標準化された CPU 使用率の計算

使用率が標準装備で計算されないデバイスの標準化された CPU 使用率を計算できます。また、デフォルトで使用される属性とは別の属性を使用して使用率を再計算できます。モデルごと、またはモデル タイプごとに異なる属性を使用できます。モデル タイプごとに異なる属性を使用するには、Attribute Editor または Model Type Editor を使用してモデル タイプのデフォルト属性値を変更します。
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使用率が標準装備で計算されないデバイスの標準化された CPU 使用率を計算できます。また、デフォルトで使用される属性とは別の属性を使用して使用率を再計算できます。モデルごと、またはモデル タイプごとに異なる属性を使用できます。モデル タイプごとに異なる属性を使用するには、Attribute Editor または Model Type Editor を使用してモデル タイプのデフォルト属性値を変更します。
注:
Model Type Editor の詳細については、「」を参照してください。
デバイスの標準化された CPU 使用率が計算済みかどうかを判断するには、[しきい値とウォッチ](コンポーネント詳細画面の[情報]タブ内のしきい値サブビュー)の[ソース]列を表示します。
注: 
CA Spectrum
 では、無効な結果の調整は試行されません。たとえば、属性が 110 パーセントの使用率を返す場合、
CA Spectrum
は 110 パーセントの使用率をレポートします。値が算出されたら、属性でレポートされる値が正しい使用率を示しているかを常に確認します。負の値が返される場合、しきい値を超過していなくても、しきい値違反が示されることがあります。
以下の手順に従います。
  1. デバイスが指定の要件を満たしているかを確認します。
  2. CPU 使用率をレポートする属性を識別し、この属性 ID を NRM_DeviceCPUUtilAttr に設定します。
  3. 属性が存在する場合は、すべてのデバイス CPU の識別情報をレポートする属性を識別します。
  4. NRM_CPUUtilNameAttr に属性 ID を設定します。
  5. CPU 使用率をレポートする属性、および CPU の識別情報をレポートする属性の元を識別します。これらの属性の起源がアプリケーション モデルにある場合は、NRM_DeviceCPUModelTypeToReadAttr にアプリケーション モデルのモデル タイプ ハンドルを入力します。そうでない場合は、この属性を空にしておきます。
    DeviceCPUModelTypeToReadAttr が空の場合、
    CA Spectrum
    は指定された属性をデバイス モデルから読み取ることを試みます。DeviceCPUModelTypeToReadAttr に値が入力されている場合、
    CA Spectrum
    はそのモデル タイプ ハンドルに関連付けられたアプリケーション モデルを検索することを試みます。指定したモデル タイプ ハンドルに関連付けられたアプリケーション モデルが見つからない場合、またはそのモデルに属性が存在しない場合、属性リダイレクトは使用率を計算するための有効なソースとして見なされません。
  6. デバイス モデルを再設定します。
    属性リダイレクトが失敗した場合、
    CA Spectrum
    は他の使用可能なソースのテストを試行します。有効に機能するソースが識別されなかった場合は、[しきい値とウォッチ](しきい値サブビュー)のソース列に「なし」が表示されます。標準化された CPU および標準化されたメモリ パフォーマンス グラフは「使用不可」をレポートし、デバイスの読み取りは、これ以上行われません。有効に機能するソースが識別された場合、ソース列には正常なソースが表示されます。