高度なフォーマットを使用した複雑なアドホック レポートの生成

シンプルなアドホック レポートを変更することにより、複雑なアドホック レポートを生成できます。レポートを詳細にフォーマットすると、より使いやすくなります。
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シンプルなアドホック レポートを変更することにより、複雑なアドホック レポートを生成できます。レポートを詳細にフォーマットすると、より使いやすくなります。
以下の手順に従います。
  1. 生成されているシンプルなアドホック レポートにアクセスします。
    基準レポートには、年度累計のアラーム数がキャプチャされ、デバイス製造元別に並べられます。
  2. データを並べ替えるには、並べ替える列のヘッダを選択し、[Sort]をクリックします。
  3. [Edit Query]を選択します。
    たとえば、レポートをフォーマットするために以下の手順を実行できます。
    1. Alarm フォルダ内にある Severity オブジェクトを[Result Objects]パネルにドラッグします。
    2. [Run Query]を選択します。
    3. 変更したクエリを実行します。
      レポート ビューが表示されます。
      レポート クエリに追加された新しい重大度(Severity)フィールドを含めるためにレポートが更新されます。
  4. Severity オブジェクトをレポート テーブルにドラッグ アンド ドロップします。
    更新されたレポート テーブルに 3 つの列が含まれます。
    SRM_Report_Add_Col_3
  5. 既存のテーブルをクロス集計テーブルに変換し、Severity が Y 軸上に、製造元が X 軸上に存在するようにするには、Manufacturer (製造元)列ヘッダをテーブルの上にドラッグします。
    注:
     クロス集計が作成されていることを示すツールヒントが表示されるまで、列見出しを押したままにしてください。
    二次元の配列によって、各製造元のアラーム総数の重大度による内訳を見ることができます。また、クロス集計は、デバイス製造元ごとにアラーム数を比較する場合にも便利です。
  6. 小計をテーブルに追加するには、以下の手順に従います。
    1. テーブル内のすべてのアラーム カウント セルをハイライト表示します(行/列のヘッダを選択しないでください)。
    2. [Sigma]をクリックします。
    3. [Sum]を選択します。
      クロス集計には製造元および重大度別の小計が含まれます。
  7. 棒グラフなど、このデータのグラフ表示を作成するには、次の手順を実行します。
    1. 既存のクロス集計をコピーするには、クロス集計全体を選択して右クリックし、[Copy]を選択します。
    2. 既存のクロス集計の下にカーソルを移動し、右クリックして[Paste]を選択します。
      最初のクロス集計の下に、別の同一のクロス集計が表示されます。
    3. 下部のクロス集計を棒グラフに変換するには、クロス集計全体を選択して右クリックし、[Turn To]を選択します。
      [Turn To]ウィンドウが表示されます。[Turn To]ウィンドウには複数のタブがあり、各タブが使用可能な異なるグラフ タイプに対応しています。
    4. [Bar]タブをクリックし、[Horizontal Stacked]チャート オプションを選択して[OK]をクリックします。
      クロス集計の下に、フォーマットされていない横棒グラフが直接表示されます。
  8. 凡例およびデータ値を追加してレポートの形式を改善するには、次の手順を実行します。
    1. 凡例を追加するには、チャート全体を選択し、[Data]タブをクリックします。
    2. [Properties]ボックス内の[Appearance]セクションを展開します。
    3. [Legend]チェックボックスをクリックします。
    4. データ値を追加するには、[Appearance]セクションおよび[Values]サブセクション内のチャート全体を選択します。
    5. [Show data]チェックボックスをクリックします。
      レポートに凡例とデータ値の両方が表示されます。
  9. グラフを変更し、標準の
    CA Spectrum
     レポートのアラーム重大度(赤 = 重大、オレンジ = メジャー、黄色 = マイナー)の色付け規則が適用されるようにするには、以下のタスクを実行します。
    1. [Appearance]セクションと後続の[Data]セクションで、[Palette]オプションを選択します。
    2. [Select Palette]ダイアログで、[Edit Palette]を選択します。
    3. 色(赤、オレンジ、黄色)を選択します。
    4. [OK]をクリックして色パレットを変更します。
    5. [OK]をクリックすると、変更したパレットがグラフに適用されます。
  10. レポートのタイトルを変更するには、デフォルトのタイトル ボックスをダブルクリックして新しいタイトルを入力します。
    高度なフォーマットを使用した複雑なアドホック レポートが生成されます。
  11. レポート内のデータをドリル ダウンして個別のアラームを表示するには、[Drill]をクリックします。
    必要とするデータが揃うまで、グラフィック レポートのテーブル レポートまたは棒グラフでフィールドを選択します。