機能と拡張機能
casp1032jp
Unified_CABI_Feature
CA Spectrum 10.3.2 の新機能
このリリースには以下の機能と拡張機能が含まれます。
Spectrum の概要ダッシュボードの SSL のサポート
CA Spectrum 10.3.2 では、[Spectrum の概要]ダッシュボードから SRM サーバへの安全な通信のサポートが導入されました。 この機能により、Spectrum ユーザは[Spectrum の概要]ダッシュボードに対して HTTPS と HTTP の両方のオプションが利用できます。詳細については、「Spectrum の概要ダッシュボードの SSL のサポート」ページを参照してください。
SDC での TrapX の有効化 – SNMPv3 のサポート
CA Spectrum 10.3.2 では、v1、v2、v3 のトラップをフィルタして異なる製品に転送する、TrapX の新機能をサポートしています。Secure Domain Connector(SDC)が TrapX として動作し、v1、v2 および v3 トラップをフィルタします。その後、v2 を v1 へ、v3 を v1 へそれぞれ変換し、指定された宛先に、フィルタされたトラップをプッシュします。 TrapX の SDC サポートの有効化およびフィルタの設定の詳細については、「SDC TrapX サポート」のセクションを参照してください。
VNA 統合
Cisco Meraki のサポート
Virtual Network Assurance および Spectrum 10.3.2 では、Cisco Meraki デバイス(Cloud Controller および Access Points)のモデリング、およびワイヤレスネットワークの予防的監視および管理がサポートされています。モニタリング情報は VNA により提供されますが、Spectrum では、Meraki デバイスの監視および管理には VNA からのインベントリ データに依存します。アラーム、イベント、トポロジ、および障害相関関係の詳細については、「Cisco Meraki のサポート」ページを参照してください。
AWS モニタリングのサポート
CA Spectrum 10.3.2 では、AWS VPN トンネルの作成および直接接続による AWS ネットワーク モニタリングがサポートされています。CA Spectrum では、AWS モニタリング ネットワークでの VPN 接続の 2 つのトンネルを監視します。1 つは Virtual Private Gateway 間、もう一つは Customer Gateway 上のトンネルです。階層、トポロジ、アラームの詳細、および障害相関関係の詳細については、「AWS ネットワーク モニタリングのサポート」セクションを参照してください。
品質の強化
LDAP 認証 - プライマリ LDAP クエリ認証の拡張機能
CA Spectrum 10.3.2 では、コミュニティで支持されたアイデアが追加され、ユーザ エクスペリエンスが改善されました。CA Spectrum のログイン認証が、LDAP 統合が有効である許可されたユーザのプライマリ認証になりました。Spectrum への初回ログイン認証に失敗した場合、二次認証として LDAP 認証に切り替わります。Spectrum スーパーユーザは、LDAP アカウントまたは LDAP サーバの可用性に関わらず、デフォルトで CA Spectrum パスワードを使用したログインが許可されています。
OneClick Web アプリ(ベータ版)の改善点
CA Spectrum 10.3.2 では、OneClick Web アプリ ポートが 9443(利用可能な場合)または他の利用可能なポートに更新されるようになりました。 このような改善の詳細は、「OneClick Web アプリ(ベータ版)」ページを参照してください。
標準のレポート
このリリースでユーザが利用可能な「標準のレポート」は SLA 名ごとの SLA 詳細です。このレポートについての詳細および説明は、「すぐに使用できるレポートとドメイン」ページを参照してください。
NCM 自己認定 - NCM 設定でキーワードを検索する機能
CA Spectrum 10.3.2 では、NCM デバイスの新しい検索フィルタ「Configuration Search」が利用可能になりました。これは、グローバル検索および/またはデバイス ファミリからの、すべてのデバイス設定にわたるサブ文字列の値の解析に基づいています。この拡張機能では、設定、ルーティング、インターフェースの説明のほか、ログ設定、AAA、SNMP、ACLなどの他のグローバル パラメータに対する通常の検索操作の課題に対応しています。検索カテゴリおよびオプションの詳細については、「NCM 拡張機能 - 設定の検索」ページを参照してください。
シャーシ デバイス フィルタリングのサポート
Spectrum 10.3.2 以降では、[All Switches(すべてのスイッチ)]、[Swtiches by Stack IP(スタック IP によるスイッチ)]、[Switches by Stack Name(スタック名によるスイッチ)]の新しい検索フィルタが[スタック]フォルダの下に導入されました。この拡張機能により、ユーザは、[Stack IP(スタック IP)]および[Stack Name(スタック名)]フィルタの下の各 IP および名前に基づいてデバイスを検索できるようになりました。さらにユーザは、[All Switches(すべてのスイッチ)]フィルタの下の名前、IP モデル、およびシリアル番号に基づいてデバイスを検索できます。[All Switches(すべてのスイッチ)]フィルタの詳細については、「シャーシ デバイスのサポート」のセクションを参照してください。
NCM ポリシーの改善点
NCM マネージャ ポリシーの既存の「修復ダイアログ ボックスを開く」が改善されました。詳細については、「Network Configuration Manager のポリシー」ページの「ポリシー テーブルからの非準拠デバイス修復」セクションを参照してください。
Spectrum での NG-TAS のサポート
CA Spectrum 10.3.2 以降では、トポロジ データは NG-TAS にプッシュされます。[トポロジ ストア設定]の[ユーザ名]および[パスワード]フィールドは、ベアラ トークンを生成する[ベアラ]フィールドに変更されました。設定の詳細については、「OneClick 管理」ページの「トポロジ ストアの設定」セクションを参照してください。
SDN_ID を使用した Spectrum から PC へのトンネルおよびパスの同期
CA Spectrum 10.3.2 リリースでは、Spectrum と Performance Management との間で NetOps で適合されたトンネルおよび SLA パスなどの、SD-WAN 監視対象アイテムが導入されています。この機能では、ユーザによるパフォーマンス アラームからコンテキスト ページへのドリル ダウン、および Spectrum およびアラーム コンソールでの SDN_Tunnel または SLA_Paths に関連付けられたしきい値イベントの実行を許可します。詳細については、「CA Performance Management と CA Spectrum」ページを参照してください。
プラットフォームの更新
サードパーティ ソフトウェアの更新
- MySQL Workbench 8.0.15
- Apache Tomcat 9.0.14
- Struts 2.5.20
- WebSwing 2.5.10
- CAPKI 5.2.5
- Apache httpd 2.4.35
- JRE 8.192
- Cygwin 2.11.2
- RHEL 7 Container - 7.4
- MYSQL バックアップ - 4.1.2
- JSON - 00002090_12
注
: このリリースで発生した TPSR の PDF のコピー入手するには、「サードパーティ ソフトウェア ライセンスに関する通知」ページを参照してください。注:
CA Spectrum 10.3.2 およびこのリリース以降のバージョンでは、WebClient 機能はサポートされません。ご質問は、サポートにお問い合わせください。デバイス認定の更新
ここを選択して、CA Spectrum 10.3.2 で認定されたデバイスの全リストを参照してください。