セットアップ情報およびチェックリスト

内容
casp1032jp
内容
セットアップ時間
セットアップ プロセスには通常、次の概算時間が要求されます。
タスク
概算時間
統合のセットアップ
1.5 ~ 6 時間
要件を確認し、セットアップ チェックリストを完了する
1 時間
ライセンスを追加する
10 分
セットアップ プログラムを実行し、アラームを設定する
30分
CA Spectrum
グローバル コレクションを設定し、
CA eHealth
ディスカバリを実行し、モデルにエレメントをマッピングする。マッピング時間は環境の規模に依存し、大規模な環境の場合は長くなることがあります。
15 分 ~ 5 時間
 
システム要件
CA eHealth
CA Spectrum
統合セットアップ プログラムを実行する前に、お使いの
CA eHealth
および
CA Spectrum
システムが現行のシステム要件を満たすことを確認します。
CA Spectrum
のこのリリースは、
CA eHealth
6.3.3 と統合します。
重要:
CA eHealth
は、専用のシステムにインストールする必要があります。
CA Spectrum
と同じシステムにインストールしないでください。
デバイスはセキュア ドメインに置くことが
できません
。セキュア ドメインに置くと、統合は適切に機能しません。
CA Spectrum
のデバイスをモデリングし、エレメントとモデルの間のマッピングおよびアラーム処理を有効化します。
注:
CA eHealth
のシステム要件およびインストールの詳細については、「
CA eHealth
リリース ノート
」および「」を参照してください。
CA Spectrum
のシステム要件およびインストールの詳細については、「」を参照してください
マッピング アップグレード考慮事項
CA Spectrum
をアップグレードするとき、すべての既存のマッピングが新しい形式に更新されます。新しい形式では、複数のエレメントがモデルにマップされるときに、
CA Spectrum
OneClick で
CA eHealth
レポート起動を実行できます。統合 OneClick サーバはその MySQL データベースの情報を利用して更新を開始します。新しい形式に既存のマッピングを更新するには、元の統合 OneClick サーバでアップグレードを実行する必要があります。統合サーバとして新しい OneClick サーバを使用すると、すべてのマッピングが削除されます。
統合 OneClick サーバで確認できないエレメント情報のマッピングは更新中に削除されます。新しい OneClick サーバが統合サーバとして設定される場合、すべてのマッピングが削除されます。
重要:
CA eHealth
CA Spectrum
の統合が使用する MySQL データベースは
CA Spectrum
リリース 9.0 以前は存在しませんでした。そのため、
CA Spectrum
リリース 8.1 以前からアップグレードする場合、すべてのエレメント マッピングがこのプロセス中に削除されます。この場合、アップグレード後に初期マッピングを実行します。
マッピング更新中に、
SpectroSERVER
スタートアップと OneClick サーバ スタートアップの間に遅延が発生する場合があります。更新自体にもある程度の時間がかかる場合があります。この遅延中、デバイス モデルはマッピング リクエストに応答しません。マッピングが更新されるまで、すべての
CA eHealth
Live Health アプリケーション アラームが IP アドレスに基づいてデバイス モデルに送信されます。
ソフトウェア設定
CA eHealth
CA Spectrum
の統合では 4 つの基本的な設定が使用されます。以下の一覧で説明します。Distributed eHealth のない複数のスタンドアロン
CA eHealth
システムはサポートされていません。
  • スタンドアロン
    CA eHealth
    システム、単一(個別)
    CA Spectrum
    サーバ
    CA Spectrum
    OneClick Web サーバおよび
    SpectroSERVER
    を含みます。個別のシステムにすることができます。この設定には特別な手順は必要ありません。
  • スタンドアロン
    CA eHealth
    システム、Distirbuted
    SpectroSERVER
    複数の
    SpectroSERVER
    と接続できるように
    CA eHealth
    を設定できます。そのすべてで
    CA eHealth
    レポートを表示できます。ただし、
    CA eHealth
    Live Health アプリケーション アラームの送信は 1 つの
    SpectroSERVER
    に限定する必要があります。Live Exceptions または Health レポートを設定してトラップを転送するとき、すべてのトラップを処理する
    SpectroSERVER
    を 1 つ指定します。
    CA Spectrum
    メイン ロケーション サーバは推奨送信先です。
  • Distributed eHealth、Distirbuted
    SpectroSERVER
    Distributed eHealth を使用して複数の
    CA eHealth
    システムを複数の
    SpectroSERVER
    と接続できます。Distributed eHealth を使用する場合:
    • 各 Distributed eHealth システムとディスカバリ ポリシーを設定し、
      CA Spectrum
      OneClick サーバ上の個別のグローバル コレクションに各ポリシーを割り当てます。
    • 前述のように、1 つの
      CA Spectrum
      サーバに Live Exceptions トラップを転送するには、各 Distributed eHealth システムを設定します。
