サービス、サブサービス、またはリソース監視に対する保証の作成
内容
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内容
サービス、サブサービス、またはリソース監視に対して保証を作成できます。
以下の手順に従います。
- [SLA]タブをクリックし、保証を作成する SLA を選択して、[保証]タブをクリックします。次に[作成]ボタンをクリックします。[保証の作成]ダイアログ ボックスが表示されます。
- 以下の保証プロパティを指定します。
- 保証名保証モデルを指定します。
- コントロール現行の SLA 期間に、保証を[有効]にするか、[無効]にするかを指定します。保証を無効にすると、その SLA 期間では停止時間が累積されません。SLA および SLA が保証するサービスがまだ定義されている場合は、通常、保証は無効な状態で作成されます。ただし、特定のサービスの変更を理由に、複数の保証のいずれか 1 つを定期的に無効にすることに意味があるシナリオも考えられます。
- 保証タイプ保証のタイプとして、[可用性]または[レスポンス時間]を指定します。
- 停止タイプ保証で、[ダウン]または[低下]の時間を累積するかどうかを指定します。レスポンス時間の保証では低下時間のみが累積されますが、可用性の保証ではダウン時間または低下時間のいずれかが累積されるように設定できます。
- 累積方法Service Manager では[単純時間]および[リソース単位]という 2 つの累積方法が提供されます。単純時間とは、サービス停止時間に厳密に一致する停止時間が保証で記録されることを意味します。サービス停止時間が 1 分である場合、保証に対して作成される停止時間は 1 分になります。単純時間は、ほとんどの場合が保証に適した設定となります。まれではあるが、サービス停止の原因であるリソースに基づいて時間を記録するためにリソース単位が使用されます。リソース単位の保証は、サービス全体とは対照的に個々のサービス リソースの特定の可用性を実際に保証する特定のタイプの SLA にのみ使用されます。その結果として、保証では実際のサービス停止時間を超える停止時間を記録できます。繰り返しますが、リソース単位の保証は特殊であり一般的ではありません。
- 違反しきい値:n% (期間当たりの稼働率期間)または期間ごとの停止秒数現在の SLA 期間中である場合に SLA モデルで結果として重大アラームをもたらすサービス可用性しきい値を指定します。デフォルトの稼働率は 99.9% です。
- (オプション)警告アラームを生成する基準:%(許容停止時間の累積割合)警告パーセンテージは、許容される停止時間に対する違反しきい値のパーセンテージです。保証が警告状態になると、SLA でメジャー アラームが生成されます。このオプションにより、SLA に違反する前に対処することができます。
- [サービス]タブまたは[リソース監視]タブを選択し、サービスまたはリソース監視を[使用可能なサービスおよびリソース監視]ボックスから[測定中のサービスまたはリソース監視]ボックスへ移動して、選択します。
- (オプション)保証を有効にする期間として、「業務時間」の期間を指定します。注:デフォルトでは保証は常にアクティブです。つまり、24 時間にわたり保証では停止時間の記録が行われます。
- [Create]をクリックします。保証が作成されます。
保証に対する業務時間の指定
ある SLA について、1 日のうちの特定の時間(つまり「業務時間」)のサービスの可用性またはパフォーマンスを評価する保証を作成する場合には、保証の中でこれらの時間を指定できます。つまり、この保証では業務時間でのみサービスの停止時間を累積し、SLA の可用性のしきい値は、業務時間にのみ適用されることを意味します。
1 つの保証に対して、(重複しない限り)複数の期間を指定することもできます。たとえば、保証で、月曜日、水曜日、金曜日は午前 7 時から午後 5 時まで、火曜日、木曜日は午前 6 時から午後 6 時まで、週末は初めから終わりまで連続して、サービスまたはリソース監視をウォッチするとします。保証では、この 3 つのスケジュールを指定できます。
可用性のパーセンテージを指定する保証の場合、保証がアクティブである時間に対して可用性の計算が行われるということを理解する必要があります。すなわち、業務時間を定義する保証では、可用性のしきい値が同じで業務時間を定義しない保証の場合よりも有効な停止時間を短くすることができます。
以下の手順に従います。
- [SLA]タブをクリックし、修正する保証が含まれている SLA を選択して、[保証]タブをクリックします。
- 業務時間を指定する保証を選択して、[編集]をクリックします。
- 下の図に示すように[業務時間]タブをクリックして[常にアクティブ]をオフにします。注:SLA の期間中、継続して保証を有効にするには、[業務時間]タブをクリックし、[常にアクティブ](デフォルト)を選択します。
- 1 つまたは複数の期間を選択して、使用可能スケジュール リストから現在のスケジュール リストへ移動します。
- (オプション)カスタム期間が必要な場合は、以下の手順に従います。
- [Create]をクリックします。
- 期間を設定し、[OK]をクリックします。使用可能スケジュール リストに、カスタム期間が追加されます。
- カスタム期間を選択し、使用可能スケジュール リストから現在のスケジュール リストへ移動します。
- [OK]をクリックします。保証に対して業務時間が指定されます。