ネットワーク設定マネージャの設定
内容
casp1032jp
内容
Network Configuration Manager の設定
このセクションでは、Network Configuration Manager の基本設定について説明します。
一般設定の実行
初期設定をいくつか選択し、Network Configuration Manager が設定キャプチャを実行し、変更イベントを相関する方法を決定します。
以下の手順に従います。
- [エクスプローラ]タブで[設定マネージャ]を選択します。コンテンツ画面の[情報]タブに、情報および設定が表示されます。
- 一般設定サブビューを展開します。一般設定オプションが表示されます。
- 必要に応じて、以下の一般設定オプションを変更します。
- 未承諾デバイス設定キャプチャデバイスから未承諾通知の受信時に、そのデバイスの設定をキャプチャすることを Network Configuration Manager で有効化または無効化します。設定変更の未承諾通知は、Network Configuration Manager が変更を監視しているトラップまたは MIB オブジェクトのいずれかになります。
- 相関イベント期間(秒)設定変更イベントが相関している期間を指定します。この期間中に発生する特定のデバイスに使用されるすべての設定変更イベントは、単一のイベントに結合されます。デフォルト:120
- 新しくモデリングされたデバイスの設定をキャプチャグローバル レベルでネットワーク上に新しくモデリングされたデバイスを処理する方法を指定します。使用可能な項目には、以下のものがあります。
- 次のグローバル同期時
- グローバル同期スケジュールに従って、新しくモデリングされたデバイスをキャプチャします。
- キャプチャしない
- 新しくモデリングされたデバイス上の Network Configuration Manager を無効にします。Network Configuration Manager の機能を有効にするには、デバイス上で Network Configuration Manager を手動で有効化します。
- 即時
- グローバル同期の実行を待機することなく、新しくモデリングされたデバイスを(モデリングされた時点で)即座にキャプチャします。
- タスク ワークの待ち行列サイズ各CA Spectrumホスト上で並行して処理されるデバイスの最大数を指定します。実行中のタスクを手動で停止する場合、停止コマンドを受信した後に現在キューにあるすべてのデバイスが処理されます。デフォルト:10
設定履歴設定の選択
以下の手順では、キャプチャされた設定のストレージを制御する方法について説明します。デバイスごとに保存される設定数、または時間の長さのいずれかによって、キャプチャされた設定を保持できます。
重要:
キャプチャされた設定を格納する方法を指定する場合は、SpectroSERVER
データベースへの影響を考慮してください。保持する設定が多すぎると、設定ファイル モデルで SpectroSERVER
データベースがいっぱいになる場合があります。以下の手順に従います。
- [エクスプローラ]タブで[設定マネージャ]を選択します。コンテンツ画面の[情報]タブに、情報および設定が表示されます。
- 設定履歴サブビューを展開します。キャプチャされた設定の停止方法を制御するために使用されるオプションが表示されます。
- 以下のいずれかのオプションを選択します。
- デバイスごとに格納される最大設定数を指定します。このオプションでは、指定された数に基づくデバイスごとにキャプチャされた設定を格納します。
- デバイスごとの最大格納設定数デバイスごとに格納される設定の最大数を指定します。たとえば、数値が 25 の場合、デバイスごとに最新の 25 件の設定がCA Spectrumデータベースに存在することを示します。デフォルト:25
- 設定が保存される最大日数を指定します。このオプションでは、時間に基づくキャプチャされた設定を格納します。
- ホスト設定が保存される最大日数破棄される前に、ホスト設定が保存される最大日数を指定します。注:設定がキャプチャされる頻度によっては、長い期間を指定すると、SpectroSERVERデータベースが設定ファイル モデルでいっぱいになる可能性があります。デフォルト:30 (日)
- デバイスごとの最小格納設定数デバイスごとに格納されるホスト設定の最小数を指定します。設定がこの最小値で残すには古くなり継続できない場合も、設定は保持されます。デフォルト:5
設定変更アラート設定の選択
設定変更アラート設定は、アラームをトリガする設定変更イベントと、生成されるアラームのタイプを制御します。設定変更アラート設定を選択し、表示されるアラームを決定できます。
以下の手順に従います。
- [エクスプローラ]タブで[設定マネージャ]を選択します。コンテンツ画面の[情報]タブに、情報および設定が表示されます。
