CABI のインストール エラーと操作エラー
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casp1032jp
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このセクションでは、一般的な CABI のインストール エラーと操作エラーについて説明します。CABI のインストール中に生成されるログ ファイルにアクセスできます。多くの場合、そこで見つかったエラーをトラブルシューティングできます。詳細については、「」を参照してください。
「接続のオープンに失敗」エラー
問題の状況:
新しくインストールした CABI を
CA Spectrum
と統合した後にレポートを実行しようとすると、以下のエラー メッセージが表示されます。Failed to open the connection
解決方法:
システムにおいて MySQL ドライバが正しく設定されていないと、この問題が発生する場合があります。この問題を解決するには、以下の手順に従います。
- CABI インストーラから、パッチ フォルダに移動し、CA_NVM_EXE フォルダを任意のドライブにコピーします。たとえば、C:\cabi\Windows\Disk1\cabi\patch\CA_NVM_EXE to E:\ ドライブからパッチ フォルダをコピーします。
- CLI のウィンドウから、以下のバッチ ファイルを実行します。E:\CA_NVM_EXE\nvm_cabi_post_install_windows.exenvm_post_install ログ ファイルが作成されます。
注:
NVM_EXE フォルダおよび mysql.jar ファイルに変更を加えるには、事前に書き換え可能権限を取得しておく必要があります。なお、mysql.jar ファイルは、C:\Program Files (x86)\CA\SC\CommonReporting3\common/4.0/java/lib/external にあります。LDAP ユーザによってスケジュールされたレポートが動作しない
問題の状況:
LDAP ユーザとしてログインするときに、BI ラウンチパッドで Report フォルダ階層を表示できません。さらに、LDAP ユーザによってスケジュールされたレポートが動作していません。
解決方法:
この問題は、CABI 4.1 SP3 インストーラの cabi_default_groups.xml ファイルに更新されたスクリプトが含まれていない場合に発生します。
cabi_default_groups.xml ファイルを更新し、更新した情報が cabi_default_groups.xml ファイルで使用できることを確認します。更新されたコンテンツを確認するには、以下の手順に従います。
- CABI 4.1 SP3 インストーラから、以下のパスに移動します。Disk1/cabi/content/
- 以下のファイルを検索します。cabi_default_groups.xml
- .xml ファイル内の以下の情報を確認します。<?xml version="1.0"?> <biconfig version="1.0"> </biconfig>
Windows スクリプト エラー
問題の状況:
Windows 上で CABI をインストールする場合、以下のエラー メッセージが数回表示されます。
Windows Script Host: There is no script engine for file extension ".js".
CABI インストールでは、JavaScript エンジンへのアクセスが必要です。この問題は、以下の理由により発生します。
Windows に、.js ファイル拡張子に関連付けられているプログラムが存在しない。
- Microsoft Windows スクリプトがインストールされていない。
解決方法:
最新バージョンの Microsoft Windows スクリプトをインストールします。スクリプトは、Microsoft からダウンロードできます。ダウンロードがインストールされたら、CABI を再インストールできます。
最大レコード数に関するエラー(Windows)
問題の状況:
レポートを実行しようとすると、以下の内容のメッセージが表示されます。
Maximum processing time or maximum records limit reached.
解決方法:
CABI のレコード制限の設定が低すぎます。CABI の初回インストール後、この値はデフォルトで 20,000 に設定されます。
レコード制限を無制限に設定するには、以下の手順に従います。
- CMC を開き、[サーバ]をクリックします。
- 「Crystal Reports Processing Server」(旧称: Page Server)というラベルの付いたサーバを検索します。
- [Crystal Reports Processing Server]を右クリックし、[プロパティ]を選択します。
- [プレビューまたは最新表示時に読み取るデータベース レコード数]という名前のフィールドを検索します。
- 「0」と入力し、[保存して閉じる]をクリックします。
- サーバを右クリックし、サーバの再起動を選択します。
注:
この手順を実行すると、一時的にレポートを生成できなくなります。Processing Server が再起動すると、レポートの生成を再開できます。SQL Server メモリ使用率(Windows )
問題の状況:
CMS データベース サーバとして Microsoft SQL Server を使用している場合は、CABI SQL サーバのアクティビティが少ないとき、ホスト サーバでそのメモリ使用率が高くなっていくことに気付きます。この動作は、通常の想定内と考えられます。Microsoft では、この動作は他のプロセスに必要なメモリを解放するように設計されている SQL Server バッファ プールに起因するものとしています。詳細については、
Microsoft サポート技術情報 321363
を参照してください。解決方法:
該当なし。