モデル属性の変更

このセクションでは、CLI コマンドを使用して、モデル属性の値を変更する例を示します。具体的には、この例は、User モデルで作成されたモデル(j_doe)のコミュニティ文字列属性値を変更する方法を示します。詳細については、「」を参照してください。
casp1032jp
このセクションでは、CLI コマンドを使用して、モデル属性の値を変更する例を示します。具体的には、この例は、User モデルで作成されたモデル(j_doe)のコミュニティ文字列属性値を変更する方法を示します。詳細については、「ユーザ モデルの作成」を参照してください。
以下の手順に従います。
  1. j_doe モデル ハンドルを特定し、次に、現在のモデルとして j_doe を設定します。
    1. $ ./show models | grep j_doe
      j_doe モデルに関する以下の情報が表示されます。
      0xbe0001b        j_doe(Active)        0x10004        User
    2. $ ./current mh=0xbe0001b
      システムは、j_doe が現在のモデルであることを確認します。
      current model is 0xbe0001b current landscape is 0xbe00000
  2. コミュニティ文字列属性の ID を特定します。
    注:
    簡潔さのために、この手順では、grep コマンドの引数として、属性名の既知の部分(コミュニティ文字列)を示します。属性の名前がわからない場合、モデルの属性をすべて表示してスキャンし、正しい属性名および属性 ID を決定できます。
  3. 次のコマンドを入力します。
    $ ./show attributes | grep -i community_string
    属性 ID、属性名、およびコミュニティ文字列値が表示されます。
    0x1007a        User_Community_String        ADMIN,0
    CA Spectrum
    は、ユーザ モデルの作成時に、すべてのユーザ モデルにデフォルト値の ADMIN,0 を割り当てます。ADMIN,0 は、
    CA Spectrum
    内の完全な管理者権限をユーザ モデルに与えます。
  4. update コマンドを使用して、j_doe モデルの管理者権限レベルを、ADMIN,0 からサンプルの管理者権限レベル ADMIN,5(読み取り専用)に変更します。次のコマンドを入力します。
    $ ./update attr=0x1007a,val=Subnet3,5
    属性値の変更を示すエントリが返されます。
    Id Name Iid Value 0x1007a User_Community_String ADMIN,5
    lid 属性は、属性をリストする場合にのみ適用されるので、ここには値がありません。詳細については、
    CA Spectrum
     の「」セクションを参照してください。