サービスの作成

サービスを作成する前に、サービスとサービスを提供するリソースについて理解します。リソースの監視方法とリソース停止がサービスの可用性に与える相対的影響について考慮します。リソースとそれがサービスに影響を与える仕組みを確認すれば、ポリシーとリソースの選択が簡単になります。
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サービスを作成する前に、サービスとサービスを提供するリソースについて理解します。リソースの監視方法とリソース停止がサービスの可用性に与える相対的影響について考慮します。リソースとそれがサービスに影響を与える仕組みを確認すれば、ポリシーとリソースの選択が簡単になります。
作成したサービスは、サービス エディタの[サービス]タブ、サービス ダッシュボード、およびナビゲーション画面の[サービス管理]の OneClick コンソールに表示されます。
以下の手順に従います。
  1. サービス エディタを開きます。
  2. メイン メニューから[ツール]、[ユーティリティ]、[サービス エディタ]をクリックします。
  3. [サービス]タブをクリックします。
    サービス テーブルの下部に、以下のオプション/タブがあります。
    • リスト - トップ レベルのサービス モデルの子としてサービスを作成します
    • 階層 - [作成]ボタンをクリックしたときに選択されるサービスの子としてサービスを作成します
    別のサービスの子またはリソースとしてサービスを作成する場合、親サービスではサービス ヘルス ベースのポリシーを使用する必要があります。
  4. [Create]をクリックします。
    [サービスの作成]ダイアログ ボックスが表示されます。[サービスの作成]ダイアログ ボックスで、サービスのプロパティ、サービスをサポートする IT リソース、監視対象のリソース属性を定義するサービス ポリシーまたはリソース監視を指定します。
  5. 次のサービス プロパティを指定します。一部のプロパティはサービスの作成に必須ですが、その他の任意です。ほとんどの必須フィールドにはデフォルト値が指定されていますが、その値が適切かどうかを常に考えてください。
    • 名前(必須)
      一意の説明が与えられている場合、複数のサービスに同じ名前を付けることができます。サービス モデルをすぐに識別できるように、命名体系または命名規則を使用することを考慮してください。
    • 説明(オプション)
      サービスについて記述します。同じ名前を持つサービスに一意の説明を入力すれば、リストのフィルタリング ユーティリティを使用した各サービスの検索に役立ちます。サービス説明はサービス可用性とサービス ヘルス レポートに表示されます。
    • 重大度(必須)
      アラーム状態(根本原因のアラーム)のサービス リソース モデルに対して、影響度の計算要素となる重大度の値を指定します。
    • ランドスケープ(必須)
      サービス モデルを作成できるランドスケープを指定します。DSS 環境で作業している場合に限り、ランドスケープ フィールドが表示されます。
    • セキュリティ文字列(オプション)
      サービス モデルにセキュリティ文字列を指定します。
    • 保守(任意)
      このオプションを選択すると、サービス モデルが保守モードに入ります。
    • サービス アラームの生成(必須)
      CA Spectrum がサービス ヘルスの変化に対応するアラームをサービス モデルに対して生成するかどうかを指定します。
    • コンテナ(必須)
      コンテナであるリソースをサービスが監視する方法を指定します。
  6. サービス ポリシーを指定し、[設定]ボタンをクリックしてサービス ポリシーを選択または作成します。
    リソース監視またはリソースとして他のサービスを持つ監視を定義するサービスについては、サービス ヘルス ベースのポリシーのみを使用できます。
    注:
    サービス ポリシーを指定すると、サービス エディタは、サービスのリソースを表示するために最も適切なテーブルを自動的に選択します。
    注:
    サービス ポリシーにより、監視可能なリソースの属性が指示されます。指定したサービス リソースが選択した属性をサポートしていることを確認します。属性をサポートしないリソースが指定された場合、SPECTRUM はサービス管理モデルに黄色(マイナー)のアラームを生成します。
  7. サービスがリソース監視を使用する場合、ギア アイコンをクリックし、各リソース監視を作成します。
    リソース監視ごとに、名前とポリシーを指定します。また、コンテナ動作とアラーム タイプ除外を指定できます。
  8. アラーム タイプ除外を設定します。
    この機能は、状態ベースのポリシーを使用しているサービスにのみ使用可能です。
  9. 双眼鏡アイコンをクリックしてリソース ロケータを起動し、サービスのコンテナとリソースを選択します。リソースを検索し、それらをサービスに追加します。
    リソース監視を作成している場合、最初にリソース監視を選択し、次にリソース ロケータを起動します。
    コンテナ モードであるリソースを指定すると、手順 5 で指定したコンテナ設定が適用されます。検索の使用方法の詳細については、「OneClick 管理」を参照してください。
    メイン ロケーション サーバ上にサービスを作成している場合は、いずれかのランドスケープからリソースを選択します。サービスを MLS ではないランドスケープに作成する場合、選択がローカル ランドスケープだけのリソースと MLS に制限されます。検索で該当するリソースが見つからない場合は、組織の CA Spectrum 管理者に連絡してください。
  10. 表示された検索結果のリストからサービスに含めるリソース(モデル)を選択し、[選択内容を監視対象リソースに追加]をクリックします。リソースがすべて揃ったら、[リソースの特定]ダイアログ ボックスを閉じます。
  11. [作成]ボタンをクリックし、サービス モデルを作成します。
    サービスがサービス エディタのテーブル ビューに表示されます。