CA Spectrum と Infrastructure Management のユニファイド ダッシュボードおよびレポート
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重要:
Infrastructure Management のユニファイド ダッシュボードおよびレポート機能を使用するには、CA Spectrum 10.2.2 にアップグレードするか、または CA Spectrum 10.2.1 にアップグレードした上で、10.2.1 に 10.02.01.PTF_10.2.117 をインストールする必要があります。 Infrastructure Management ソフトウェアのユニファイド ダッシュボードとレポート用に CA Business Intelligence JasperReports サーバの新規インストールが必要です。詳細については、「前提条件」を参照してください。Infrastructure Management のユニファイド ダッシュボードおよびレポート ソリューションによって、単一の CA Business Intelligence (CABI)サーバ インスタンスを複数の CA Agile Operations 製品と共有できます。CABI は、セルフサービスのレポート、ダッシュボード、および分析を通じて、ユーザが各自の質問に対する答えを迅速に取得できる強力なツールです。 詳細については、「Infrastructure Management のユニファイド ダッシュボードおよびレポート」を参照してください。
CA Spectrum 10.2.2 または CA Spectrum 10.2.1 (10.02.01.PTF_10.2.117 を適用)をインストールすると、ユニファイド ダッシュボードおよびレポート用の CABI JasperReports サーバの単一インスタンスを以下の CA Agile Operations 製品と共有できます。
- CA Service Operations Insight (CA SOI)
- CA Unified Infrastructure Management (CA UIM)
- CA Performance Management (CA PM)
CABI JasperReports サーバ展開を共有することの主なメリットを以下に示します。
- CABI インスタンスの数と、異なる CA 製品ごとに展開および保守が必要なハードウェア フットプリントが削減されます。
- 複数の CA 製品のダッシュボードとダッシュレットを表示できます。これにより、ビジネスの運営状況をより正確に把握できます。
CABI JasperReports サーバ インストーラはスタンドアロン CABI サーバにインストールされ、複数の CA 製品からのコンテンツがアップロードされます。
このソリューションが導入される前、CABI は個々の CA 製品に限定されていました。そのため、各製品は独自の CA Business Intelligence JasperReports サーバ(CABI サーバ)を使用してデータの収集とレポート生成を行っていました。
以下の図は、Infrastructure Management のユニファイド ダッシュボードおよびレポート ソリューションが複数の CA 製品で動作する仕組みの例を示しています。

前提条件
- CABI サーバには、Infrastructure Management ソフトウェアのユニファイド ダッシュボードおよびレポート用に CA Business Intelligence JasperReports サーバの新規インストールが必要です。Infrastructure Management のユニファイド ダッシュボードおよびレポート用の CABI JasperReports サーバは、support.ca.com からダウンロードできます。このソリューションをダウンロードするには、CA サポートへのログインが必要です。 インストールの詳細については、「CA Business Intelligence JasperReports サーバ」を参照してください。
- CA Spectrum 10.2.2 または CA Spectrum 10.2.1 (10.02.01.PTF_10.2.117 を適用)を使用していることを確認します。10.02.01.PTF_10.2.117 (CA SPECTRUM 10.2.1 PTF FOR UNIFIED DASHBOARDS AND REPORTING)は、support.ca.com からダウンロードできます。このソリューションをダウンロードするには、CA サポートへのログインが必要です。
CABI JasperReports サーバと CA Spectrum の統合
CA Spectrum と統合する前に、CABI JasperReports サーバをインストールする必要があります。詳細なインストール手順については、CA Business Intelligence JasperReports® Server のドキュメントを参照してください。
CABI JasperReports サーバをインストールしたら、CABI JasperReports サーバと Spectrum Report Manager の統合を設定する必要があります。
CABI JasperReports サーバと Spectrum Report Manager の統合を設定してアクティブにするには、以下の手順に従います。
- CABI JasperReports サーバがインストールされているコンピュータにログインします。
- Web ブラウザで、CA Spectrum OneClick Web サーバを起動します。
- CA Spectrum OneClick Web サーバで、[管理]-[Report Manager]-[Report Manager 管理ツール]-[Jasper 統合]ページに移動します。
- 「統合コンポーネント」をダウンロードしてインストールします。重要:統合コンポーネントは JAR ファイルであり、JasperReports サーバを Spectrum と統合し、レポートを実行するために必要なバイナリ ファイルから構成されています。統合コンポーネントをインストールすると、Jasper サーバにバイナリが展開され、レポートが生成されます。
- [Jasper 統合]ページで、Jasper Server パラメータを指定して保存します。CABI JasperReports サーバと Spectrum Report Manager の統合が正常に設定されてアクティブになりました。
統合の詳細な手順については、「ユニファイド ダッシュボードおよびレポート用の CA Spectrum および CABI JasperReports サーバの統合」を参照してください。
CABI JasperReports サーバでのダッシュボードの表示
CABI JasperReports サーバには、CA Spectrum データの複数のダッシュボードが表示されます。ダッシュボードは、さまざまなダッシュレットで構成されています。ダッシュレットは特定のタイプのデータをグラフィカルに表示したものです。CA Spectrum で表示されるデフォルトのダッシュボードを以下に示します。
- Active Alarms Summary (アクティブ アラーム サマリ)
- Alarm Summary (アラーム サマリ)
- Alarm Trends (アラーム トレンド)
- Assets Summary (アセット サマリ)
- Device Availability Summary (デバイス可用性サマリ)
- Events Summary (イベント サマリ)
- NCM Dashboard (NCM ダッシュボード)
- Ports Summary and Chassis Assets (ポート サマリおよびシャーシ アセット)
- Services and SLA Summary (サービスおよび SLA サマリ)
詳細については、「CABI JasperReports サーバのダッシュボード」を参照してください。
標準のレポートおよびドメイン
すぐに使用できるレポートの一覧については、「すぐに使用できるレポートとドメイン」を参照してください。
JasperReports サーバを使用したレポートの実行
重要:
レポート機能にアクセスするには、JasperReports サーバにログインする必要があります。JasperReports サーバを使用すると、一般レポートとアドホック レポートを生成できます。詳細については、「JasperReports Server を使用してレポートを実行する方法」を参照してください。
また、レポートのスケジュール設定や、レポートを保存してさまざまな形式にエクスポートするといったレポートの管理を行うこともできます。詳細については、JasperReports サーバのマニュアルで「レポートのスケジュール」および「レポートのエクスポート」を参照してください。
参照: