ddm_save
$SPECROOT/SS/DDM ディレクトリにある ddm_save ユーティリティは、指定するファイルへの履歴データベースの完全な保存を実行します。コマンドを実行する前にコントロール パネルを使用してアーカイブ マネージャをシャットダウンし、保存が完了したら再起動します。
casp1032jp
$SPECROOT
/SS/DDM ディレクトリにある ddm_save ユーティリティは、指定するファイルへの履歴データベースの完全な保存を実行します。コマンドを実行する前にコントロール パネルを使用してアーカイブ マネージャをシャットダウンし、保存が完了したら再起動します。注:
ddm_save ユーティリティは DDM データベースからデータを削除しません。指定されたファイルにコピーするだけです。このユーティリティの形式は以下のとおりです。
ddm_save [-extension] [-quiet] <SAVE_FILE>
引数名の最初の文字が太字で示されている場合は、名前全体を入力するのではなく、その文字だけを使用してもかまいません。
- -extensionデフォルトでは、ddm_save はファイルに .tgz ファイル拡張子を割り当てます。この引数を指定すると、ファイルはファイル拡張子なしで保存されます。
- -quiet対話型/冗長モードを無効にします。
- <SAVE_FILE>保存されるデータベースの保存先ファイルの名前を指定します。注:ddm_save コマンドは、.tgz のデフォルト ファイル拡張子で gzip された tar ファイル形式に必要なデータベース ファイルを保存します。
InnoDB データベースのサポート
10.3 リリースから、CA Spectrum ではアーカイブ マネージャ データベースへの InnoDB データベース ファイルの保存/エクスポートがサポートされています。エクスポート手順では、InnoDB データベース ファイルを圧縮するための一時ディレクトリが必要です。
注:
InnoDB データベース ファイルの保存/エクスポートに必要な容量は、イベント テーブル サイズの 2 倍以上必要です。InnoDB データベース ファイルの保存/エクスポート時に、InnoDB データベースでアーカイブ マネージャ データベースが実行されていることを確認します。データベースの保存/エクスポート形式は、現在実行中のデータベースによって異なります。
アーカイブ マネージャの実行時に DDM Db を保存
すべての MySQL Enterprise バックアップ機能は、
mysqlbackup
クライアントで実行されます。これは、さまざまな種類のバックアップおよびリストア操作や、バックアップ圧縮、解凍、検証のようなその他の関連タスクの実行に使用されます。Spectrum 10.3.1 では、アーカイブ マネージャを停止する必要なく、MySQL バックアップによるパフォーマンスの改善が保証され、DDM Db が保存されます。- DDM db を保存して、db のロードに使用される <filename.mbi> ファイルを作成するには、spectrum ユーザとしてサインインし、以下のスクリプトを実行します。./ddm_save.pl -f <filename>-qおよび-fオプションの両方を使用して、spectrum ユーザとしてサインインします。
- 「CA Spectrum インストール ユーザとして実行していますか(y/n)」というプロンプトが表示され、「n」を入力すると、以下のメッセージが表示されます。Please make sure you are running as CA Spectrum install user, otherwise DDMdb may get corrupted.
OptionsArguments
は以下のとおりです。 - -quiet対話型/冗長モードを無効にします。
- <SAVE_FILE>保存されるデータベースの保存先ファイルの名前を指定します。