CA Service Desk サーバへの統合コンポーネントのダウンロードおよびインストール

内容
casp1032jp
内容
互いに通信できるように CA Service Desk Manager と 
CA Spectrum
 を設定する前に、CA Service Desk Manager サーバに統合コンポーネントをダウンロードし、インストールします。使用しているオペレーティング システムに応じて、以下のいずれかの方法に従います。
CA Service Desk と OneClick Web サーバで異なるオペレーティング システムを使用
CA Service Desk Manager サーバが OneClick Web サーバと異なるオペレーティング システムを使用している場合、以下の手順に従います。
  1. http://supportconnect.ca.com/ を参照して、お使いの CA Service Desk Manager サーバに適している CA Service Desk Manager 統合コンポーネントのバージョンを特定します。
  2. オペレーティング システムに対応する統合コンポーネントの適切なバージョンを CA Service Desk Manager サーバ上の以下のディレクトリにダウンロードして保存します。
    Service_Desk_Installation_directory/bin
  3. CA Service Desk Manager サーバに統合コンポーネントを保存したら、手順 5 から始まる、同じオペレーティング システムを使用して統合コンポーネントをインストールし設定するための手順に従います。
CA Service Desk と OneClick Web サーバで同じオペレーティング システムを使用
CA Spectrum
 OneClick Web サーバから
CA Spectrum
および CA Service Desk Manager 統合コンポーネントをダウンロードし、CA Service Desk Manager サーバにインストールします。
以下の手順に従います。
  1. CA Service Desk Manager サーバから、OneClick 管理ページに移動します。
    http://OneClick Web server/spectrum/admin/index.jsp
  2. [管理]ページの左側のパネルにある[Service Desk 設定]リンクをクリックします。
    以下に示すように、[Service Desk 設定]管理ページが右側の限パネルに表示されます。
SPEC--Integration Components--SCR
  1. [統合コンポーネント]リンクをクリックして、oc_components.exe ファイルをダウンロードします。この自己解凍アーカイブ ファイルには、CA Service Desk Manager サーバを設定するための実行可能プログラムが含まれます。
  2. CA Service Desk Manager サーバ上のディレクトリに oc_components.exe ファイルを保存します。
    Service_Desk_Installation_directory/bin
  3. CA Service Desk Manager サーバ ホスト コンピュータにログインし、
    Service_Desk_Installation_directory/bin
    ディレクトリに移動します。
  4. ダウンロードした oc_components.exe ファイルの場所を特定します。
  5. Linux:
    以下のコマンドを実行して、oc_components.exe ファイルを実行できるようにします。
    chmod 755 oc_components.exe
    Windows:
    ダウンロードしたファイルを実行可能ファイルにするには、ファイルの権限を編集しないでください。
  6. oc_components.exe ファイルを実行します。
    OneClickIntegrationSetup (.exe)ファイルが <
    Service_Desk_Installation_directory
    >/bin ディレクトリに抽出されます。
  7. Service_Desk_Installation_directory
    /bin/OneClickIntegrationSetup(.exe) 設定プログラムを実行します。各プロンプトでは、要求された情報を入力し、Enter キーを押して続行します。以下の表に、各プロンプトと必要される情報について説明します。
OneClick 統合セットアップ プロンプト
Description
OneClick Server name?>
OneClick Web サーバのホスト名を入力します。
OneClick Server port?>
OneClick Web サーバのポートを入力します。
OneClick Homepage path [default="spectrum"]?>
OneClick ホーム ページ URL で使用されているのがデフォルト値の http://<
oc> Web server
/spectrum である場合は、Enter キーを押してそれを受け入れます。
それ以外の値が使用されている場合は、このプロンプトで OneClick ホーム ページ URL の正しいホーム ページ パス部分を入力します。
このホーム ページ パスの値は、例 http://<
OneClick Web server
>/
path
内の <path> の部分に相当します。OneClick のデフォルト値は「spectrum」です。
Username?>
OneClick 管理者のユーザ名を入力します。この名前は、OneClick Web サーバをインストールした
CA Spectrum
 「スーパー ユーザ」です。
Password?>
OneClick 管理者のパスワードを入力します。
Confirm password?>
OneClick 管理者のパスワードを再度入力し Enter キーを押します。
Enable logging? [yes|no]>
yes
