テストの場合、有効なスクリプトの名前と場所です。
  • Dest_IP_Address (0x456001f)
    宛先 IP アドレスを指定します。このパラメータは、DNS、ICMP、ジッタ、SMTP、TCP、トレース ルート、および UDP テストで使用します。
  • Dest_Password (0x456000e)
    重要:
    Dest_Password パラメータは、FTP、HTTP、HTTPS、POP3、SMTP、および SQL クエリ テストで使用します。このパスワード値は
    CA Spectrum
    データベースで暗号化されるので、このパラメータには CLI または REST API を利用できません。この値を入力するには OneClick コンソールを使用します。
  • Dest_Port_Number (0x4560011)
    FTP、ジッタ、POP3、SMTP、TCP、および UDP テストでサービスが稼動しているポート番号を指定します。ジッタ テストで平均オピニオン スコア(MOS)がサポートされている場合、宛先ポートは 16384 から 32766、または 49152 から 65534 の範囲で、偶数のポート番号に設定する必要があります。
    注:
    Dest_Port_Number は、
    CA eHealth SystemEDGE
    ホストの FTP、POP3、および SMTP テストに対してのみサポートされます。
  • Dest_URL (0x456000f)
    HTTP テストに必須の宛先 URL を指定します。URL を二重引用符(" ")で囲み、スラッシュ(/)の前にバックスラッシュ(\)を使用します。形式の例については、「CLI でのテスト作成」を参照してください。
  • Dest_User_Name (0x456000b)
    宛先ユーザ名を指定します。これは FTP および POP3 のテストに必須で、HTTP および HTTPS のテストでは省略可能です。SMTP テストの場合、この必須パラメータは、テストする電子メール アドレスです。SQL クエリ テストの場合、この必須パラメータはデータベース アクセス用のユーザ名です。
  • Query_String (0x456010c)
    実行するクエリ ステートメントを指定します。このパラメータは、SQL クエリ テストで必須です。
  • SQL_Driver (0x4560109)
    SQL ドライバの名前を指定します。データベース タイプにより、一部の SQL クエリ テストで必須です。
    例:
    com.mysql.jcbc.Driver
オプション パラメータ
オプション パラメータを使用して、さまざまなオプションのテスト パラメータを指定できます。
注:
拡張パラメータの設定」では、OneClick で Service Performance Manager ユーザ インターフェースを使用して、これらのパラメータを指定する方法を説明します。
  • CodecType (0x45600e7)
    オーディオの圧縮と解凍を実行するルータで使用するコーデックのタイプを指定します。このパラメータは、平均オピニオン スコア(MOS)を計算するうえで重要です。
    1. 0 = なし
    2. 1 = G.711 U-law
    3. 2 = G.711 A-law
    4. 3 = G.729A
    デフォルト:
    0
  • DeleteMessages (0x45600f5) 
    テスト中にダウンロードされたメッセージを削除するか、またはテスト システムにメッセージを残すかどうかを指定します。
    デフォルト:
    false
    注:
    DeleteMessages は、
    CA eHealth SystemEDGE
    ホストでの POP3 テストに対してのみサポートされます。
  • DownloadContent (0x45600fd)
    Web サイトまたは URL から、画像、フレーム、スクリプト、およびコア HTML コード付きのアプレットをすべてダウンロードするかどうかを指定します。
    デフォルト:
    false
    注:
    DownloadContent は、
    CA eHealth SystemEDGE
    ホストでの HTTP テストと HTTPS テストに対してのみサポートされます。
  • DownloadType (0x45600f4) 
    POP3 テストで先頭のメッセージをダウンロードするか、またはすべてのメッセージをダウンロードするかを指定します。
    1. 1 = このユーザ アカウントの先頭メッセージのみをダウンロードします。
    2. 2 = このユーザ アカウントのすべてのメッセージをダウンロードします。
    デフォルト:
    1
    注:
    DownloadType は
    CA eHealth SystemEDGE
    ホストでの POP3 テストに対してのみサポートされます。
  • EchoAdminSourceAddress (0x45600b0)
    テスト ホストでないテストの IP アドレスまたはホスト名を指定します。詳細については、「[テスト ホストの場所]パラメータについて」を参照してください。
    注:
    EchoAdminSourceAddress は Cisco ホストに対してのみサポートされます。
  • EchoAdminSourcePort (0x45600b1)
    テスト対象アプリケーション(ジッタ、TCP、UDP のみ)で使用されるポート番号を指定します。 
    制限事項:
    値は、65536 未満にする必要があります。
    注:
     EchoAdminSourcePort は Cisco ホストに対してのみサポートされます。
  • FailOnContentError (0x45600fe)
    画像、フレーム、スクリプト、およびアプレットのダウンロード中に何らかのエラーが発生した場合にテストが失敗するかどうかを指定します。
    デフォルト:
    false
    注:
    FailOnContentError は、
    CA eHealth SystemEDGE
    ホストでの HTTP テストと HTTPS テストに対してのみサポートされます。
  • FILTER_TIMEOUT_DATA (0x45600d6)
    RTM_Test でタイムアウトの結果イベントを生成するかどうかを指定します。
    デフォルト:
    True
  • FrameDepth (0x45600fa)
    ネストされたフレームをテストでダウンロードするときにさかのぼるレベルの数を指定します。HTTP テストおよび HTTPS テストは、ページ ダウンロード中にフレーム、画像、外部スクリプト、およびアプレットをすべてダウンロードします。ユーザが Web ページをダウンロードするときの操作感が測定に反映されます。
