CLI で使用されるテスト パラメータ
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casp1032jp
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このセクションのトピックでは、テストの作成とスケジュール設定、およびテストしきい値の設定に関するパラメータのリストを示し説明します。OneClick のユーザ インターフェースを使用して、RTM_Test モデル パラメータを設定できます。詳細については、「テストの設定」を参照してください。
テスト作成用のパラメータ
必須のパラメータ
すべてのテスト タイプが対象
以下のパラメータは、すべてのレスポンス時間テストに必須です。
- Model_Name (0x1006e)テストの名前を指定します。各ホストで重複するテスト名は使用できません。重複するテスト名には、「_COPY」が追加されます。
- Test_Type (0x4560005)作成するテストのタイプを指定します。テストが作成されると、この値は変更できません。それは変更されると、更新実行時にリセットされます。
- 0 = ICMP
- 1 = UDP
- 2 = トレース ルート
- 3 = TCP
- 4 = DNS
- 5 = HTTP
- 6 = POP3
- 7 = DHCP
- 8 = FTP
- 9 = SMTP
- 10 = ジッタ
- 13 = カスタム
- 14 = SQL クエリ
デフォルト:なし - Test_Host_Address (0x45600f1)テスト ホストの IP アドレスを指定します。このアドレスは、関連するデバイス モデルのネットワーク アドレスと一致する必要があります。テストが作成されると、この値は変更できません。値が変更されると、更新実行時に値はリセットされます。
特定のテスト タイプが対象
テスト タイプに依存するあるレスポンス時間テストを作成する場合、以下のパラメータが必須です。
- Connect_String (0x456010a)データベースに接続するための一連のコマンドを指定します。このパラメータは、データベース タイプに依存するいくつかの SQL クエリ テストで必須です。例:jdbc:mysql://172.22.246.43/mysql?user=root&password=root
- Database_Name (0x4560108)データベースの名前を指定します。このパラメータは、データベース タイプに依存するいくつかの SQL クエリ テストで必須です。
- Database_Type (0x456010b)テストするデータベース タイプを指定します。このパラメータは、SQL クエリ テストで必須です。CA eHealth SystemEDGEコンピュータには正しいドライバをインストールする必要があります。
- 0 = Oracle
- 1 = Microsoft SQL
- 2 = その他
- Dest_File_Name (0x456000d)宛先ファイル名を指定します。このパラメータは FTP テストに必須です。
- Dest_Host_Name (0x456000a)宛先テスト ホスト名を指定します。DNS テストの場合、ルックアップ名です。FTP および POP3 のテストの場合、トランザクションが実行されるアドレスです。カスタム テストの場合、有効なスクリプトの名前と場所です。
- Dest_IP_Address (0x456001f)宛先 IP アドレスを指定します。このパラメータは、DNS、ICMP、ジッタ、SMTP、TCP、トレース ルート、および UDP テストで使用します。
- Dest_Password (0x456000e)重要:Dest_Password パラメータは、FTP、HTTP、HTTPS、POP3、SMTP、および SQL クエリ テストで使用します。このパスワード値はCA Spectrumデータベースで暗号化されるので、このパラメータには CLI または REST API を利用できません。この値を入力するには OneClick コンソールを使用します。
- Dest_Port_Number (0x4560011)FTP、ジッタ、POP3、SMTP、TCP、および UDP テストでサービスが稼動しているポート番号を指定します。ジッタ テストで平均オピニオン スコア(MOS)がサポートされている場合、宛先ポートは 16384 から 32766、または 49152 から 65534 の範囲で、偶数のポート番号に設定する必要があります。注:Dest_Port_Number は、CA eHealth SystemEDGEホストの FTP、POP3、および SMTP テストに対してのみサポートされます。
- Dest_URL (0x456000f)HTTP テストに必須の宛先 URL を指定します。URL を二重引用符(" ")で囲み、スラッシュ(/)の前にバックスラッシュ(\)を使用します。形式の例については、「CLI でのテスト作成」を参照してください。
