仮想環境の表示
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VHM の概要
Virtual Host Manager の目的は仮想環境を表示することです。この可視性によって、デバイス間の論理関係を表示し、個別のエンティティのパフォーマンス データを表示し、検出するデータについてレポートできます。仮想環境は必ず物理環境に接続します。Virtual Host Manager は、これらの接続の場所、およびどのように実行されるかを視覚化するのに役立ちます。
Virtual Host Manager は、仮想環境を表示するいくつかの方法を、以下のように提供します。
- ナビゲーション画面の[エクスプローラ]タブの階層は論理関係を示します。
- 個別のモデルのアイコンは、一目で分かるステータスおよびモデル タイプ情報を提供します。
- グラフィカルなトポロジ ビューは、仮想エンティティと物理エンティティの間の接続を視覚化します。
- コンテンツおよびコンポーネント詳細画面の情報ビューは、仮想環境の個別のエンティティに関する詳細情報を提供します。
これらの各メソッドを理解すると、仮想環境を監視し、問題を解決してパフォーマンスを最適化するのに役立ちます。
OneClick インターフェースの詳細については、「」を参照してください。
VHM モデルの切り取り、コピー、貼り付け、および削除機能
ESX コンテナでのモデルの重複を避けるため、VHM モデルの切り取り、コピー、貼り付け、および削除の機能はデフォルトで無効になっています。元の親 ESX コンテナから仮想モデルを移動または削除すると、次のポーリング サイクルで、元の ESX コンテナにモデルが再作成されます。 このような仮想モデルでの問題を回避するため、VHM モデルの切り取り、コピー、貼り付け、および削除の機能はデフォルトでは無効になっています。必要に応じて、この機能を有効にするには、OneClick で「editmodemask」(属性 0x130cc)の値をゼロに変更します。
CA Spectrum で SNMP ディスカバリを使用してデバイスを検出すると、Virtual Host Manager はすべての新しい SNMP 対応モデルに対して SNMP モデルを作成して、正しい ESX コンテナに配置します。仮想モデルを元の親 ESX コンテナから別の ESX コンテナに移動することはサポートされていません。
仮想モデルに対してサポートされている 1 つの操作は、VHM から[ワールド トポロジ]ビューにモデルをコピーすることです。これらのモデルは別々のものであるため、重複が発生することはありません。
以下のような場合、VM モデルを削除して、Virtual Host Manager で再作成する必要が生じることがあります。
- SNMP エージェント タイプがあるタイプから別のタイプに変更された場合に Spectrum モデル タイプを更新する
- モデル タイプを SNMP 対応タイプから Ping 可能に変更する
重要:
ユニバース内で VHM モデルを移動または削除すると、正しい ESX ホスト コンテナで自動的にモデリングされるため、予期しない結果が生じる可能性があることに注意してください。 「editmodemask」(属性 0x130cc)の値を変更する方法
以下の手順に従います。
- OneClick から、[仮想サーバ]、[コンポーネント詳細画面]、[属性]タブの順に選択します。
- [属性]リスト内の「EditModeMask」(0x130cc)属性をフィルタします。
- 「EditModeMask」属性をウィンドウの右側に移動して、属性値を「0」に変更します。 10 ~ 15 秒以内に、デバイスを切り取り、コピー、貼り付け、または削除することができます。