データ ファイル
内容
casp1032jp
内容
データ ファイルは、読み取る属性値を SSLogger に伝えます。ファイルには、このセクションで示されているキーワードを含めることができます。
グループ
グループ キーワードでは、属性のグループを指定します。グループの名前は、自分で決めることができます。グループ内の各属性を定義する情報は、以下の 5 つの列に分類されます。
- 1 番目の列では、属性名を指定します。この列には任意の名前を使用することができますが、SSLogger 出力で CLI 出力で表示されるように、CA Spectrum属性名を使用することをお勧めします。
- 2 番目の列では、SSLogger がポーリングおよび属性をログに記録する頻度を秒単位で指定します。
- 3 番目の列では、その属性があるモデル タイプを指定します。0x0 の値は、デバイス モデル タイプを示します。注:例のポート情報グループにある値 0xd000a はポート モデルのモデル タイプ ハンドルです。
- 4 番目の列はCA Spectrum属性 ID です。
- 5 番目の列では、属性がリスト/テーブルの属性であるかどうかを指定します。value.0 は、属性がリスト/テーブル属性ではないことを意味します。その他の数値またはテキストの場合は、属性がリスト/テーブル属性であることを意味します。このフィールドに OID を挿入することができます。以下の例では、リスト/テーブル属性を示す .1 を使用しています。
例:
group: device_information sysUpTime ; 10 ; 0x0 ; 0x10245 ; .0 ipInReceives ; 10 ; 0x0 ; 0x10098 ; .0 ipOutRequests ; 10 ; 0x0 ; 0x100a0 ; .0 ifInOctets ; 10 ; 0x0 ; 0x100cd ; .1 ifOutOctets ; 10 ; 0x0 ; 0x100d3 ; .1 group: port_information ifInOctets ; 10 ; 0xd000a ; 0x10e41 ; .0 ifOutOctets ; 10 ; 0xd000a ; 0x10e42 ; .0
SSlogger_relation
SSLogger に、モデル ファイルで指定されたデバイスに関連付けられているポートに関連づけられた属性をログに記録させる場合は、実際にポート モデル ハンドルを指定しません。代わりに、データ ファイルのグループ キーワードの属性行の 3 番目の列のポートのモデル タイプ ハンドルを指定します。ポート モデルをデバイス モデルに関連付ける方法も指定します。これは、キーワードごとに 1 つの関係で、SSlogger_relation キーワードを使用して実行されます。SSlogger_relation キーワードを指定しない場合、デフォルトでは、SSLogger は以下の 2 つに従います。指定した場合は、指定したものにのみ従います。
SSlogger_relation: HASPART SSlogger_relation: PossPrimApp
child_mtype_handles
child_mtype_handles データ ファイル キーワードは、SSLogger 出力ファイルの 4 番目の列の表示
のみ
に影響します。デフォルトでは、デバイス モデル ハンドルのみがこの列に表示されます。以下の例のデータ ファイルの child_mtype_handles キーワードにポート モデル タイプ ハンドルを指定すると、出力ファイルの 4 番目列に、デバイス モデル ハンドルとポート モデル ハンドルの両方を表示するように SSLogger に指示します。child_model_handles: 0xd000a
mtype
mtype キーワードでは、モデル名ではなくモデル タイプを指定します。これは、SSLogger がこのキーワードを解釈する方法です。このモデル タイプのモデル ファイル内のすべてのデバイスについて、記載されている属性のグループをポーリングし、ログに記録します。
mtype: 2M46_04 device_information port_information
Rotate_log_interval
Rotate_log_interval キーワードでは、SSLogger がクライアントの出力ファイル閉じて別のものを開くべき頻度(時間または時間の分数)を指定します。このキーワードを指定しないと、SSLogger は 24 時間ごとに現在の出力ファイルを閉じて午前 0 時に新しいものを開きます。値 1 を指定すると、SSLogger は現在の出力ファイルを次の時間の 0 分に閉じて、新しい出力ファイルを開きます。Rotate_log_interval 値が .15 に指定されている場合、SSLogger は 15 分ごとに現在の出力ファイルを閉じて新しい出力ファイルを開きます。値 1.xx が入力されると、値は最も近い整数に丸められます。2 を指定しており、現在の時間が午後 2 時 25 分の場合、SSLogger は午後 4 時に現在の出力ファイルを閉じ、新しいファイルを開きます。その後は午後 6 時、というようにファイルを閉じます。
on_rotate_execute
on_rotate_execute キーワードでは、SSLogger ログ ファイルがローテーションされるときに実行する実行可能ファイルへのパスを指定します。このパスは実行可能ファイルへのフル パスである必要があります。実行可能ファイルを実行するには、読み取り権限と実行権限が必要です。
on_rotate_execute: <full path to executable>