VPN の状態の計算

VPN の全体的な状態は、VPN サービスのプロバイダにとって非常に重要です。VPN サイトは、メンバシップを持つすべての VPN の稼働状況に影響を与えます。MPLS VPN Manager は、VPN の状態を計算するために以下の 2 つのメカニズムを提供します。
casp1032jp
VPN の全体的な状態は、VPN サービスのプロバイダにとって非常に重要です。VPN サイトは、メンバシップを持つすべての VPN の稼働状況に影響を与えます。MPLS VPN Manager は、VPN の状態を計算するために以下の 2 つのメカニズムを提供します。
  • VRF Ping による接続状態の判別
  • 各 VPN サイト モデル上で設定され、VPN モデルにロールアップされるアラームしきい値によって決定される条件値
いずれかのメカニズムを選択できます。ただし、
CA Spectrum
は両方のメカニズムを同時に使用できません。有効になっている場合、VRF Ping が VPN サイト状態のロールアップ方法よりも優先されます。状態のロールアップ方法を使用するには、VRF Ping が無効になっていることを確認します。
VPN サイトでの 1 つの障害により、複数のアラーム(VPN サイトがメンバシップを持っている VPN ごとに 1 つのアラーム)が生成される場合があります。
CA Spectrum
は、これらのアラームの関連付け(つまり抑制)を行いません。影響を受ける領域は以下のとおりです。
  • VPN 状態の計算
  • VRF テスト結果
  • 集約 VPN パフォーマンス(各 VPN に追加される帯域幅使用率)