CA Service Desk と CA Spectrum
内容
casp1032jp
内容
機能の概要
CA Spectrum
と CA Service Desk Manager の統合により、以下の機能が提供されます。- 以下の方法でCA Spectrumアラームを CA Service Desk チケットに関連付けます。
- OneClick オペレータによって手動で要求された場合にチケットを作成します。
- アラーム タイプごとにチケットを自動的に作成します。
- CA SpectrumAlarm Notification Manager （SANM）機能を使用して、チケットを自動的に作成します。
- CA Spectrumアラームとそれに関連付けられた CA Service Desk チケットとの間で共有される以下の情報の整合性を保持します。
- アラームおよび関連付けられたチケットのステータス
- チケットに割り当てられた現在の担当者（トラブルシュータ）
- OneClick コンソールの内部から特定のチケットの CA Service Desk Manager ビューを直接起動するためのリンクを提供します。
- Network Configuration Manager で発生するホスト設定変更リクエストに対応する承認システムを提供します。
- 複数の CA Service Desk Manager サーバをサポートします。
注：
CA Service Desk のバージョン 12.5 から、製品名が CA Service Desk Manager に変更になりました。CA Spectrum
の統合では、前の名前を使用している以前のバージョンもサポートします。このため、このセクションでは 2 つの製品名を互いに置き換えて使用できます。チケットやアセットなど、商品の一般的な機能を説明する場合は、「CA Service Desk」の方を使用します。統合の詳細
統合が正常に設定されると、
CA Spectrum
および CA Service Desk Manager がデータを共有します。- OneClick は、CA Service Desk Web サービスを使用して、以下のことを行います。
- CA Service Desk チケットを作成します。
- アラーム所有者（アラームに割り当てられるトラブルシュータ）を更新します。
- チケットをクローズします。
- CA Service Desk Manager は、以下を行う場合、OneClick に HTTP 要求を発行するカスタム通知を使用します。
- 割り当てられたトラブルシュータを更新します。
- アラームをクリアします。
- CA Spectrumと CA Service Desk Manager の統合は、SANM と連携して自動チケット作成を実現します。SANM ポリシーを使用して、SANM の自動チケット作成を設定します。次に、日付、時間、アラーム重大度、アラーム原因、IP アドレス、およびデバイス タイプなどのアラーム プロパティを設定することによって、チケットを作成するアラームを指定できます。
- CA Spectrumと CA Service Desk Manager の統合はまた、Network Configuration Manager で開始されるホスト設定変更に対応する承認システムを提供します。ホスト設定変更が NCM でリクエストされると、そのリクエストに対して CA Service Desk チケットが作成されます。チケットを実装するには、事前にチケットの承認が必要です。
フォールト トレランス
統合を設定する場合は、複数の CA Service Desk Manager サーバのリストを指定して、フォールト トレランスを有効にすることができます。
CA Spectrum
は、CA Service Desk Manager との接続が失われていることを検出すると、リスト内の次のサーバとの接続を試みます。CA Spectrum
は、接続が成功するまで、リスト内のサーバとの接続を順に試みます。重要：
CA Service Desk Web サービスがダウンしている場合、CA Spectrum
は Service Desk チケットを作成できません。または、CA Service Desk Web サービスがダウンしているときにアラームがクリアされると、そのチケットは閉じられず、開いたままです。