CA Spectrum をインストールするためのシステム要件
内容
casp1032jp
内容
重要:
CA Spectrum r10.3 は、64 ビット オペレーティング システムのみをサポートし、32 ビット オペレーティング システムをサポートしません。システム設定
このセクション内の設定情報は、最大効率で
CA Spectrum
を実行するためにガイドラインを提供します。最適なシステム パフォーマンスを達成できるのは、すべてのリソースが非常に堅牢で、1 つのリソースによって他のリソースが制限されない場合だけです。システム リソースにはメモリ、プロセッサ速度およびディスク容量が含まれます。注:
ネットワークに最適な設定を決める際に詳しいアドバイスが必要な場合、サポートまたは営業担当者にお問合わせください。以下に示す複雑さおよび変数のために、すべてのユーザ用にすべての設定とシステム要件を定義することはできません。
- ポーリング周期
- デバイス タイプ
- ネットワーク内のデバイスの数
重要:
単一 CPU 上に OneClick をインストールすると、SpectroSERVER
ホスト システムでは、SpectroSERVER
と OneClick の両方のパフォーマンスが低下する可能性があります。両方のパフォーマンスを最大化するには、OneClick を別の専用コンピュータにインストールすることをお勧めします。SpectroSERVER
コンポーネントをアップグレードする場合、OneClick のアップグレードも必要になる場合があります。システム サポートとセットアップに関する注意事項
仮想化環境
CA Spectrum
では、Windows および Linux 用の以下の仮想化環境がサポートされています。注:
CA VMware のガイドラインについては、「仮想化」を参照してください。同種ローカライゼーションのルール
同種ローカライゼーションのルール
とは、分散 CA Spectrum
インストールのすべてのコンポーネントを、同じオペレーティング システム ロケールを使用するサーバで実行する必要があることです。CA Spectrum
を、異なる言語で実行可能な分散サービスのセットではなく、1 言語で実行される 1 つのアプリケーションと考えてください。同種ローカライゼーションのルール
に従うことによって、異なる通信パスを経由するデータのアクセスおよび変更がすべて 1 つの一貫した言語を使用するようになります。そうでないと、無数の言語が CA Spectrum
データベースに格納されることになります。複数の言語が存在すると、表示、フォント、検索、並べ替えなど、データに関する問題が発生します。CA Spectrum
をインストールする前に、CA Spectrum
プロセスを実行するサーバでロケールを設定することをお勧めします。たとえば、ロケーション サーバ、Processd、SpectroSERVER
、OneClick サーバ、クライアント、および Secure Domain Manager などがあります。ディスクのストライピングと RAID
ディスク ストライピングまたは RAID (Redundant Array of Independent Disks)テクノロジを使用した、ウルトラワイド 10,000 RPM SCSI ディスク ドライブを複数持つシステムで
CA Spectrum
を実行すると、最大限のパフォーマンスを得ることができます。ディスクのストライピングとは、データを複数のディスク ドライブに分散する技術です。RAID とは、フォールト トレランスおよびパフォーマンス向上を実現するために 2 つ以上のドライブを組み合わせて使用するディスク ドライブ システムです。
Symantec PCAnywhere
Symantec pcAnywhere™ は、Java のロックを引き起こし、Java アプリケーションが起動できなくなることがあります。Java アプリケーションには OneClick コンソール、
CA Spectrum
コントロール パネル、Model Type Editor、およびパフォーマンス ビューが含まれています。プロセスは起動されますが、GUI は表示されません。PCAnywhere を停止すると、Java ベースのアプリケーションが起動され、GUI が正しく表示されます。この問題を解決するには、http://support.microsoft.com で提供されている DirectX のバージョン 9.0B をインストールするか、そのバージョンにアップグレードします。
別の対策として、インストール前に PCAnywhere のホスト サービスを停止する方法があります。
CA Spectrum
および OneClick をインストールした後、再度 PCAnywhere Host Service を有効にできます。アンチウイルス ソフトウェアおよびデータ バックアップ
CA Spectrum
にはアンチウイルス ソフトウェアが搭載されていません。お好みのアンチウイルス ソフトウェアをインストールしてネットワーク環境を保護することを推奨します。重要:
データベース破損を回避するには、アンチウイルス ソフトウェアのローカル インスタンスまたはリモート インスタンスによるスキャンから、CA Spectrum
インストール領域および CA Spectrum
ファイルを除外します。CA Spectrum
インストール領域には、OneClick および Report Manager のインストール領域が含まれます。データ バックアップ プログラムによるスキャンから、OneClick および Report Manager のインストール領域を含め、
CA Spectrum
インストール領域をすべて除外します。スワップ領域の推奨事項
Windows
インストールされている RAM の量 | 推奨されるスワップ領域 |
16 GB |
Red Hat Enterprise Linux 6、Red Hat Enterprise Linux 7
重要:
CA Spectrum 10.2.2 以降では、RHEL 5.x はサポートされません。RHEL 6.x または 7.x にアップグレードすることをお勧めします。インストールされている RAM の量 | 推奨されるスワップ領域 | ハイバネーションを許可する場合の推奨されるスワップ領域 |
2-8 GB | RAM と同じ量 | RAM の 2 倍の量 |
8-64 GB | 4 GB 以上 | RAM の 1.5 倍の量 |
^ ディスク ドライブ: 最適なパフォーマンスを得るには、10,000 RPM 以上のマルチディスク RAID 構成のシステムで
CA Spectrum
を実行してください。