SCOM コネクタのインストール
以下の手順では、SCOM コネクタ ソフトウェアをインストールする方法について説明します。
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以下の手順では、SCOM コネクタ ソフトウェアをインストールする方法について説明します。
注:
分散 SpectroSERVER
(DSS)環境では、コネクタは System Center Operations Manager サーバと同じサーバとホストのセットを管理している SpectroSERVER
に接続するように設定する必要があります。詳細については、「DSS 環境の SCOM コネクタ」を参照してください。以下の手順に従います。
- SCOM コネクタの展開先となるサーバに <$SPECROOT>/SCOMConnector ディレクトリをコピーします。重要:サーバ ホストに SCOM コネクタをインストールすると、このディレクトリに移動できません。安定した宛先ディレクトリを選択してください。たとえば、C:\Program Files\SCOMConnector を選択します。
- ホスト サーバで、ファイル「scomrc.example」の名前を「.scomrc」に変更します。
- テキスト エディタで .scomrc ファイルを開き、必要に応じてパラメータを変更します。注:.scomrc ファイルには利用可能な各パラメータの説明が記載されています。a. a. コネクタが管理システムの 1 つまたは両方からリモートである場合は、ssHost パラメータおよび scomHost パラメータを指定します。たとえば、SCOM コネクタが SCOM ホストにインストールされ、SpectroSERVER が別のホストにある場合、コネクタが CA Spectrum にアクセスできるようにするには ssHost パラメータに値を指定します。b. 双方向アラーム/アラート受信確認を有効化するには、scomAckResolutionState パラメータを指定します。このパラメータの値は、System Center Operations Manager の「確認済み」解決状態の数値識別子です。注:双方向アラーム/アラート受信確認を有効化するには、確認済み解決状態を作成します。詳細については、「確認解決状態の作成」を参照してください。c. CA Spectrum イベントのアラート URL が SCOM Web サーバを指すようにするには、scomWebHost パラメータを設定します。このパラメータには、SCOM サーバとは異なるサーバを指定できます。この値は、デフォルトでは scomHost に設定されます。scomWebHost も scomHost も設定されていない場合、この値はデフォルトで localhost に設定されます。d. (オプション) SCOM Web コンソールにアクセスするために使用する Web URL ポートを指定します。SCOM 2012 では、デフォルトはポート 80 であり、SCOM 2016 では、デフォルトはポート 1433 です。e. (オプション) SCOM 2012 では、該当する場合、SCOM Web コンソールの Web コンソール アプリケーション名を指定します。たとえば、「http://SERVER_NAME: Port/OperationsManager」を入力します。 デフォルトは OperationsManager です。
- サーバ ホストの SCOMConnector ディレクトリから、以下のコマンドを実行します。SpectrumSCOMConnector.exe --installこのコマンドは、SCOM コネクタに必須のレジストリ エントリを設定し、Windows サービスとして SCOM コネクタをインストールします。
- Windows コントロール パネルの[管理ツール]-[サービス]を選択します。[サービス]ダイアログ ボックスが表示されます。
- Spectrum SCOM コネクタ サービスをダブルクリックします。
- [ログイン]タブを選択し、[This account (このアカウント)]を選択します。
- Administrator など、コネクタ実行するためのユーザ アカウントを選択します。有効なCA Spectrumユーザを選択します。
- アカウントのパスワードを入力し、確認します。
- [OK]を選択し、変更を適用します。これで SCOM コネクタがインストールされました。