パフォーマンスしきい値の使用

内容
casp1032jp
内容
パフォーマンス ビューのパフォーマンス監視機能に加えて、
CA Spectrum
OneClick はまた、いくつかのシステム パフォーマンス統計を提供します。OneClick で
SpectroSERVER
 プロセスを監視することもできます。定義されたしきい値を超える場合、イベントがログ記録され、アラームがトリガされます。
CA Spectrum
 パフォーマンスしきい値を使用して、以下のパフォーマンス メトリックが監視されます。
SNMP トラップ
過度の SNMP トラップ レートが
SpectroSERVER
 プロセスに影響する場合、パフォーマンスが低下する可能性があります。しきい値レートを超える場合、イベントとアラームは SSPerformance と VNM のモデル上で生成されます。
デフォルトのトラップ レートしきい値は、毎秒 100 トラップです。これを変更するには、次の場所にある EventDisp ファイル内の値を変更します。
$SPECROOT/SS/CsVendor/Cabletron/EventDisp
次の行は、SNMP トラップ レート値(現在の設定値は 100.0 (1 秒あたりのトラップ数))を制御します。
"{v 0x11eca} >= {R 100.0 }", "0x00010f92 -:-", \
注:
アラームをトリガするには、レートしきい値を少なくとも 300 秒間超える必要があります。この値は変更できません。
トラップ レートは、SSPerformance モデル上の属性 vnm_snmp_traps_ps (AttrID = 0x11eca)によって監視されます。
Memory Usage
SpectroSERVER
 プロセスに増加したメモリ サイズがある場合、メモリ不足が原因で
SpectroSERVER
は終了する可能性があります。物理または仮想メモリのいずれかに指定されたしきい値レートが指定された期間で超過した場合、イベントおよびアラームが SSPerformance および VNM モデルで生成されます。
個別のしきい値が物理メモリと仮想メモリに使用されます。デフォルトのメモリ サイズの各しきい値は、2.5 GB です。いずれかのしきい値を変更するには、以下の場所にある EventDisp ファイル内の値を変更します。
$SPECROOT/SS/CsVendor/Cabletron/EventDisp
次の行は、現在 2.5 GB に設定されているメモリ サイズを制御します。
"{v 0x11e8b} >= {R 2500000000.0}", "0x00010f95 -:-", \ <- physical memory "{v 0x12e62} >= {R 2500000000.0}", "0x00010f98 -:-" <- virtual memory
注:
アラームをトリガするには、レートしきい値を少なくとも 300 秒間超える必要があります。この値は変更できません。