- Dest_User_Name (0x456000b)宛先ユーザ名を指定します。これは FTP および POP3 のテストに必須で、HTTP および HTTPS のテストでは省略可能です。SMTP テストの場合、この必須パラメータは、テストする電子メール アドレスです。SQL クエリ テストの場合、この必須パラメータはデータベース アクセス用のユーザ名です。
- Query_String (0x456010c)実行するクエリ ステートメントを指定します。このパラメータは、SQL クエリ テストで必須です。
- SQL_Driver (0x4560109)SQL ドライバの名前を指定します。データベース タイプにより、一部の SQL クエリ テストで必須です。例:com.mysql.jcbc.Driver
オプション パラメータ
オプション パラメータを使用して、さまざまなオプションのテスト パラメータを指定できます。
注:
「拡張パラメータの設定」では、OneClick で Service Performance Manager ユーザ インターフェースを使用して、これらのパラメータを指定する方法を説明します。- CodecType (0x45600e7)オーディオの圧縮と解凍を実行するルータで使用するコーデックのタイプを指定します。このパラメータは、平均オピニオン スコア(MOS)を計算するうえで重要です。
- 0 = なし
- 1 = G.711 U-law
- 2 = G.711 A-law
- 3 = G.729A
デフォルト:0 - DeleteMessages (0x45600f5)テスト中にダウンロードされたメッセージを削除するか、またはテスト システムにメッセージを残すかどうかを指定します。デフォルト:false注:DeleteMessages は、CA eHealth SystemEDGEホストでの POP3 テストに対してのみサポートされます。
- DownloadContent (0x45600fd)Web サイトまたは URL から、画像、フレーム、スクリプト、およびコア HTML コード付きのアプレットをすべてダウンロードするかどうかを指定します。デフォルト:false注:DownloadContent は、CA eHealth SystemEDGEホストでの HTTP テストと HTTPS テストに対してのみサポートされます。
- DownloadType (0x45600f4)POP3 テストで先頭のメッセージをダウンロードするか、またはすべてのメッセージをダウンロードするかを指定します。
- 1 = このユーザ アカウントの先頭メッセージのみをダウンロードします。
- 2 = このユーザ アカウントのすべてのメッセージをダウンロードします。
デフォルト:1注:DownloadType はCA eHealth SystemEDGEホストでの POP3 テストに対してのみサポートされます。 - EchoAdminSourceAddress (0x45600b0)テスト ホストでないテストの IP アドレスまたはホスト名を指定します。詳細については、「[テスト ホストの場所]パラメータについて」を参照してください。注:EchoAdminSourceAddress は Cisco ホストに対してのみサポートされます。
- EchoAdminSourcePort (0x45600b1)テスト対象アプリケーション(ジッタ、TCP、UDP のみ)で使用されるポート番号を指定します。制限事項:値は、65536 未満にする必要があります。注:EchoAdminSourcePort は Cisco ホストに対してのみサポートされます。
- FailOnContentError (0x45600fe)画像、フレーム、スクリプト、およびアプレットのダウンロード中に何らかのエラーが発生した場合にテストが失敗するかどうかを指定します。デフォルト:false注:FailOnContentError は、CA eHealth SystemEDGEホストでの HTTP テストと HTTPS テストに対してのみサポートされます。
- FILTER_TIMEOUT_DATA (0x45600d6)RTM_Test でタイムアウトの結果イベントを生成するかどうかを指定します。デフォルト:True
- FrameDepth (0x45600fa)ネストされたフレームをテストでダウンロードするときにさかのぼるレベルの数を指定します。HTTP テストおよび HTTPS テストは、ページ ダウンロード中にフレーム、画像、外部スクリプト、およびアプレットをすべてダウンロードします。ユーザが Web ページをダウンロードするときの操作感が測定に反映されます。デフォルト:3注:FrameDepth はCA eHealth SystemEDGEホストでの HTTP テストと HTTPS テストに対してのみサポートされます。
- MailBodySize (0x45600f6)送信するテスト メッセージのサイズ(バイト単位)を指定します。デフォルト:1000注:MailBodySize はCA eHealth SystemEDGEホストでの SMTP テストに対してのみサポートされます。
