SpectroSERVER パフォーマンス管理

内容
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非常に動的な IT 環境において、システムの容量の監視および
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 展開の最適化は、一度だけ行えば済むタスクではありません。より大きな環境(1,000 を超える監視対象デバイス)で
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 が最適な動作を維持するには、標準の定期的な確認が必要です。数年にわたる
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のテストとサポートの経験からパフォーマンスとチューニングのベスト プラクティスを導き出し、吟味して最新情報をまとめています。ドキュメントのマニュアル選択メニューにある「」を参照してください。
また、
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 には自己監視機能があります。OneClick クライアント アプリケーションを使用すると、ネットワーク管理者は
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 管理ネットワークの監視とトラブルシューティングを行うことができます。OneClick インターフェースの[パフォーマンス]タブは、ほとんどのネットワークおよびデバイスのモデルをサポートします。特定のデバイスの CPU およびメモリの使用量を分析するためにこのタブを使用できます。
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を表す VNM モデルについては、パフォーマンスを監視する堅牢なアプリケーションもあります。パフォーマンス ビューでは、
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管理者は、
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のパフォーマンスおよびシステム リソース使用率を監視できます。パフォーマンスの問題を識別し、適切な是正処置を決定するために、パフォーマンス ビューを使用します。[パフォーマンス ビュー]を展開するユーザ アカウントには、Performance Monitor 権限が必要です。
システム コンポーネント モニタリング
コンピュータ システムはそれぞれ 4 つの主要コンポーネント(ディスク、ネットワーク、メモリ、および CPU)から構成されています。
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システムの操作が正常に行われるように、これらのコンポーネントの 1 つ以上を調整して、ボトルネックを排除することができます。
パフォーマンス ビューには、ボトルネックの検出と特定に役立つ、以下の 2 つの機能が用意されています。
  • パフォーマンスに影響を与える可能性のあるシステム コンポーネントおよび 
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    アクティビティに関する情報を提供する一連のタブ。[メイン]タブでシステム全体およびネットワーク アクティビティをひとめでチェックできます。
  • 24 時間、
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    リソースに関するレポートを実行できる稼働状況レポート機能。
注:
分散
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環境では、パフォーマンス ビューの焦点を
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間で切り替えることができます。
詳細については、「パフォーマンス ビューの概要」および「ユーザ インターフェースの概要」を参照してください。
パフォーマンス データ分析
多くの場合、パフォーマンス ビュー内の情報によって、パフォーマンス問題の原因が特定されます。たとえば、[CPU]タブには、最も高い割合の CPU 時間を現在使用している 10 個のプロセスがリストされます。ただし、問題またはボトルネックが正確に何によって構成されているかは、使用している
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 システムの固有の設定と、ネットワーク管理の優先度によって決まります。
パフォーマンスの問題と是正処置の特定に関するガイドラインについては、「SpectroSERVER のパフォーマンスの評価」を参照してください。また、パフォーマンス データの分析が記載されたヘルス レポートを実行することもできます。詳細については、「ヘルス レポートの実行」を参照してください。