- 設定変更アラート サブビューを展開します。設定変更アラート オプションが表示されます。
- 必要に応じて、以下の[設定変更アラート]オプションを変更します。
- アラート モードアラームをトリガするイベントを指定します。
- 変更時のアラームアラームは設定変更のみに対して生成されます。
- 参照違反時のアラームアラームは参照設定違反のみに対して生成されます。
- 参照違反時または変更時のアラームアラームは参照設定違反および設定変更の両方に対して生成されます。
- アラームなしアラームはどの設定変更に対しても生成されません。
デフォルト:アラームなし - 参照違反アラート タイプ参照設定違反が発生した場合に生成されるアラームまたはイベントのタイプを指定します。既存の比較マスクは、現在の設定と参照設定の大きな違いを確定するために使用されます。現在の設定が参照設定に一致する場合、参照違反アラームは自動的にクリアされます。参照設定の設定については、「参照設定の指定」を参照してください。有効な値は、重大、メジャー、マイナーのアラームおよびイベントのみです。デフォルト:イベントのみ
- 設定変更アラート タイプ設定変更が発生した場合に生成されるアラームまたはイベントのタイプを指定します。有効な値は、重大、メジャー、マイナーのアラームおよびイベントのみです。デフォルト:イベントのみ
承認ワークフロー
承認ワークフローでは、処理される前に Network Configuration Manager が承認を受信することによって開始される設定変更を必要とします。承認ワークフローでは、承認プロセスで CA Service Desk チケットまたは CA Spectrum 許可権限を使用するようセットアップできます。
このセクションでは、承認ワークフロー オプションを設定する方法について説明します。また、OneClick 承認ワークフロー モードが有効な場合のタスクを承認する方法についても説明します。
タスクを使用する設定変更の開始については、「Network Configuration Manager のデバイスレベルのタスク」、および「Network Configuration Manager バルク タスク」を参照してください。
注:
詳細については、「CA Spectrum と CA Service Desk の統合」を参照してください。ワークフロー オプションの設定
承認ワークフローでは、処理される前に Network Configuration Manager が承認を受信することによって開始される設定変更を必要とします。承認の要求および処理方法を決定するには、承認ワークフロー オプションを設定します。
以下の手順に従います。
- [エクスプローラ]タブで[設定マネージャ]を選択します。 コンテンツ画面の[情報]タブに、情報および設定が表示されます。
- [ワークフロー]サブビューを展開して、承認ワークフロー オプションを開きます。
- 必要に応じて、以下の承認ワークフロー設定を変更します。承認ワークフロー モード
デバイスを変更するすべての操作に対して承認が必要かどうかを指定します。これらの操作には、アップロード、スタートアップへの保存、ファームウェアのロード、再ロード、および再ロード キャンセルのタスクが含まれます。
無効
Network Configuration Manager で開始される設定変更が承認を必要としないことを示します。 ServiceDesk
Network Configuration Manager で開始される CA Service Desk で承認を取得する必要がある設定変更を指定します。タスクが作成された場合、CA Service Desk チケットが生成されます。承認された場合、タスクは処理できる状態に配置されます。
このオプションが選択されている場合、[設定]ボタンは有効です。[設定]ボタンをクリックし、ServiceDesk ワークフロー設定ページを呼び出します。ここでは、以下のフィールドに初期値を設定できます。
エラー タイプ
: エラー タイプの値は、CA Spectrum との統合に使用するために Service Desk で設定されます。これらの値の詳細については、「CA Service Desk の実装」を参照してください。承認済みステータス、拒否ステータス、キャンセル ステータス、承認待機ステータス
: エラー タイプに応じて、さまざまなステータスの値を使用できます。ステータスの値は、CA Spectrum との統合用に CA Service Desk で設定されます。これらの値のセットアップについては、「CA Spectrum と CA Service Desk の統合」を参照してください。注:
Service Desk 承認が有効で、タスクを作成するユーザに[タスク承認者]権限がある場合、CA Service Desk 承認は任意です。詳細については、「Network Configuration Manager 権限」を参照してください。OneClick
[タスク承認者]許可のあるユーザによって開始または承認された場合にのみ処理できる、Network Configuration Manager で開始される設定変更を指定します。
デフォルト:
無効承認プロセスに設定変更を含める
設定コンテンツを承認要求に含めるかどうかを指定します。
デフォルト:
いいえ注:
ユーザには、このオプションを有効にする[承認要求から設定変更を非表示]権限が必要です。詳細については、「Network Configuration Manager 権限」を参照してください。OneClick でのタスクの承認
OneClick 承認ワークフロー モードが有効な場合、[タスク承認者]権限のあるユーザは OneClick コンソールからタスクを承認する必要があります。
注:
また、電子メール通知からのタスクを承認または拒否できます。タスクに対して承認が要求される場合、電子メールは生成され、承認用にタスク承認者に送信されます。電子メールに含められたリンクからタスクを承認または拒否できます。適切なリンクを選択します。タスクが承認または拒否されるかどうかを反映し、状態が更新されます。以下の手順に従います。
- [エクスプローラ]タブの[設定マネージャ]の下にある[タスク]フォルダで「タスク」を選択します。使用可能なタスクがコンテンツ画面の[リスト]タブに表示されます。
- タスクを右クリックし、右クリック メニューから必要に応じて、[タスクの承認]、[タスクの拒否]、または[承認要求のキャンセル]を選択します。タスクの状態は、タスクがそれぞれ[承認済み]、[拒否]、または[キャンセル]のいずれであるかを反映して更新されます。
TFTP サーバの設定
このセクションでは、
SpectroSERVER
システムで Trivial File Transfer Protocol (TFTP)サーバを開始する方法について説明します。TFTP で設定ファイルが転送されます。このプロセスは以下の 2 つの手順から構成されます。- システムを TFTP サーバとして設定する。この手順はプラットフォームによって異なります。
- OneClick で TFTP 設定を指定する。
分散
SpectroSERVER
(DSS)環境がある場合、TFTP サーバが Network Configuration Manager 機能を有効にするために、すべての SpectroSERVER
で実行されている必要があります。サポートされるデバイス ファミリ通信モードについては、「通信モード」を参照してください。
注:
適切なコミュニティ名(読み取り/書き込み)を使用して、ネットワークの各デバイスが正しくモデリングされていることを確認します。TFTP サーバとしてシステムをセットアップ
このセクションでは、TFTP サーバとしてシステムをセットアップする方法について説明します。手順はプラットフォームによって変わります。
注:
TFTP サーバは SpectroSERVER
ホスト システム以外のシステムで実行できます。ただし、SpectroSERVER
コンピュータは TFTP サーバのルート ディレクトリにアクセスできる必要があり、SpectroSERVER
コンピュータ上のルート ディレクトリは TFTP サーバと共有する必要があります。詳細については、「リモート TFTP または FTP サーバを使用する場合の考慮事項」を参照してください。- /etc/services ファイルに TFTP エントリが含まれていることを確認します。エントリを検索するには、以下のコマンドを入力します。cd /etc grep tftp services/etc/services ファイルに以下のエントリが示されます。tftp 69/udpこのエントリが表示されない場合、サービス ファイルを編集して[ホスト特有の機能]セクションに追加します。
- /etc/inetd.conf ファイル内で以下の行を検索し、行頭のシャープ記号(#)を削除してコメント解除します。#tftp dgram udp6 wait root /usr/sbin/in.tftpd in.tftpd -s /tftpboot
- エントリが -s /tftpboot オプションで終わることを確認します。この最後に tftp ディレクトリ(この場合、/tftpboot)を指定します。
- inetconv コマンドを実行します。
- tftp サービスが有効であることを確認します。svcs | grep tftp以下のレスポンスが表示されます。online Apr_10 svc:/network/tftp/udp6:default
- システムが TFTP サーバとして設定されている場合、TFTP 転送を利用できるようにデバイスが読み取り/書き込みコミュニティ文字列でモデリングされていることを確認します。