」を入力してログ記録を有効化するか、「
no
」を入力してログ記録を無効化して、Enter キーを押します。統合に関する問題のトラブルシュートを行う場合に限り、ログ記録を有効にすることをお勧めします。統合をアクティブにすると、大きなログ ファイルが作成される可能性があります。
ログ記録を有効にすると、統合によって
Service_Desk_Installation_directory
/bin ディレクトリに oc-notification.log という名前のファイルが作成されます。
この場合は、ログ記録によってこのログ ファイルに Service Desk 通知に関する情報が書き込まれます。
CA Spectrum
 通知が発生するたびに情報がログ記録されます。この情報にはアクティビティのタイプと、アクティビティが成功したかどうかが含まれます。失敗の通知の場合、このログ ファイルには、ポートが無効である、または OneClick Web サーバが使用不可能であるなど、考えられる原因が含まれる場合があります。
Enable SSL? [yes|no]>
yes
」を入力して SSL を有効化するか、「
no
」を入力して SSL を無効化して、Enter キーを押します。
注: 
CA Spectrum
 Tomcat で SSL を有効にするには、OneClick をインストールし、「
OneClick 管理」参照してください。
CA Service Desk Tomcat で SSL を有効にするには、
CA
Service Desk のマニュアルの「
管理
」を参照してください。
Path to the JRE root installation directory?>
JRE ルート インストール ディレクトリ パスを入力し Enter キーを押します。「bin/java –version」を追加して、正常なコマンドとなるように、JRE ルート インストール ディレクトリを指定します。
注:
Java 2 Runtime Environment (JRE)バージョン 1.5.0 以降が必要です。
Close keyword [default="Closed"]?>
Close にデフォルト キーワード("Closed")を使用しないカスタマイズされた CA Service Desk 通知メッセージを作成した場合は、このプロンプトで該当するカスタム キーワードを指定します。
デフォルト値を使用するには、このプロンプトで、キーワードを指定せずに、Enter キーを押します。
Close アクションにカスタム通知メッセージを使用する場合は、プロンプトで、関連するキーワードを入力します。複数のキーワードを指定できます。その場合、複数のキーワードは順次検索されます。キーワードは大文字と小文字が区別されます。
キーワードの入力を完了したら、空白行はそのままにして Enter キーを押します。
注:
 詳細については、「リファレンス」ページの「CA Service Desk 通知へのカスタム キーワードの使用」セクションを参照してください。
Transfer keyword [default="Transfer"]?>
Transfer にデフォルト キーワード("Transfer")を使用しないカスタマイズされた CA Service Desk 通知メッセージを作成した場合は、このプロンプトで該当するカスタム キーワードを指定します。
デフォルト値を使用するには、このプロンプトで、キーワードを指定せずに、Enter キーを押します。
Transfer アクションにカスタム通知メッセージを使用する場合は、プロンプトで、関連するキーワードを入力します。複数のキーワードを指定できます。その場合、複数のキーワードは順次検索されます。キーワードは大文字と小文字が区別されます。
キーワードの入力を完了したら、空白行はそのままにして Enter キーを押します。
OneClick 統合セットアップ プログラムによって、
Service_Desk_Installation_directory
/bin ディレクトリに、NotifyOneClick (拡張子はオペレーティング システムによって異なり、.bat または .sh)という名前のファイルが作成されます。
注:
この情報を後で再設定するには、OneClickIntegrationSetup プログラムを再度実行するか、または
Service_Desk_Installation_directory
/bin/oc-integration.cfg 設定ファイルの値を手動で編集します。このファイルに加えられた変更はいずれもすぐに有効になります。追加の再起動は必要ありません。
注:
OneClick 統合セットアップ中に SSL を有効化している場合、これらの手順に従い、CA SDM (Service Desk Manager)で One Click キーストアを設定します。
  1. OC キーストア ファイル:
    <SPECROOT>/custom/keystore/cacerts
    を CA SDM (Service Desk Manager)マシンにコピーします。例:
    c:/spectrum_keystore/cacerts
     
  2. 以下のように、NotifyOneClick (拡張子はオペレーティング システムによって異なり、.bat または .sh)を更新します。
    <JRE_ROOT_PATH> \bin\java.exe -DFILE_NAME="%FILE_NAME%" -jar OCNotify.jar
    以下に例を示します。
    C:\Program Files\Java\jre1.8.0_172\bin\java.exe" -Djavax.net.ssl.trustStore=c:/spectrum_keystore/cacerts -DFILE_NAME="%FILE_NAME%" -jar OCNotify.jar
    OC で SSL が有効な場合のカスタマイズ設定は、以下の例のようになります。
    C:\Program Files\Java\jre1.8.0_172\bin\java.exe -DFILE_NAME="%FILE_NAME%" -jar OCNotify.jar2nd box