JRE のインストール
内容
casp1032jp
内容
JRE (Java Runtime Environment)のインストール
OneClick コンソールおよび OneClick アドオン アプリケーションには、JRE (Java Runtime Environment)が必要です。JRE には、OneClick など JNLP (Java Network Launching Protocol)アプリケーションの実行に必要な Java Web Start クライアントが含まれています。
CA Spectrum 10.3 については、OneClick ホーム Web ページから、JRE (Java Runtime Environment) 1.8.0_172 をインストールできます。この 2 つのコンポーネントをインストールするには、OneClick ホーム ページの[
JRE のインストール
]オプションを選択して、その後の手順に従います。JRE をインストールしたら、OneClick を起動できます。
CA Spectrum 10.0 以降の Java の更新については、以下の点に注意してください。
- デフォルトでは、JRE は自動的に Java の更新を確認し、更新がダウンロードが可能な場合、ユーザに通知します。この方法で Java をダウンロードおよび更新する前に、OneClick Web サーバおよび接続されているすべての OneClick クライアントをシャットダウンします。Java の自動更新は Java コントロール パネルで無効にできます。
- 同様に、JCEUnlimited Strength Files を 64 ビット クライアントで使用しないでください。JCEUnlimited Strength Files で開くには、10.00.00.PTF_10.0.001 をクライアントにインストールする必要があるからです。CA サポートに問い合わせて、このファイルを取得してください。64 ビット Java クライアントを使用しているときに 10.x でパフォーマンスの問題が見られた場合、CA は調査を開始する前に 64 ビット上で同じ問題を再現することを要求する権利を有します。
- 任意の OneClick クライアント コンピュータで実行されている Java のバージョンをアップグレードする場合、「JNLP 設定」ページで入力した Java のバージョンを更新します。
- 64 ビット Spectrum 10.0 で増強された処理能力を活用するには、64 ビット クライアントが必要です。ただし、64 ビットの追加スケールが必要でない場合は、必要に応じて 32 ビット Java クライアントが適切に動作します。
- ルールとして、Windows システム上の 32 ビット クライアントの最大ヒープ サイズの範囲は 1.4 から 1.6 G のメモリです。これを超過した場合、64 ビット クライアントを使用するまで、クライアントは起動しなくなります。
注:
JNLP 設定の詳細については、「管理」を参照してください。Windows への JRE および Java Web Start のインストール
Windows システムで OneClick コンソールを実行するには、JRE および Java Web Start をインストールします。
処理を続行する前に、以下の前提条件を確認します。
- OneClick Web サーバ システムの正しい URL がわかっている。
- Web ブラウザで HTTP を使用して OneClick Web サーバ システムにアクセスできる。
- 自分のアカウントで OneClick Web サーバにログインできる。
重要:
JRE の 64 ビット バージョンはアンインストールしてください。この手順を実行し、次に、JRE の 64 ビット バージョンを再インストールします。以下の手順に従います。
- Windows システムにログインします。
- 管理者が提供した URL を使用して、ブラウザで OneClick ホーム ページを開きます。URL の形式は以下のとおりです。http://<hostname>:<portnumber>/注:<hostname> は OneClick Web サーバの名前です。<portnumber>は、OneClick Web サーバがデフォルトのポート 80 を使用しない場合のみ使用します。OneClick Web サーバにアクセスできない場合は、管理者に連絡してください。
- 要求に応じて、OneClick のログイン認証情報を入力します。OneClick ホーム ページが表示されます。
- [JRE のインストール]を選択します。[Java Runtime Environment のインストール]ページが表示されます。
- Java Runtime Environment を選択します。[ファイルのダウンロード]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [ファイルのダウンロード]ダイアログ ボックスで[実行]または[開く]([保存]ではなく)を選択します。ダウンロードが開始されます。ファイルのダウンロードが完了すると、Internet Explorer の[セキュリティ警告]ダイアログ ボックスが表示されます。
- Internet Explorer の[セキュリティ警告]ダイアログ ボックスで[実行]を選択します。JRE インストール プログラムが実行されます。
- [Select Typical setup]を選択し、[Accept]をクリックしてライセンス契約に同意します。注:JRE をダウンロードしてインストールするには、使用許諾契約を承認します。JRE なしで OneClick コンソールを実行することはできません。
- インストールが完了したら、[完了]を選択します。
.jnlp ファイルと Java Web Start の関連付け
OneClick を起動するファイルが JNLP ファイルです。.jnlp ファイル拡張子が javaws.exe アプリケーションにマッピングされていることを確認します。
以下の手順に従います。
- Windows エクスプローラを開きます。
- [ツール] - [フォルダ オプション]を選択します。[フォルダ オプション]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [ファイルの種類]タブを選択します。登録済みのファイル タイプのリストが表示されます。
- スクロール ダウンして JNLP を選択します。ダイアログ ボックスの下部に[拡張子 'JNLP' の詳細]ボックスが表示されます。
- [拡張子 'JNLP' の詳細]ボックスに以下の情報が表示されていることを確認します。