- 「TFTP 設定」に説明されているとおり、OneClick の TFTP 設定を設定します。
TFTP をサポートする Linux システムの設定
以下の手順では、TFTP をサポートするために Linux システムをセットアップします。
以下の手順に従います。
- root としてログインします。
- 以下のコマンドを実行して、システムに TFTP サーバがインストールされていることを確認します。%rpm -q tftp-server以下のメッセージは、TFTP サーバがインストールされていることを示します。tftp-server-<version>.EL3.1上記のメッセージが表示されない場合、TFTP サーバがインストールされていません。以下の手順を実行します。
- TFTP パッケージは Redhat の Web サイト(http://www.redhat.com)からダウンロードします。
- 以下のコマンドを実行します。% rpm -i <package.rpm>
- 以下の手順に従って、Red Hat の Web サイトから rpm パッケージをインストールします。
- 以下のコマンドを使用して、/tftpboot ディレクトリを作成し、すべてのユーザにディレクトリの読み取り/書き込み権限を与えます。mkdir /tftpboot chmod 777 /tftpboot注:TFTP サーバはSpectroSERVERホスト システム以外のシステムで実行できます。ただし、SpectroSERVERコンピュータは TFTP サーバのルート ディレクトリにアクセスできる必要があり、SpectroSERVERコンピュータ上のルート ディレクトリは TFTP サーバと共有する必要があります。詳細については、「リモート TFTP または FTP サーバを使用する場合の考慮事項」を参照してください。
- /etc/xinetd.d ディレクトリに移動します。
- tftp と名付けられたファイルを以下のように編集します。Set disable=no
- ファイルを保存して閉じます。
- 以下のコマンドのいずれかを実行して、xinetd サービスを再開します。
- % service xinetd restart以下の 内容のメッセージが表示されます。Stopping xinetd OK Starting xinetd OK
- % killall -HUP xinetd
- TFTP サーバが稼働中であることを確認します。注:検証の 1 つのメソッドでは、Network Configuration Manager キャプチャを実行します。TFTP タイムアウト エラー /event 0x821001 を受信した場合、TFTP は稼働していません。
- 「TFTP 設定」に説明されているとおり、OneClick の TFTP 設定を設定します。
Windows 上の TFTP サーバ
TFTP サーバは、通常 Windows で使用できません。任意のデバイス ファミリに対して TFTP 通信モードを使用する場合、TFTP サーバをセットアップします。複数の無料または商用アプリケーションが使用できます。
リモート ホスト上の TFTP サーバを Network Configuration Manager で使用する場合は、「リモート TFTP または FTP サーバを使用する場合の設定」を参照してください。
TFTP をサポートする Windows システムを設定するには、「TFTP 設定」で説明されている手順を完了します。このプロシージャの手順は、インストールするすべての TFTP サーバに適用できます。
Windows で TFTP サーバを設定する方法
このセクションでは、OneClick で TFTP を設定する方法について説明します。
注:
この手順を実行する前に、システムが TFTP サーバとして設定されていることを確認します。詳細については、「システムを TFTP サーバとしてセットアップ」を参照してください。以下の手順に従います。
- [エクスプローラ]タブで[設定マネージャ]を選択します。コンテンツ画面の[情報]タブに、情報および設定が表示されます。
- TFTP 設定サブビューを展開します。TFTP 設定テーブルが表示されます。
- 必要に応じて、以下を変更します。[設定]をクリックして特定のフィールドを編集し、完了したら Enter キーを押します。
- デフォルト TFTP ホストランドスケープ用の TFTP サーバ IP アドレス。デフォルトではSpectroSERVERを実行しているホスト システム。このフィールドでは、TFTP サーバの IP アドレスをグローバルに変更できます。リモート ホストを使用する場合の考慮事項については、「リモート TFTP または FTP サーバを使用する場合の考慮事項」を参照してください。注:属性 DefaultTftpHost は、属性エディタで設定できます。
- デフォルト TFTP ディレクトリTFTP が実行されているパス名。[設定]をクリックして、以下のように有効な TFTP サーバのパスを入力します。
- Unix システムの場合、/tftpboot
- Windows の場合、C:\win23app\SPECTRUM\NCM\tftp
注:TFTP サーバはSpectroSERVERホスト システム以外のシステムで実行できます。ただし、SpectroSERVERコンピュータは TFTP サーバのルート ディレクトリにアクセスできる必要があり、SpectroSERVERコンピュータ上のルート ディレクトリは TFTP サーバと共有する必要があります。詳細については、「リモート TFTP または FTP サーバを使用する場合の考慮事項」を参照してください。
FTP サーバの設定
SpectroSERVER
システムでローカル FTP サーバを使用するように、Network Configuration Manager を設定します(サポートされているデバイス ファミリ通信モードについては、「通信モード」を参照してください)。ファイル転送に FTP を使用するデバイスを展開している場合は、FTP サーバを設定します。プラットフォーム用のネイティブ FTP サーバをインストールおよび設定することをお勧めします。Windows プラットフォームの場合、以下のリンクにネイティブ FTP サービスのインストールおよび設定方法が説明されています。
- Windows Server 2016: https://www.avoiderrors.com/install-configure-ftp-server-server-2016/
以下の手順に従います。
- [エクスプローラ]タブで[設定マネージャ]を選択します。コンテンツ画面の[情報]タブに、情報および設定が表示されます。
- FTP 設定サブビューを展開します。FTP 設定テーブルが表示されます。
- 必要に応じて、以下の設定を変更します。[設定]をクリックして特定のフィールドを編集し、Enter キーを押します。
- デフォルト FTP ホストランドスケープ用の FTP サーバの IP アドレス。デフォルトでは、SpectroSERVERはこのホスト システムで実行されます。このフィールドでは、FTP サーバの IP アドレスをグローバルに変更できます。詳細については、「リモート TFTP または FTP サーバを使用する場合の考慮事項」を参照してください。注:属性 DefaultFtpHost はこの値を表します。これは属性エディタで設定できます。
- FTP ユーザ名FTP ユーザ名。
- FTP パスワードFTP パスワード。
- デフォルト FTP ディレクトリFTP が実行されているパス名。注:FTP サーバはSpectroSERVERホスト システム以外のシステムで実行できます。ただし、特定の要件がディレクトリに適用されます。詳細については、「リモート TFTP または FTP サーバを使用する場合の考慮事項」を参照してください。
- ランドスケープCA Spectrumランドスケープ(表示のみ)。
リモート TFTP または FTP サーバを使用する場合の考慮事項
デフォルトでは、
SpectroSERVER
が稼働しているホスト システムは、TFTP サーバおよび FTP サーバの両方のホスト システムでもあります。ただし、別のホスト システムで実行されるように TFTP または FTP サーバをセットアップすることができます。別のホストでグローバルに実行されるように TFTP または FTP サーバをセットアップするには、「TFTP 設定」および「FTP サーバの設定」で説明されているようにデフォルトの[TFTP/FTP ホスト]およびデフォルトの[TFTP/FTP ディレクトリ]フィールドを使用します。また、「単一デバイスの TFTP または FTP サーバの指定」で説明されているように属性エディタを使用して、ホストのデフォルト値をオーバーライドすることもできます。
注:
デバイスによって TFTP および FTP サーバ ホスト システムをオーバーライドできますが、TFTP および FTP のディレクトリ設定はランドスケープ全体に適用されます。SpectroSERVER
が実行されるローカル システムの代わりに TFTP または FTP サーバにリモート ホストを使用する場合は、以下の点を考慮してください。- 指定された TFTP および FTP ディレクトリの両方に、CA Spectrumホスト システムからローカルでアクセスできる必要があります。SpectroSERVERを実行するコンピュータと TFTP または FTP サーバのルート ディレクトリを共有します。
- Unix システムの場合、リモート ディレクトリを読み取り/書き込み nfs マウントを使用してマウントする必要があります。