    • 1 つの
      CA Spectrum
      サーバにトラップを転送するには、各
      CA eHealth
      システムおよび Distributed eHealth コンソールでヘルス レポートを設定します。
    • 次のことができるように
      CA Spectrum
      を設定します。
      • 単一の Distributed eHealth コンソール(フロント エンド)で
        CA eHealth
        At-a-Glance およびトレンド レポートにアクセスします。
      • Distributed eHealth システム(バックエンド)で
        CA eHealth
        パフォーマンス ダッシュボードおよびライブ レポートにアクセスします。
    この設定で、
    CA Spectrum
    OneClick Web サーバは任意の
    CA eHealth
    システムからのアラームおよびビュー レポートを表示できます。
  • Distributed eHealth、単一の
    CA Spectrum
    SpectroSERVER
    1 つの Distributed eHealth システムと接続できるように、1 つの
    CA Spectrum
    SpectroSERVER
    を設定できます。この設定を使用する場合、以下の設定が必要になります。
    • 各 Distributed eHealth システムとディスカバリ ポリシーを設定し、
      CA Spectrum
      OneClick Web サーバ上の個別のグローバル コレクションに各ポリシーを割り当てます。
    • CA Spectrum
      サーバに Live Exceptions トラップを転送できるように、各 Distributed eHealth システムを設定します。
    • CA Spectrum
      サーバにトラップを転送できるように、各
      CA eHealth
      システムおよび Distributed eHealth コンソールでヘルス レポートを設定します。
    • 次のことができるように
      CA Spectrum
      を設定します。
      • 単一の Distributed eHealth コンソール(フロント エンド)で
        CA eHealth
        At-a-Glance およびトレンド レポートにアクセスします。
      • Distributed eHealth システム(バックエンド)で
        CA eHealth
        パフォーマンス ダッシュボードおよびライブ レポートにアクセスします。
OneClick サーバの役割
CA Spectrum
OneClick Web サーバでは、
CA eHealth
サーバが提供する Web サービスを使用し、設定される統合機能を実行します。OneClick Web サーバはすべて、ディスカバリ ポリシー情報のリクエストなど、いくつかの機能を必要とします。単一の OneClick Web サーバは、エレメント マッピングなど、他の機能を処理できます。
注:
サーバの役割は、から起動する
CA eHealth
CA Spectrum
レポートに影響を与えません。
CA eHealth
サーバ情報が OneClick Web サーバに設定される場合、そのサーバのクライアントはサーバの役割に関係なく
CA eHealth
を起動できます。
OneClick Web サーバが担うことができる役割を以下に示します。
  • 無効
    CA eHealth
    サーバとの統合を設定する場合、このロールがデフォルトのロールです。
    CA eHealth
    サーバとの通信はありません。この OneClick Web サーバの OneClick クライアントは同期ディスカバリを設定できません。
  • パッシブ
    このロールでは、
    CA eHealth
     サーバとの唯一の通信は、サーバとディスカバリの設定データを取得することです。この OneClick Web サーバのクライアントが同期ディスカバリを設定するのに必要な場合、OneClick Web サーバのロールをパッシブまたはアクティブにする必要があります。
  • アクティブ
    ロールがアクティブの OneClick Web サーバ(統合サーバ)は
    CA eHealth
    サーバと通信し、サーバとディスカバリの設定データを取得します。アクティブという役割は、エレメントからモデルへのマッピングを実行したり、ディスカバリをリクエストしたりするために使用されます。アクティブ OneClick Web サーバのクライアントは同期ディスカバリを設定できます。アクティブ OneClick Web サーバは、
    CA eHealth
    Web サービスが有効なとき、Distributed eHealth クラスタのステータスをモデリングし、監視します。
OneClick Web サーバが 1 つだけのネットワークでは、サーバのロールをアクティブに設定する必要があります。OneClick Web サーバが複数あるマネジメント ネットワークでは、ロールがアクティブの OneClick Web サーバは 1 つだけの場合もあります。
領域が設定されている場合、領域ごとに 1 つのアクティブ サーバが必要です。
セットアップ チェックリスト
設定する各
CA Spectrum
OneClick サーバに対して、以下のテーブルのセットアップ チェックリストをコピーし、完了します。チェックリストは、セットアップ プログラムの情報入力に役立ちます。
コンピュータ
情報
CA Spectrum
 OneClick サーバ:
CA Spectrum
 OneClick サーバのホスト名または IP アドレス。
 
