[ポーリング/ログ]タブ

内容
casp1032jp
内容
[ポーリング/ログ]タブは、ポーリング スレッドおよびログ記録スレッドの割り当てが 
CA Spectrum
 パフォーマンスに影響しているかどうかを示します。このタブは、スレッド使用状況と関連する遅延をレポートする 4 つのグラフを提供します。
  • ポーリング遅延
  • 使用中のポーリング スレッド
  • ログ遅延
  • 使用中のログ スレッド
使用中のポーリング スレッド グラフ
ポーリング スレッドはすべてのポーリング操作に割り当てられます。ポーリング スレッドは、
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スレッドの有限数から割り当てられます。特定の時点でシステムが使用するポーリング スレッドの数は、ネットワークでポーリングされているモデル数、および各モデルのポーリング レートに比例します。
必要なポーリング スレッド数が利用可能なスレッド数を超えた場合、ポーリング スレッドが使用可能になるまで、保留中のポーリング スレッド要求はキューに格納されます。このような場合、ネットワークの現在の状態に対して、ポーリング スレッドの数が不十分な場合があります。不明な点については、CA サポートにお問い合わせください
[ログ遅延]グラフ
ログ遅延
は、スケジュールされたログ記録スレッドが完了すると予想される時刻と、実際に完了した時刻の間隔です。[ログ遅延]グラフは、ログ記録プロセスの平均遅延を秒単位で表示します。たとえば、計算されたログ遅延が 10 秒で、データのログ記録が 60 秒ごとに発生するように設定されている場合、データは実際には 70 秒ごとに記録されます。
ログ遅延が高位状態で長期間実行すると、ログ記録が遅延し、その他の深刻なパフォーマンス問題をもたらす可能性があります。[ログ遅延]グラフの平均値が 30 秒以上の場合、
SpectroSERVER
 のパフォーマンスが低下していることを示している可能性があります。
CA Spectrum
 パフォーマンスの改善用オプションには、システムの調整、システムの負荷軽減要求、システムの速度または容量のアップグレードなどがあります。
使用中のログ スレッド グラフ
ログ スレッドは、すべてのログ記録操作に割り当てられます。ログ スレッドは
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内に常駐しているスレッドの有限数から割り当てられます。特定の時点でシステムが使用するログ スレッドの数は、ログ記録されるデータの量に比例します。
必要なスレッド数が利用可能なログ スレッド数を超えた場合、ログ スレッドが使用可能になるまで、保留中のログ スレッド要求はキューに格納されます。このような場合、ネットワークの現在の状態に対して、ログ スレッドの数が不十分な場合があります。
デフォルトでは、デバイス モデルの Poll_Log_Ratio 属性は 0 に設定されます。この設定では、ネイティブ 
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 ログ記録が実質的に無効になります。デバイス、属性、およびポート統計をログ記録するには、ネイティブ メソッド(アーカイブ マネージャ データベースに情報を書き込む方法)の代わりに、SSLogger を使用することを推奨します。SSLogger は、ASCII ファイルに統計を直接ログ記録する
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 コマンド ライン アプリケーションです。このタイプのログ記録では、アーカイブ マネージャ データベースの負荷が軽くなり、データをエクスポートする必要がなくなります。SSLogger はまた、ログ記録されるデータのタイプと頻度に関するコントロールが向上します。
注:
SSLogger の詳細については、 を参照してください。
[ポーリング遅延]グラフ
ポーリング遅延
は、スケジュールされたポーリング スレッドが完了すると予想される時刻と、実際に完了した時刻の間隔です。[ポーリング遅延]グラフは、ポーリング プロセスの平均遅延を秒単位で表示します。たとえば、計算されたポーリング遅延が 10 秒で、モデル用のポーリング間隔が 60 秒ごとである場合、モデルは 70 秒ごとに実際にポーリングされます。
ポーリング遅延が大きい状態で長期間実行すると、デバイス ポーリングの遅延が発生することがあります。デバイスをポーリングする時間が遅れると、ネットワーク障害の検出に関連する応答時間が増加する可能性があります。デバイスがダウンしている場合や、システム管理者が認識していない場合があります。
[ポーリング遅延]グラフの平均値が 3 秒以上で、これがかなりの期間続く場合は、
SpectroSERVER
のパフォーマンスの低下を示していることがあります。
CA Spectrum
 パフォーマンスの改善用オプションには、システムの調整、システムの負荷軽減要求、システムの速度または容量のアップグレードなどがあります。