CA Spectrum r9.2 SSdb モデルを r10.2 にロード

このリリースでは、既存の SpectroSERVER データベース モデルを別のシステムにロードしてから、CA Spectrum をアップグレードすることができます。 このアップグレード シナリオは、Spectrum r9.2 SSdb からモデルのみをロードします。すべてのイベントおよびカタログのカスタマイズ(ウォッチ、モデル タイプのデフォルトの変更、MTE etc で行われた変更)情報は失われます。  カスタムの設定およびデータを保持する場合は、まず、9.4 にアップグレードしてから、10.2 のインストールに進みます。
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このリリースでは、既存の SpectroSERVER データベース モデルを別のシステムにロードしてから、CA Spectrum をアップグレードすることができます。 このアップグレード シナリオは、Spectrum r9.2 SSdb からモデルのみをロードします。すべてのイベントおよびカタログのカスタマイズ(ウォッチ、モデル タイプのデフォルトの変更、MTE etc で行われた変更)情報は失われます。  カスタムの設定およびデータを保持する場合は、まず、9.4 にアップグレードしてから、10.2 のインストールに進みます。
注:
 Spectrum r9.2.x から r10.2 へのアップグレード(DB マイグレーションのみ)は、SSDB のみでサポートされ、DDMDB および SRM DB ではサポートされていません。
r9.2 から 10.2 への CA Spectrum セットアップのアップグレードを開始する前に、以下の手順に慣れておくことをお勧めします。
注:
 ISO 8859-1、ISO 8859-2、ISO 8859-5、ISO 8859-8、および ISO 8859-9 のエンコード タイプをアップグレードできます。
Spectrum r9.2 Ssdb から r10.2 へのロードを開始するには、以下の手順に従います。
  1. 以下の方法のいずれかを使用して、CA Spectrum r9.2 SpectroSERVER データベースのコピーを保持します。
    1. SSdbsave ユーティリティ
    2. VNM モデルから入手できる CA Spectrum のオンライン バックアップ ユーティリティ
    3. CA Spectrum コントロール パネルの[データベースの保存]ボタン。
    4. または、オンライン バックアップ ユーティリティを使って自動バックアップをすでに設定している場合は、以前に保存された SSdb ファイルのいずれかを使用
  2. CA Spectrum r10.2 ビルドを使用して、新しいマシン上で新規インストールを実行します。
  3. 手順 1 の保存ファイルを r10.2 マシンに転送し、<SPECROOT>/SS-DB-Backup ディレクトリに配置します(ディレクトリがない場合は、作成します)。
  4. SS-DB-Backup ディレクトリに圧縮されている場合は、SSdb ファイルを解凍します。
     
注:
 Spectrum r10.2 のインストール中に、保持されたモデルのデータ/SSdb がロードされるように
[レガシー ランドスケープ ハンドル]
を選択します。
[巨大なランドスケープ ハンドル]
オプションを選択すると、データのロードに失敗します。
新しい DSS 環境と 1 台のサーバのインストールのみで使用する場合は、
[巨大なランドスケープ ハンドル]
オプションをお勧めします。
 CA Spectrum r10.2 のインストールが完了した後に、以下の手順に従って、SSdbload ユーティリティを使用して、以前の CA Spectrum セットアップから保存した SSdb モデルをインポートします。 
  1. 圧縮されている場合は、CA Spectrum r9.2 SSdb ファイルを解凍します。
  2. Spectrum インストール所有者としてシェルを起動し、<SPECROOT>/SS ディレクトリに移動します
  3. 以下の SSdbload コマンドを実行します。 
    ../SS-Tools/SSdbload -m -UpgradeFrom <ENCODING_NAME> ../SS-DB-Backup/<9.2savefile>.SSdb
       
     
    For example:
    ..SS-Tools/SSdbload -m -UpgradeFrom ISO-8859-1 ../SS-DB-Backup/db_20161101_1200.SSdb
     
  4. 完了すると、SpectroSERVER を起動できます
注:
 <source encoding> について、以下のいずれかを選択します。
  • ISO-8859-1
  • ISO-8859-2
  • ISO-8859-5
  • ISO-8859-8
  • ISO-8859-9
重要:
 <9.2db_filename> について、ファイル名および宛先フォルダが保存したものと同じであることを確認します。