CA Spectrum と Service Desk の統合
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このリリースでは、CA Spectrum は、CA Spectrum 10.3 インストール パッケージの一部であり、CA Spectrum と Service Desk の間の仲介者として動作する拡張統合フレームワークの導入により、(既存の CA Service Desk Manager 統合に加えて)サードパーティ サービス デスクとの統合を実現します。インストールは Spectrum のインストールの一部であり、デフォルトの統合パラメータはこの統合を有効にすると自動設定されます。
重要:
CA Spectrum の新規インストールの場合にのみ、この統合機能を使用することをお勧めします。OneClick 管理ページから、Service Desk アプリケーションを選択および設定し、CA Spectrum との統合を有効にできます。
詳細については、「Service Desk の選択と CA Spectrum OneClick サーバ上での統合の有効化」を参照してください。
新しい統合により、オペレーション センターとサービス デスク間の通信が向上し、効率的なワークフロー プロセスを自動化し、平均解決時間を短縮し、全体的な管理コストを削減できます。この統合により、問題が切り分けられて解決されるまで自動化されたリアルタイムの更新が実現されます。問題の状態に関する現在のステータスをリアルタイムで確認できます。 また、この統合フレームワークは、ポリシーベースの自動化されたアラーム チケットのサブミット、および CA Spectrum OneClick からのオンデマンドでのチケットのサブミットもサポートします。
デフォルトでは、CA Spectrum は[
OneClick 管理
]ページ、[Service Desk 設定
]、[統合パラメータ
]セクションの[ポーリング
]フィールドの設定に基づいて、設定済みの Service Desk からチケット更新(担当者とステータス)情報を取得するためのポーリング メカニズムを使用します。注:
ServiceNow から OneClick への通知を設定できます。「ServiceNow からの OneClick 通知の設定」を参照してください。 重要:
サードパーティ製の Service Desk アプリケーションと CA Spectrum を統合するための拡張統合フレームワークは、Solaris オペレーティング システムではサポートされていません。CA Spectrum r10.3 では、CA Service Desk Manager に加えて以下の Service Desk アプリケーションと統合できます。
- BMC Remedy ITSM
- ServiceAide
- HP ServiceManager
- ServiceNow
重要:
すでに同じ OneClick サーバ上で CA Spectrum と CA Service Desk Manager を統合している場合は、他の Service Desk アプリケーションを設定できません。注:
すでに CA Spectrum と CA Service Desk Manager を統合している場合、統合を無効にして、[OneClick 管理]ページ、[Service Desk 設定]の以下に示す[Service Desk サーバ]テーブルからエントリを削除する必要があります。
現時点では、この統合では、Service Desk インターフェースと CA Spectrum OneClick コンソールの両方からのインシデントの作成、更新、および割り当てをサポートしています。
以下の機能がサポートされています。
- インシデントの作成/サービス デスク チケットのサブミット
- Spectrum で作成された Service Desk チケットのコンテキストでの起動
- インシデントの割り当て(担当者の追加/更新)
- インシデントまたはチケットのクローズ/解決 (CA Spectrum で即座に反映され、ポーリング間隔に基づいて Service Desk からデータを取得します)
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