- Windows 2000/2003 の場合:ファイルを javaws で開きます。
- Windows XP の場合:ファイルを Java Web Start Launcher で開きます。
- [拡張子 'JNLP' の詳細]ボックスで[変更]ボタンを選択します。[プログラムで開く]ダイアログ ボックスが表示されます。
- スクロール ダウンして、「javaws」または「JavaTM Web Start Launcher」を選択し、[OK]を選択します。
- [フォルダ オプション]で[OK]を選択します。
- Windows エクスプローラを終了します。.jnlp ファイル拡張子が、Java Web Start アプリケーションにマップされ、OneClick コンソールを起動できます。
Linux への JRE および Java Web Start のインストール
Linux システムで OneClick コンソールを実行するには、JRE および Java Web Start をインストールします。Linux プラットフォームでは、Oracle は自己解凍インストーラを提供しなくなりました。代わりに、JRE バイナリは含まれますが、環境変数は設定しない tarball を提供します。Linux で OneClick クライアントを実行するには、OneClick Web ページから JRE をダウンロードし、Mozilla Firefox Web ブラウザを使用して、.jnlp ファイル タイプを Java Web Start アプリケーション(javaws)に関連付けることができます。
処理を続行する前に、以下の前提条件を確認します。
- OneClick Web サーバ システムの正しい URL がわかっている。
- Web ブラウザで HTTP を使用して OneClick Web サーバ システムにアクセスできる。
- 自分のアカウントで OneClick Web サーバにログインできる。
重要:
JRE の 64 ビット バージョンはアンインストールしてください。この手順を実行し、次に、JRE の 64 ビット バージョンを再インストールします。以下の手順に従います。
- Linux システムにログインします。
- 管理者が提供した URL を使用して、Web ブラウザで OneClick ホーム ページを開きます。URL の形式は以下のとおりです。http://<hostname>:<portnumber>/注:<hostname> は OneClick Web サーバの名前です。OneClick Web サーバがデフォルト ポート 8080 を使用しない場合のみ、:<portnumber> を使用します。OneClick Web サーバにアクセスできない場合は、管理者に連絡してください。
- 要求に応じて、OneClick のログイン認証情報を入力します。OneClick ホーム ページが表示されます。
- OneClick 管理ページから JRE (tar.gz)をダウンロードし、tar.gz ファイルを保存します。
- 端末セッション(bash シェルまたは kshell)を開き、以下のコマンドを実行してバイナリを抽出します。tar -zxvf file_name
- 抽出の後、以下のコマンドを実行して環境変数を設定します。export JAVA_HOME=Path_of_Extracted_Folder export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin「Path_of_Extracted_Folders」は、抽出後のバイナリの場所に対応します。
- OneClick コンソールを起動するには、.jnlp ファイル タイプを Java Web Start アプリケーションに関連付けます。
- Firefox で[コンソールの開始]を選択します。
- [プログラムで開く]を選択し、JRE ディレクトリ(<JRE>/bin/javaws)で javaws を選択します。
- [OK]ボタンをクリックします。
クライアント マシンに 32 ビットと 64 ビットの両方の java がインストールされている場合の 32 ビットまたは 64 ビット java コンソールの起動
64 ビットまたは 32 ビットの OC クライアントを強制する場合は、<resources> タグを、x64 の場合は「amd64」および x32 の場合は「x86」のアーキテクチャを指定する値に置き換えます。以下の例を参照してください。
oneclick.jnlp を oneclick32.jnlp または oneclick64.jnlp にコピーし、プラットフォームおよびメモリをカスタマイズできます。これにより新しい起動ポイントが OC 管理ページに自動的に追加されます。
注
: arch 指定子を正常に動作させるためには、JRE バージョンを正確に一致させるか、またはサポートされている JRE バージョン設定で[新しいバージョンを許可]チェックボックスがオンになっていることを確認する必要があります。oneclick.jnlp ファイルで、以下の値を変更します。
- 32 ビットの場合 - oneclick32.jnlp:
x32 の場合 <resources arch="x86">
<j2se version="1.8.0_112" href="http://java.sun.com/products/autodl/j2se"
initial-heap-size="96m" max-heap-size="
512m
"/>- 64 ビットの場合 - oneclick64.jnlp:
x64 の場合 <resources arch="amd64">
<j2se version="1.8.0_112" href="http://java.sun.com/products/autodl/j2se"
Initial-heap-size="96m" max-heap-size="
1024m
"/>以下の手順に従います。
- $SPECROOT/tomcat/webapps/spectrum/oneclick.jnlpに移動します。
- oneclick.jnlp を同じ場所の oneclick32.jnlp または oneclick64.jnlp にコピーします。
- CA Spectrum OneClick Web サーバ ホーム ページに移動し、OneClick コンソールを起動します。
- 以下のいずれかの操作を実行します。
- [x32]を選択して、32 ビット OneClick クライアントを起動します。
- [x64]を選択して、64 ビット OneClick クライアントを起動します。