SSLogger の入力および出力

内容
casp1032jp
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このセクションでは、SSLogger の入力および出力について説明します。ここには、コマンド ライン パラメータ、および関連する入力ファイルのコンテンツと構文に関する情報が含まれています。
SSLogger アプリケーションでは、以下の 4 つの入力ソースを使用します。
  • コマンド ライン パラメータ
  • .ssloggerrc 設定ファイル
  • モデル ファイル
  • データ ファイル
これらの各入力ソースについては、このセクションで個別に説明します。
コマンド ライン パラメータ
SSLogger コマンドでは、以下の 1 つ以上のパラメータ フラグを使用できます。これらのフラグを使用して、.ssloggerrc ファイルに指定したものとは異なる vnm、modelfile、または datafile を指定する場合、コマンド ラインに入力した値が優先されます。
  • -help
    SSLogger でヘルプ メッセージが表示されます。
  • -vnm
    <マシン名>
    ターゲット 
    SpectroSERVER
    を指定します。
  • -modelfile
    <モデル ファイル名>
    SSLogger で使用する必要があるモデル ファイルを指定します。
  • -datafile
    <データ ファイル名>
    SSLogger で使用する必要があるデータ ファイルを指定します。
  • -debug
    SSLogger で、操作中にデバッグ情報が出力されます。
  • -ctrace
    SSLogger で、SSLogger/
    SpectroSERVER
    通信情報が出力されます。
  • -strace
    SSLogger でセキュリティ情報が出力されます。
.ssloggerrc 設定ファイル
SSLogger リソース設定ファイルは .ssloggerrc という名前で、以下のキーワードを含みます。
  • listen_port=
    SSLogger が
    SpectroSERVER
     と通信するポートを指定します。
    デフォルト:
    0xd00f
  • vnm=
    ターゲット 
    SpectroSERVER
    を指定します。
  • vnm_port=
    ターゲット
    SpectroSERVER
    の通信ポートを指定します。
    デフォルト:
     0 xbeef
  • modelfile=
    SSLogger で使用する必要があるモデル ファイルの名前を指定します。
  • datafile=
    SSLogger で使用する必要があるデータ ファイルの名前を指定します。
  • max_threads=
    SSLogger がロギング属性の作業に割り当てる必要があるワーカー スレッドの最大数を指定します。
    デフォルト:
    30
  • thread_priority
    各ワーカー スレッドのスレッド優先度を指定します。
    デフォルト:
    80
  • debug_interval
    -debug コマンド ライン フラグが使用されている場合に、SSLogger がデバッグ情報を出力する必要がある頻度(秒)を指定します。
    デフォルト: 
    600 秒
  • max_oreq=
    SSLogger が一度に保持できる処理待ちのポーリング要求の最大数を指定します。ゼロ(0)は、SSLogger が無制限の数の処理待ち要求を保持できることを示します。このキーワードを使用して、
    SpectroSERVER
    パフォーマンスへの SSLogger の影響を制限できます。
    デフォルト:
    0
モデル ファイル
モデル ファイルは、SSLogger のターゲットとなるデバイスのリストを指定します。多くのさまざまなモデル タイプのデバイスを含めることができます。情報は、以下のように 4 つの列に分けられます。
#**************************************************************** # modelfile # # This file specifies devices to monitor. #**************************************************************** 0x40001a; 172.19.57.220; 0x1c80018; 2M46_04 0x40013c; 172.19.57.221; 0x1c80018; 2M46_04 0x40032c; 172.19.57.222; 0x1c80018; 2M46_04 0x4004ad; 172.19.57.223; 0x1c80018; 2M46_04 0x400063; 10.253.2.26; 0x2c60021; RstoneSwRtr 0x400063; 10.253.2.27; 0x2c60021; RstoneSwRtr 0x400063; 10.253.2.28; 0x2c60021; RstoneSwRtr 0x400063; 10.253.2.29; 0x2c60021; RstoneSwRtr
各デバイスのエントリには、モデル ハンドル、モデル名、モデル タイプ ハンドル、およびモデル タイプ名が含まれています。セミコロンが必要です。データ ファイルをまったく変更せずにモデル ファイルに新しい行を追加するだけで、新しいデバイスの統計をログに記録できます。