テーブルの分析
内容
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Analyze Table は、MySQL コマンドライン ツールで実行可能なコマンドであり、データベース統計の更新を行い、クエリ パフォーマンス全体の向上を図ります。MySQL では、テーブル統計を使用して、テーブルを結合可能な順番を決定します。さらに、テーブル統計を使用して、クエリ内の特定のテーブルに使用するインデックスを選択することができます。
データベース テーブルで複数の変更(INSERT または DELETE など)を経時的に実行すると、テーブル統計は順番がバラバラになります。テーブル統計を使用する MySQL Query オプティマイザを実行すると、クエリ実行計画の効率が悪くなり、MySQL のパフォーマンスが低下する可能性があります。そのため、Analyze Table を使用して、テーブル統計を更新することをお勧めします。
Analyze Table 操作では、データベース テーブル全体を読み取り、キー値の配布に関する情報でテーブル統計を再構築します。MyISAM テーブルおよび InnoDB テーブルでこのコマンドを実行できます。分析中に、テーブルは読み取りロックでロックされます。テーブルはロックされると、他の操作でテーブルにアクセスすることはできません。
Analyze Table の実行方法
データベースのパフォーマンスを改善するには、Analyze Table コマンドを実行します。以下のテーブルのどれでも Analyze Table を実行できます。
- event
- modeloutage
- model
- devicemodel
- alarminfo
- alarmactivity
以下の手順に従います。
- OneClick メニュー バーの[管理]タブを選択します。[管理ページ]パネルが左側に表示されます。
- [管理ページ]メニュー バーの[Spectrum Report Manager]を選択します。左側に、[Spectrum Report Manager管理ツール]パネルが表示されます。
- [Spectrum ステータス]を選択します。[Spectrum ステータス]ページが開きます。
- すべての[監視]チェック ボックスをオフにして、ランドスケープ監視をすべて停止します。
- 実行中の他のすべてのレポート(スケジュール済みまたはオン デマンド)を閉じます。
- MySQL コマンド プロンプトを呼び出して、以下のコマンドを実行します。
Analyze Table を実行するタスクは完了です。ANALYZE TABLE table_name
注:
Analyze Table の実行前に、イベントおよびアセット ポーリングを停止します。データ保持ポリシーを[すべてのデータ]に設定して、レポート データベース アーカイブを無効にします。Analyze Table を実行した後にイベントおよびアセットのポーリングを再開し、データ保持ポリシーをそのデフォルト値に設定します。詳細については、「CA Spectrum 監視ステータスの設定」および「Spectrum Report Manager の基本設定」を参照してください。