 
OneClick が Web リクエストをリスンするポート番号。
デフォルト:
80
 
 
OneClick がサーバにインストールされる場所のパス。
デフォルト:
spectrum
注:
OneClick をインストールするときに別のパスを指定しない限り、デフォルト値を使用します。
 
 
このホストにアクセスするためのユーザ名およびパスワード。
ユーザ名:
パスワード:
 
スタンドアロン
CA eHealth
システムまたは Distributed eHealth コンソールの SSL 証明書ファイルの場所。
 
CA Spectrum
 OneClick サーバの役割:
CA Spectrum
環境でアクティブまたはパッシブのロールで動作するサーバ。
CA Spectrum
 環境内でアクティブのロールで動作するサーバは 1 つのみにする必要があります。領域が設定されている場合、領域ごとに 1 つのアクティブなサーバが必要です。
アクティブ:
パッシブ:
SpectroSERVER
CA eHealth
からトラップを受信するように設定される
SpectroSERVER
のホスト名。
 
 
CA eHealth
からトラップを受信するように設定される
SpectroSERVER
の IP アドレス。
 
 
SpectroSERVER
がトラップを受信するポート番号。
デフォルト:
162
 
CA eHealth
 サーバ:
CA eHealth
サーバのホスト名または IP アドレス。
注:
Distributed eHealth を使用する場合、このサーバは Distributed eHealth コンソールである必要があります。
 
 
CA eHealth
が Web リクエストをリスンするポート番号。
デフォルト:
80
注:
Distributed eHealth を使用する場合、このサーバは Distributed eHealth コンソールである必要があります。
 
 
CA eHealth
ユーザ名「admin」のパスワード。
注:
Distributed eHealth を使用する場合、ユーザはすべての
CA eHealth
システムで有効である必要があります。
パスワード:
 
Distributed eHealth クラスタの設定時の OneClick サーバおよび Distributed eHealth システムの SSL 証明書ファイルの場所。
 
 
CA eHealth
Live Exceptions が送信するトラップの毎秒最大数。この値は NH_TRAPS_PER_SECOND 環境変数によって定義されます。
デフォルト:
100
 
 
Live Exceptions 通知サーバの待ち行列に一度に入れるトラップの最大数。この値は NH_TRAP_GOVERNOR_SIZE 環境変数によって定義されます。
注:
単一の
CA eHealth
ポーリング サイクルで予想されるアラームの数に値を基準にします。NH_TRAP_GOVERNOR_SIZE を増やすと、新しい/クリアされたアラームを
CA Spectrum
に通知するプロセスで使用されるメモリも増えます。ただし、このサイズが低すぎる場合、一部のアラーム通知が
CA Spectrum
に到着しない可能性があります。
デフォルト:
1000
 
CA eHealth
環境変数の設定の詳細については、「」を参照してください。