ユーザ モデルの作成
ユーザ モデルは、ユーザに sp へのアクセスを提供します。ユーザはログイン ID によって識別されます。
casp1032jp
ユーザ モデルは、ユーザに
CA Spectrum
へのアクセスを提供します。ユーザはログイン ID によって識別されます。注:
CLI のセッションを開始する前に、ユーザ モデルが作成され、接続する SpectroSERVER
が開始されていることを確認します。以下の手順に従います。
- SpectroSERVERネットワークに接続します。$ cd <$SPECROOT>/vnmsh $ ./connectSpectroSERVERに接続されます。注:接続時に問題が発生する場合は、エラー メッセージを確認してください。詳細については、「エラー メッセージ」を参照してください。
- show コマンドを使用して、作成するモデル タイプのモデル タイプ ハンドルを決定します。この場合は、User タイプのモデルです。次のコマンドを入力します。$ ./show types | grep User文字列「User」が含まれるモデル タイプのリストが表示され、最初に User モデル タイプがリストで表示されます。注:「./」は重要です。一部の UNIX システムでは、電子メールの読み取りに show コマンドを使用します。「.」がユーザ環境内の最初のパスでない場合、「./」が必要です。Handle Name Flags 0x10004 User V,I,D 0x1040a UserGroup V,I,D 0x1040f DefUserGroup V,I,N,U,R 0xaa000d GenSwUserPort V,I,D 0xf000d ForeUserAgen V,I,D 0xaf000c ForeUserApp V,I,D
- show コマンドを User モデル タイプに使用して、属性をリスト表示し、モデル名属性に対して属性 ID を決定します。モデルを作成するには、この属性 ID が必要です。次のコマンドを入力します。
モデル名属性を含めて User モデル タイプ属性のリストが表示されます。$ ./show attributes mth=0x10004 | grep -i nameId Name Type Flags 0x10000 Modeltype_Name Text String R,S,M 0x1006e Model_Name Text String R,W,G,O,M,D 0x10074 User_Full_Name Text String R,W,O,D 0x1155f gib_mtype_nameText String R,W,S,D 0x11560 gib_mtype_name_menu Text String R,W,S,D 0x11561 gib_model_name Text String R,W,D 0x11563 gib_model_name_menu Text String R,W,D 0x1197d WatchNames Tagged Octet R,W,D - create コマンドをモデル タイプ ハンドル、モデル名の属性 ID、およびユーザの値(ログイン ID)と共に使用してモデルを作成します。この例では、ユーザ ログイン ID は j_doe です。次のコマンドを入力します。
以下の例のようなシステム メッセージは、モデルが作成されたことを確認します。$ ./create model mth=0x10004 attr=0x1006e,val=j_doecreated model handle = 0xbe0001b注:この例で使用されるすべてのハンドルおよび ID は架空のものです。作成したモデルのモデル ハンドルとは異なります。モデル ハンドルはシステムによって作成されます。