イベント レポートのイベント フィルタの定義
内容
casp1032jp
内容
イベント フィルタは、独自の名前が付いている、事前定義済みイベント コードのセットです。イベント レポートを設定する場合は、特定のイベント フィルタのイベントからレポート内のデータを含めるまたは除外するイベント タイプを選択することができます。
イベント フィルタは、イベント コードを指定する XML ファイルによって定義されます。新しいイベント フィルタ ファイルを作成し、
Spectrum Report Manager
に付属しているイベント フィルタ ファイルをコピーまたは変更することができます。イベント フィルタを作成または変更する前に、展開内の重要なイベントのタイプを決定します。イベント フィルタリングの設定
イベント フィルタリングを設定するには、
Spectrum Report Manager
によって提供された XML スキーマと事前定義済み設定イベント ファイルをカスタム ディレクトリ($SPECROOT
/custom/repmgr/config/events)にコピーします。以下の手順に従います。
- 次のスキーマ ファイルをコピーします。cp $SPECROOT/tomcat/webapps/spectrum/WEB-INF/repmgr/config/events/event-filter.xsd $SPECROOT/custom/repmgr/config/events
- 次の事前定義済み設定イベント ファイルをコピーします。cp $SPECROOT/tomcat/webapps/spectrum/WEB-INF/repmgr/config/events/event_filter_file.xml $SPECROOT/custom/repmgr/config/events
event_filter_file
変数に使用できる値は、次のとおりです。- ADES-events-filter.xml基本的なレポートを作成するのに最も重大な Active Directory および Exchange Server (ADES)イベント コードが含まれています。
- ncm.xmlCA Spectrumで Network Configuration Manager (NCM)アクティビティのイベント コードを指定します。
- vhm.xml基本的なレポートを作成するのに最も重要な Virtual Host Manager (VHM)イベント コードが含まれています。
- vhmtrap.xml包括的なレポートを作成するのに使用される可能性があるすべての Virtual Host Manager (VHM)トラップの大きなリストが含まれています。
- Cluster.xmlIBM および Microsoft を含む、すべてのクラスタ イベントが格納されています。
- IBM-Cluster-all.xmlIBM クラスタ イベントがすべて格納されています。
- IBM-run-status.xmlステータス(稼働中、ダウン、オフラインなど)に関連する IBM クラスタ イベントがすべて格納されています。
- MS-Cluster-all.xmlMicrosoft クラスタ イベントがすべて格納されています。
- MS-run-status.xmlステータス(稼働中、ダウン、オフラインなど)に関連する Microsoft クラスタ イベントが格納されています。
- ClusterTrap.xmlIBM および Microsoft のクラスタからのトラップ イベントのみが格納されています。
- Cluster-spectrum-managing.xmlクラスタ プロキシ イベント、管理イベント、およびポーリング イベントなどの CA Spectrum 管理イベントが格納されています。
これらのファイルがカスタム ディレクトリにコピーされれば、イベント フィルタリングの設定は完了です。
イベント フィルタ ファイルの作成
イベント フィルタ ファイルを作成し、
Spectrum Report Manager
に付属しているイベント フィルタ ファイルをコピーまたは変更することができます。以下の手順に従います。
- 16 進数または 10 進数のいずれかの形式で、任意の数のイベント タイプ コードを含む XML ファイルを定義します。たとえば、フィルタの形式は以下を参照してください。<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?> <filter xmlns="http://www.aprisma.com" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation="http://www.aprisma.com ./event-filter.xsd"> <event_type>event type code</event_type> <event_type>event type code</event_type> </filter>
- ファイルをイベントのタイプを示す名前でカスタム ディレクトリに保存します。たとえば、以下の形式を参照してください。
これで、イベント フィルタ ファイルが作成されます。<$SPECROOT>/custom/repmgr/config/events