- パス名を指定する場合、UNC パスのみを使用します。ローカル変数またはローカルにマップされたディレクトリは許可されません。たとえば、ホスト「tftpserver」の共有フォルダ「tftpboot」にアクセスするには、デフォルト TFTP ディレクトリとして UNC パスの \\tftpserver\tftpboot を指定します。
- Windows システムで、UNC パスはユーザ名およびパスワードを必要としませんが、読み取り/書き込み権限が必要です。注:マップされたドライブはサポートされないため、ネットワーク ドライブのマッピングおよびユーザ名とパスワードの提供は要件から回避されません。
単一デバイスの TFTP または FTP サーバの指定
以下の手順では、デバイス レベルで TFTP または FTP サーバの個別のホスト システムを指定する方法について説明します。
注:
ランドスケープにグローバルに TFTP または FTP ホストを設定するには、「TFTP 設定」および「FTP サーバの設定」でそれぞれ説明されているように、デフォルトの[TFTP ホスト]およびデフォルトの[FTP ホスト]フィールドを使用します。デバイスによって TFTP および FTP サーバ ホスト システムを上書きできますが、TFTP および FTP のディレクトリ設定はランドスケープ全体に適用されます。以下の手順に従います。
- [エクスプローラ]タブで、別のホスト システムで TFTP または FTP サーバを使用するデバイスを選択します。
- コンテンツ画面で[リスト]タブを選択し、デバイスを選択します。
- ツール メニューから[ユーティリティ]を選択し、[属性エディタ]を選択します。属性エディタが表示されます。
- [ユーザ定義]フォルダを選択し、[追加]をクリックします。[属性セレクタ]ウィンドウが表示されます。
- [属性セレクタ]ウィンドウの[フィルタ]フィールドに「host」と入力します。NCM_FTP_Host および NCM_TFTP_Host の属性を選択し、[OK]をクリックします。これで、これら 2 つの属性が[ユーザ定義]フォルダの下に表示されました。
- NCM_FTP_Host および NCM_TFTP_Host の両方の属性を選択し、追加矢印をクリックします。変更できる値が右ペインに表示されます。
- 各属性を以下の値に変更します。
- 変更なしチェック ボックスをオフにして、残りのフィールドを有効にします。
- IP アドレスTFTP および FTP プロトコルを実行するホスト システムの IP アドレスを入力します。注:NAT を使用する場合、パブリック IP アドレスを使用します。
- デフォルトとして設定選択されている場合、新しく作成されたすべてのデバイスがこの値を自動的に継承します。
- [OK]をクリックします。確認ダイアログ ボックスが開いたら、[はい]をクリックします。[属性編集結果]ページに変更の結果が表示されます。
- [Close]をクリックします。
デバイス設定エクスポートの設定を選択
Network Configuration Manager を設定して、履歴のアーカイブ用にデバイス設定をテキストファイルにエクスポートできます。このファイル システムは
CA Spectrum
および OneClick の外部で、手動で管理する必要があります。以下の手順に従います。
- [エクスプローラ]タブで[設定マネージャ]を選択します。コンテンツ画面の[情報]タブに、情報および設定が表示されます。
- 設定のエクスポート サブビューを展開します。
- [設定のエクスポート]の横にある[設定]をクリックします。デフォルトは「エクスポートしない」です。以下のオプションから 1 つを選択します。
- 固有の設定のみエクスポートデバイス設定が以前キャプチャされた設定と異なる場合にのみエクスポートされます。
- 固有およびグローバル同期設定のエクスポートデバイス設定が以前キャプチャされた設定、またはグローバル同期にあるものと異なる場合にのみエクスポートされます。たとえば、グローバル同期を毎日実行するように設定した場合、デバイスごとに 1 つのファイルが毎日生成されます。詳細については、「グローバル同期について」を参照してください。
- [エクスポート ディレクトリ]列で[設定]をクリックします。次に、Linux および/または Windows の設定テキスト ファイルをエクスポートする、SpectroSERVER のローカル ディレクトリを指定します。エクスポート ファイル名は、デバイス名およびタイムスタンプを使って名付けられます。設定テキスト ファイルをネットワーク共有にエクスポートする場合、ディレクトリに UNC パスを指定します。たとえば、\\Shared_Server\Export\ExportFiles などです。
- Enter キーを押します。エクスポート ディレクトリが表示されます。