特定日に設定されたすべての計画外の停止の除外

内容
casp1032jp
内容
exemptOutagesForDay コマンド ライン ユーティリティを使用して、祝日やシャットダウン予定日など、休日または SLA 対象外の日に発生したすべての計画外の停止情報を可用性レポートから除外できます。このユーティリティには、デバイス/インターフェースの停止に起因するサービスの停止を除外できるパラメータも含まれます。計画された停止は除外できません。
注:
連日ではなく、1 日の間に発生したデバイス/インターフェースの停止のみを除外することが可能です。数日間の停止を除外する場合は、ユーティリティを毎日実行する必要があります。
このユーティリティは、/spectrum/bin ディレクトリにあります。
構文:
exemptOutagesForDay <mysql username> <mysql password> <exempt service outages> [-undo <YYYY-MM-DD>] YYYY-MM-DD day
例:
以下の例では、2006 年 1 月 1 日から開始するデバイス/インターフェースの停止、およびデバイス/インターフェースの停止に起因するすべてのサービス停止情報を除外します。
exemptOutagesForDay root root yes 2006-01-01 New Year's Day
以下の例では、2006 年 1 月 1 日から開始するデバイス/インターフェースの停止情報を除外しますが、デバイス/インターフェースの停止に起因するサービス停止情報は除外しません。
exemptOutagesForDay root root no 2006-01-01 New Year's Day
以下の例では、2006 年 1 月 1 日から開始するデバイス/インターフェースの停止情報、およびデバイス/インターフェースの停止に起因するすべてのサービス停止情報の除外を解除します。
exemptOutagesForDay root root yes -undo 2006-01-01 New Year's Day
以下の例では、2006 年 1 月 1 日から開始するデバイス/インターフェースの停止情報の除外を解除しますが、デバイス/インターフェースの停止に起因するサービス停止情報の除外は解除しません。
exemptOutagesForDay root root no -undo 2006-01-01 New Year's Day
停止情報を除外するユーティリティによる特定の停止シナリオの処理方法
すべての停止が、除外期間中に開始して終了するわけではありません。exemptOutagesForDay ユーティリティでは、以下の方法で、除外期間外に開始または終了する停止に対処します。exemptOutagesForDay ユーティリティによって処理される以下の停止シナリオを検証できます。
  • 停止が除外日の前に開始し、除外期間中に終了する場合:
    ユーティリティは除外日の最初に既存の停止を終了します。除外日の開始時から元の停止の終了時までの新しい除外停止が作成されます。
  • 停止が除外日の前に開始し、除外日の後に終了する場合:
    ユーティリティは除外日の最初に既存の停止を終了します。除外日期間中の新しい除外停止と、除外日の終了時から元の停止の終了時までの新しい計画外の除外が作成されます。
  • 停止が除外日期間中に開始し、除外日の後に終了する場合:
    ユーティリティは除外日の最後に既存の停止を終了します。ユーティリティでは、停止を除外停止に変換し、次に、除外日の終了時から元の停止の終了時までの新しい計画外の停止を作成します。
  • 停止が除外日の前または除外日期間中に開始し、除外日期間中または除外日の後に終了する場合:
    サービス停止全体の情報が除外されます。