    デフォルト:
    3
    注:
    FrameDepth は
    CA eHealth SystemEDGE
    ホストでの HTTP テストと HTTPS テストに対してのみサポートされます。
  • MailBodySize (0x45600f6) 
    送信するテスト メッセージのサイズ(バイト単位)を指定します。
    デフォルト:
    1000
    注:
    MailBodySize は
    CA eHealth SystemEDGE
    ホストでの SMTP テストに対してのみサポートされます。
  • MinMatches (0x45600fc)
    検索式を検出する必要のある最小回数を指定します。検索式が指定回数検出されなかった場合は、テストが失敗します。 
    デフォルト:
    1
    注:
    MinMatches は、
    CA eHealth SystemEDGE
    ホストでの HTTP テストと HTTPS テストに対してのみサポートされます。
  • OperationType (0x45600f3)
    テストする FTP 操作のタイプを指定します。 
    1. 1 = ログイン
    2. 2 = Get
    3. 3 = Put
    デフォルト:
    1
    注:
    OperationType は
    CA eHealth SystemEDGE
    ホストでの FTP テストに対してのみサポートされます。
  • OtherUserName (0x45600f8)
    ユーザ名を指定します。
    CA eHealth SystemEDGE
    ホストでの SMTP テストの場合は SMTP 認証用の送信ユーザ名です。Cisco ルータでの HTTP テストおよび
    CA eHealth SystemEDGE
    ホストでの HTTP テストと HTTPS テストの場合は、指定したプロキシ サーバで認証される、有効なユーザ名です。
  • OtherPassword (0x45600f9)
    重要:
    OtherPassword パラメータは、
    CA eHealth SystemEDGE
    ホストの SMTP テストで[送信パスワード]値に使用されます。また、Cisco ルータおよび 
    CA eHealth SystemEDGE
    ホストの HTTP および HTTPS テストのプロキシ パスワード値にも使用されます。このパスワード値は
    CA Spectrum
    データベースで暗号化されるので、CLI はこのパラメータに利用できません。この値を入力するには OneClick コンソールを使用します。
  • Packet_Size (0x4560067)
    テストで使用されるパケット サイズの制限値(オクテット単位)を指定します。
    デフォルト:
    64
  • Proxy_URL (0x456008d)
    プロキシ URL またはサーバを指定します。 
    プロキシ URL の場合、URL を二重引用符(" ")で囲み、スラッシュ(/)の前は、バックスラッシュ(\)を使用します。URL を使用する形式の例については、「CLI でのテスト作成」を参照してください。
    プロキシ サーバの場合(SystemEDGE ホストのみ)、<
    サーバ
    >[:
    ポート
    ] という形式を使用します。 
    注:
    Proxy_URL は HTTP テストと HTTPS テストに対してのみサポートされます。
  • Sample_Count (0x4560068)
    テスト実行中にテストが実行される回数を指定します。
    デフォルト:
    5
  • Source_IP_Address (0x45600f2)
    ソース IP アドレスを指定します。
    注:
    Source_IP_Address は Mid_Path/Extended_Path Ping テストに対してのみサポートされます。
  • State (0x4560003)
    テストの状態を指定します。
    1. 1 = 有効
    2. 2 = 無効
    デフォルト:
    1
  • Test_Host_Position (0x4560030)
    テスト ホストの場所を指定します。
    1. 0 = エンド ポイント
    2. 1 = 中間パス
    3. 2 = 拡張パス
    デフォルト:
    0
  • TextMatch (0x45600fb)
    テスト対象のページ上で照合する正規表現またはテキスト文字列を指定します。
    注:
    TextMatch は、
    CA eHealth SystemEDGE
    ホストでの HTTP テストと HTTPS テストに対してのみサポートされます。
  • Thresh_Model (0x4560024)
    しきい値イベントが表明されるテスト エンティティを指定します。
    1. 0 = テスト
    2. 1 = ソース
    3. 2 = 宛先
    4. 3 = ホスト
    デフォルト:
    0
  • THRESH_SCHED_MH (0x4560090)
    スケジュール モデルのモデル ハンドルを指定します。このパラメータは ThreshSchedule_Type パラメータと共に使用されます。値を指定しない場合、スケジュールは 7x24 に設定されます。
  • ThreshSchedule_Type (0x4560090)
    Service Performance Manager しきい値アラームを表示する期間の事前設定しきい値スケジュールを指定します。値を指定しない場合、スケジュールは 7x24 に設定されます。
    1. 0 = 7x24
    2. 1 = 7A-6P
    3. 2 = 6P-7A
    4. 3 = MF 8A-8P
    5. 4 = MF 6A-11P
    デフォルト:
    0
  • TypeOfService (0x4560099)
    IP データグラム ヘッダのサービスのタイプ(TOS)オクテットを指定し、異なる TOS 値のパケットを個別にルーティングできるようにします。 
    制限事項:
    値は、256 未満にする必要があります。
    デフォルト:
    0
  • UseSSL (0x45600f7) 
    SMTP サーバが SSL 認証を必要とした場合 Secure Sockets Layer セキュリティを有効にするかどうかを指定します。
    デフォルト:
    false
    注:
    UseSSL は
    CA eHealth SystemEDGE
    ホストでの SMTP テストに対してのみサポートされます。