カスタム インストール スクリプト

インストール ユーティリティによって提供される一連のインストール サービスはほぼ完璧で、ほとんどの拡張モジュール インストールのニーズを扱います。ただし、いくつかの拡張機能モジュールは、インストール ユーティリティによって提供されない特別なインストール処理を実行する必要がある場合があります。そのような処理を実行するには、カスタム インストール スクリプトを使用します。
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インストール ユーティリティによって提供される一連のインストール サービスはほぼ完璧で、ほとんどの拡張モジュール インストールのニーズを扱います。ただし、いくつかの拡張機能モジュールは、インストール ユーティリティによって提供されない特別なインストール処理を実行する必要がある場合があります。そのような処理を実行するには、カスタム インストール スクリプトを使用します。
各拡張モジュールには、Install、
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、および OneClick コンポーネントという最大 3 つのコンポーネントがあります。Install コンポーネントには、拡張モジュールをインストールするのに使用される移動可能なファイルが含まれており、
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 および OneClick コンポーネントにはそれぞれ 
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 および OneClick 製品に関連付けられた移動可能なファイルが含まれています。場合によっては、拡張モジュールに、SS または OneClick コンポーネントがないことがあります。
拡張モジュールには、
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 または OneClick コンポーネントまたはその両方用のカスタム インストール スクリプトが含まれる可能性があります(カスタム スクリプトは Install コンポーネントよ用には作られません)。VCD のインストール時に、
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 コンポーネントの移動可能ファイルが VCD から展開された後、拡張モジュールの
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 コンポーネントがインストールされている場合、インストールが 
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 カスタム スクリプトを起動します。同様に、OneClick コンポーネントの移動可能ファイルが VCD から展開された後、拡張モジュールの OneClick コンポーネントがインストールされている場合、インストールが OneClick カスタム スクリプトを起動します 1 つのコンポーネントに対して 2 つ以上のカスタム スクリプトが拡張モジュールに含まれることはほとんどありません。このようになった場合、コンポーネントのカスタム スクリプトはインデックス ファイルで指定された順番で実行されます。特定のコンポーネントのカスタム スクリプトは、そのコンポーネント用の特別なインストール処理を実行します。
以下のセクションでは、カスタム インストール スクリプトを使用するタイミングとその理由を説明し、これらのカスタム インストール スクリプトの作成に関する詳細と、これらのスクリプトをインストールする方法を説明します。次に、これらのカスタム インストール スクリプトで使用することができる、事前定義した Bourne シェル変数と関数について説明します。
インデックス ファイルに cus_dep: エントリがある場合、cus_dep: エントリを持つ管理モジュール内のカスタム スクリプトの前に、指定された管理モジュール内のカスタム スクリプトが実行されます。指定した管理モジュールのインデックス ファイルは、同じ VCD に含める必要があります。
このセクションには、以下のトピックに関する情報が含まれています。