CA Service Desk Manager の AlarmNotifier 統合コンポーネントの設定

内容
casp1032jp
内容
CA Spectrum
および CA Service Desk Manager 統合には、SANM 機能を設定するのに必要な
Alarm Notification Manager
サポート ファイルが含まれます。これらのファイルは、<
$SPECROOT
>/Notifier/ ディレクトリと <
$SPECROOT
>/Notifier/sd_notifier/ ディレクトリに保存されています。
以下の手順に従います。
  1. <
    $SPECROOT
    >/Notifier/AlarmNotifier.exe ファイルを <
    $SPECROOT
    >/Notifier/sd_notifier/ ディレクトリにコピーし、ファイルの名前を <
    $SPECROOT
    >/Notifier/sd_notifier/SDNotifier.exe に変更します。
    注:
    この手順で参照される実行可能ファイル(たとえば、SDNotifier)は、Linux システムにおける拡張子を持っていません。
  2. <
    $SPECROOT
    >/Notifier/.alarmrc ファイルを <
    $SPECROOT
    >/Notifier/sd_notifier/ディレクトリに .alarmrc としてコピーします。
  3. <
    $SPECROOT
    >/Notifier/sd_notifier/.alarmrc ファイル内で Set スクリプト、Clear スクリプト、および Update スクリプトのエントリを変更して、<
    $SPECROOT
    >/Notifier/sd_notifier にある CA Service Desk 固有のスクリプトを指すようにします。実際のスクリプトに付けられている名前は ServiceDeskSetScript、ServiceDeskClearScript、および ServiceDeskUpdateScript です。
    注:
    注意を払いながら、これらのスクリプトへの相対的なパス名を探します。パス名が正しいディレクトリを指していることを確認します。
  4. <
    $SPECROOT
    >/Notifier/sd_notifier/.alarmrc ファイルで、アプリケーション名エントリを「SDNotifier」に変更します。
  5. <
    $SPECROOT
    >/Notifier/sd_notifier/ServiceDeskIntegrationSetup.exe を実行します。
  6. SDNotifier.exe を実行します。
  7. SANM ポリシー マネージャを起動します。
  8. 優先フィルタを使用するポリシーを作成します。詳細については、「」を参照してください。
  9. 「SDNotifier」という名前のアプリケーションを作成し、アプリケーションにポリシーを適用します。
CA Service Desk チケットを作成するための SANM の設定
CA Spectrum
および CA Service Desk Manager 統合で SANM 機能をサポートするには、追加の手順が必要です。CA Service Desk Manager でチケットを作成するために SANM を設定します。OneClick でアラーム ポリシーおよびフィルタの追加および変更を行うことができます。
以下の手順に従います。
  1. AlarmNotifier のインスタンスを開始し、ServiceDeskSetScript が使用されていることを確認します。
  2. AlarmNotifier インスタンスにフィルタ ポリシーを適用します。
    注: アラームがフィルタに一致する場合は常に、Service Desk チケットが作成されます。
    フィルタ ポリシーの適用の詳細については、「」を参照してください。
SDNotifier 出力に CA Service Desk チケット要求番号を提供
SDNotifier 出力に CA Service Desk チケット要求番号を提供するように CA Service Desk Manager 統合を設定することができます。.alarmrc ファイルおよび ServiceDeskUpdateScript を編集して、追加の手順を含めます。
以下の手順に従います。
  1. sd_notifier ディレクトリに移動します。
  2. .alarmrc ファイルを編集して、以下の新しい行を追加します。
    EXTRA_ATTRS_AS_ENVVARS=0x12022 UPDATE_ATTRS=0x12022
  3. 以下の行に ServiceDeskUpdateScript に追加します。
    Windows の場合
    ServiceDesk_Request=$SANM_0X12022 echo "ServceDesk_Request: echo $SANM_0X12022 | cut -f3 -d'>'
    Linux の場合
    ServiceDesk_Request=$SANM_0x12022 echo "ServceDesk_Request: echo $SANM_0x12022 | cut -f3 -d'>'
例: SDNotifier 出力での CA Service Desk チケット要求番号
以下のチケット要求番号は、正常な出力のサンプルです。
Alarm Notification from SPECTRUM Alarm UPDATED: Date: 11/10/2006 Time: 11:24:16 DeviceType: 6G306-06 Mtype: 6G3xx ModelName: 1.2.4.5 AlarmID: 16600 ServiceDesk_Request: Request 283</a Severity: MINOR ProbableCauseID: 1030a RepairPerson: AlarmStatus: SpectroSERVER: ratchet.ca.com Landscape: 0x1e00000 ModelHandle: 0x1e0004d ModelTypeHandle: 0x3d20001 IPAddress: 1.2.4.5 SecurityString: AlarmState: NEW Acknowledged: FALSE UserClearable: TRUE Location: 6C107 AlarmAge: 0 NotificationData: ProbableCause: No Associated Text EventMessage: No Associated Event Message