詳細ログ記録トラブルシューティング ツールの使用

[詳細ログ記録]オプションにアクセスすると、eh Web ソフトウェアのトラブルシューティングおよびデバッグ用ツールが利用できます。この機能を使用できるのは、eh Web 管理者だけです。Web ユーザはアクセスできません。
casp1032jp
[詳細ログ記録]オプションにアクセスすると、
CA eHealth
 Web ソフトウェアのトラブルシューティングおよびデバッグ用ツールが利用できます。この機能を使用できるのは、
CA eHealth
 Web 管理者だけです。Web ユーザはアクセスできません。
注:
詳細ログ記録は、テクニカル サポートの指示があった場合にのみ、トラブルシューティング ツールとして使用してください。このログ ファイルは、ディクス領域を大量に消費します。定期的に有効にすることはしないでください。
詳細ログ記録を有効にすると、
CA eHealth
はログ ファイルをデフォルトで /
ehealth
/web/output/users/
username
ディレクトリに格納します。
テクニカル サポート情報の作成
CA eHealth
 製品とその機能の使用中に問題やエラーが発生した場合は、サポートからトラブルシューティング用 ZIP ファイルの作成をお願いすることがあります。これらのファイルを作成するには、
CA eHealth
 Web 管理者としてログインする必要があります。
トラブルシューティング用 Zip ファイルを作成する方法:
  1. CA eHealth
    Web 管理者としてログインします。
  2. CA eHealth
     web ユーザ インターフェース ナビゲーション バーで、[管理]タブをクリックします。
  3. 左ペインの[eHealth 管理]をクリックし、[詳細ログ記録]をクリックします。
  4. [詳細ログ記録]ページで[テクニカル サポート情報の作成]をクリックします。
  5. [含める分野]で、テクニカル サポートの担当エンジニアから指示のあった分野を 1 つ以上指定します。
  6. お使いの
    CA eHealth
     システムが Distributed eHealth クラスタのメンバである場合、[クラスタ メンバー]フィールドで以下のアクションのいずれかを実行します。
    • [ホスト]を選択すると、トラブルシューティング情報を収集するクラスタ メンバを指定できます。デフォルトは、ローカル クラスタ メンバです。
    • [クラスタ]を選択すると、ローカル メンバを除くすべてのクラスタ メンバからトラブルシューティング情報が収集されます。
    • [全部]を選択すると、すべてのクラスタ メンバからトラブルシューティング情報が収集されます。
  7. [ファイル ディレクトリ]フィールドに、Zip ファイルを作成するディレクトリを指定します。デフォルトは
    /ehealth
    /tmp です。
  8. [コール チケット番号]フィールドに、問題点レポートのコール チケット番号を指定します。
    このフィールドに指定された番号は、Zip ファイルを一意に識別するために、ファイル名の一部として使用されます。この問題と関連付けられるコール チケットがない場合は、このフィールドを空にしておきます。
  9. [ファイルの作成]をクリックします。
    トラブルシューティング用 Zip ファイルが作成されます。
トラブルシューティング ツール
サポートは一般的に、特定の領域にある問題を診断する目的で特定のファイルの提供をお願いします。これらのファイルを収集するには、トラブルシューティング ツールを使用して、
CA eHealth
 の各サブディレクトリからファイルのコピーを収集します。ツールは、
diagnostics_callTicketNumber_date_time.zip
という名前の ZIP ファイルを[ファイル ディレクトリ]フィールドで指定した場所に作成します。この Zip ファイルを電子メールまたは FTP でサポートに送付してください。ご報告いただいた問題のトラブルシューティング資料として使用させていただきます。
注:
選択するオプションによっては、トラブルシューティング用 Zip ファイルのサイズが大きくなることがあります。通常、Zip ファイルのサイズは 50 KB から 150 MB 程度になります。[詳細ログ記録]オプションを長期間有効に設定しておくと、Zip ファイルのサイズが数ギガバイトに及ぶことがあります。
サポートがファイルを受信したことを確認したら、[ファイル ディレクトリ]に指定したディレクトリから Zip ファイルを削除し、ディスク領域を解放してください。一部の問題に関しては、トラブルシューティング用 Zip ファイルを作成するよりも先に、[詳細ログ記録]オプションを有効にしておく必要があります。Web サーバ詳細ログ記録機能は、
CA eHealth
 Web ユーザ インターフェースの[詳細ログ記録]ページで設定します。
CA eHealth
 システム プロセスの詳細ログ記録を有効にするには、OneClick for eHealth (OneClickEH)を使用します。詳細ログ記録の収集が必要な場合は、サポートの担当エンジニアがサポートします。
エラーおよびトラブルシューティング
CA eHealth
 は、可能な限り多くのトラブルシューティング ファイルを ZIP ファイルに収集します。トラブルシューティングの各オプションに対して、ツールは各ファイルを検索し、[ファイル ディレクトリ]の場所のディレクトリに利用可能な空き領域があるかどうかを確認します。特定のファイルが見つからない場合や、[ファイル ディレクトリ]で指定したディレクトリにファイルを保存するための十分な空き領域がない場合、ツールはそのファイルを対象から除外し、次のファイルの処理に進みます。Zip ファイルにはログ ファイルが格納されています。このログ ファイルには、Zip ファイルに含まれているファイルと保存対象から除外されたファイルの説明があります。