- MinMatches (0x45600fc)検索式を検出する必要のある最小回数を指定します。検索式が指定回数検出されなかった場合は、テストが失敗します。デフォルト:1注:MinMatches は、CA eHealth SystemEDGEホストでの HTTP テストと HTTPS テストに対してのみサポートされます。
- OperationType (0x45600f3)テストする FTP 操作のタイプを指定します。
- 1 = ログイン
- 2 = Get
- 3 = Put
デフォルト:1注:OperationType はCA eHealth SystemEDGEホストでの FTP テストに対してのみサポートされます。 - OtherUserName (0x45600f8)ユーザ名を指定します。CA eHealth SystemEDGEホストでの SMTP テストの場合は SMTP 認証用の送信ユーザ名です。Cisco ルータでの HTTP テストおよびCA eHealth SystemEDGEホストでの HTTP テストと HTTPS テストの場合は、指定したプロキシ サーバで認証される、有効なユーザ名です。
- OtherPassword (0x45600f9)重要:OtherPassword パラメータは、CA eHealth SystemEDGEホストの SMTP テストで[送信パスワード]値に使用されます。また、Cisco ルータおよびCA eHealth SystemEDGEホストの HTTP および HTTPS テストのプロキシ パスワード値にも使用されます。このパスワード値はCA Spectrumデータベースで暗号化されるので、CLI はこのパラメータに利用できません。この値を入力するには OneClick コンソールを使用します。
- Packet_Size (0x4560067)テストで使用されるパケット サイズの制限値(オクテット単位)を指定します。デフォルト:64
- Proxy_URL (0x456008d)プロキシ URL またはサーバを指定します。プロキシ URL の場合、URL を二重引用符(" ")で囲み、スラッシュ(/)の前は、バックスラッシュ(\)を使用します。URL を使用する形式の例については、「CLI でのテスト作成」を参照してください。プロキシ サーバの場合(SystemEDGE ホストのみ)、<サーバ>[:ポート] という形式を使用します。注:Proxy_URL は HTTP テストと HTTPS テストに対してのみサポートされます。
- Sample_Count (0x4560068)テスト実行中にテストが実行される回数を指定します。デフォルト:5
- Source_IP_Address (0x45600f2)ソース IP アドレスを指定します。注:Source_IP_Address は Mid_Path/Extended_Path Ping テストに対してのみサポートされます。
- State (0x4560003)テストの状態を指定します。
- 1 = 有効
- 2 = 無効
デフォルト:1 - Test_Host_Position (0x4560030)テスト ホストの場所を指定します。
- 0 = エンド ポイント
- 1 = 中間パス
- 2 = 拡張パス
デフォルト:0 - TextMatch (0x45600fb)テスト対象のページ上で照合する正規表現またはテキスト文字列を指定します。注:TextMatch は、CA eHealth SystemEDGEホストでの HTTP テストと HTTPS テストに対してのみサポートされます。
- Thresh_Model (0x4560024)しきい値イベントが表明されるテスト エンティティを指定します。
- 0 = テスト
- 1 = ソース
- 2 = 宛先
- 3 = ホスト
デフォルト:0 - THRESH_SCHED_MH (0x4560090)スケジュール モデルのモデル ハンドルを指定します。このパラメータは ThreshSchedule_Type パラメータと共に使用されます。値を指定しない場合、スケジュールは 7x24 に設定されます。
- ThreshSchedule_Type (0x4560090)Service Performance Manager しきい値アラームを表示する期間の事前設定しきい値スケジュールを指定します。値を指定しない場合、スケジュールは 7x24 に設定されます。
- 0 = 7x24
- 1 = 7A-6P
- 2 = 6P-7A
- 3 = MF 8A-8P
- 4 = MF 6A-11P
デフォルト:0 - TypeOfService (0x4560099)IP データグラム ヘッダのサービスのタイプ(TOS)オクテットを指定し、異なる TOS 値のパケットを個別にルーティングできるようにします。制限事項:値は、256 未満にする必要があります。デフォルト:0
- UseSSL (0x45600f7)SMTP サーバが SSL 認証を必要とした場合 Secure Sockets Layer セキュリティを有効にするかどうかを指定します。デフォルト:false注:UseSSL はCA eHealth SystemEDGEホストでの SMTP テストに対してのみサポートされます。