CA VNA スタンドアロンおよび Aggregator の統合

CA VNA 設定には 2 種類あります。 
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CA VNA 設定には 2 種類あります。
 
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CA Spectrum リリース バージョン
CA VNA リリース バージョン
CA Spectrum 10.2
CA VNA 2.0
CA Spectrum 10.2.1
CA VNA 2.1
CA Spectrum 10.2.2
CA VNA 3.2
CA Spectrum 10.2.3
CA VNA 3.5.1
注:
Spectrum VNA 統合の問題については、「トラブルシューティング」を参照してください。
VNA 設定は Internet Explorer(IE)ではサポートされません。
CA VNA スタンドアロンの統合
VNA データを受信するには、CA Spectrum と CA VNA 間の統合を有効化して、それが SDN ゲートウェイとして動作するようにする必要があります。この統合は、Web サーバ経由で[OneClick 管理]ページから有効化できます。サーバ ホスト名やサーバ ポートなど VNA 設定情報を指定し、統合後に VNA からインベントリをモデル化する SpectroSERVER を選択します。
以下の手順に従います。
  1. [OneClick 管理]ページを開きます。
  2. [管理]タブをクリックします。
    さまざまな OneClick Web サーバ設定ページへのリンクが表示されます。
  3. 左のパネルで[CA VNA 設定]リンクをクリックします。
    [VNA 設定]ウィンドウが表示され、以下の設定オプションが提示されます。
      • VNA サーバ ホスト名
        CA VNA サーバの IP アドレス/ホスト名を指定します。
      • VNA サーバ ポート
        CA VNA のサーバ ポート番号を指定します。
      • SpectroSERVER の選択
        モデリングする SpectroSERVER を指定します。 
  4. [VNA 設定]
    については、
    [有効化]
    ラジオ ボタンを選択します。
  5. [テスト]
    をクリックして、接続が機能しているかどうかを確認します。
    テストが成功すると、「VNA サーバへのテスト接続に成功しました。」というメッセージが表示されます。
  6. [保存]
    をクリックすると、「設定がデータベースに正常に保存されました」というメッセージが表示されます。これで、CA VNA 設定が有効化されました。
    注:
    統合 OneClick サーバ以外の OneClick サーバで設定を変更することはできません。
  7. 設定を保存すると、
    [検出]
    ボタンが表示されます。
    [検出]
    ボタンをクリックすると CA Spectrum は VNA から来るデバイスを検出しモデル化します。 
    注:
    SDN マネージャは[VNM] - [AutoDiscovery コントロール] - [モデリングとプロトコルのオプション] - [SNMP コミュニティ文字列]からコミュニティ文字列を使用して SNMP デバイスを検出します。
    CA Spectrum と CA VNA の設定を[OneClick 管理]ページから有効化した場合、CA Spectrum は Rest API を通じて CA VNA からデータを受信します。Rest API からデータが取得されると、VNA ホストが CA Spectrum でモデリングされます。 
    注:
    VNA から userDomain の最新の詳細情報を取得して更新するには、[SDN MAnager] - [ForceGatewayfullSync]を選択し、[0x673002c]を True に設定して、OneClick コンソール上のデバイスを
    同期
    し、再モデリング化します。
    このアクションを実行することで、VNA に対して web ソケット通信を再起動します。
    10.2.3 にアップグレードする前に、VNA と Spectrum 間の既存の統合を無効化します。 
CA VNA Aggregator の統合
CA Spectrum 10.2.3 リリースでは、VNA アグリゲーターによるマルチテナンシー機能を導入しています。選択された複数のドメインを、DSS 環境の対応する SpectroSERVER 内にモデリングすることができ、ネットワーク内の複数のデバイスを効果的に管理します。 マルチテナンシー機能により、対応するランドスケープに複数のドメインを設定し、CA Virtual Network Assurance を介した SDN ネットワーク エレメントと Secure Domain Connector (SDC)を介した物理ネットワーク エレメントの両方を設定できます。
CA Spectrum に複数の CA Virtual Network Assurance (VNA)ホストからのデータを集計するため、リモートの場所/ドメインにインストールされている複数のリモート VNA から 1 つのアグリゲータ VNA に通信できるマルチテナント環境を設定して展開できます。 この環境では、VNA Aggregator は複数のリモート VNA ホストからデータを集計し、一意のエンティティ ID で CA Spectrum にデータを送信します。詳細については、CA Virtual Network Assurance のドキュメントを参照してください。 
テナント アーキテクチャ図は、次のとおりです。
CA VNA Multitenancy Architecture Diagram
前提条件:
前提条件は、マッピング時に表示されるように、(さまざまなドメインからの)すべての Secure Domain Connector をインストールし、SpectroSERVER と統合することです。ただしこれは必須ではありません。SDN 物理エレメント(SNMP 有効化)が Secure Domain Connector のみを通じて SpectroSERVER によって取得できる場合はこのステップは任意となります。
注:
物理ネットワーク エレメントをモデリングする場合は、適切な SDC を選択する必要があります。
  • 必須ではありませんが、VNA Aggregator および OneClick を同じサーバに配置することをお勧めします。
  • インベントリ/アラームの更新には、CA Virtual Network Assurance プラグイン IP とドメイン ID が必要です。
  • 既存のスタンドアロンの VNA を Aggregator VNA として使用、あるいは再利用しないことを推奨します。代わりに、フレッシュ インストールされた VNA を常に Aggregator として使用します。
  • 集計のための専用 VNA を強く推奨します。
  • Aggregator VNA には、いずれのプラグインも設定しないでください。
VNA 設定
VNA データを受信するには、CA Spectrum と CA VNA 間の統合を有効化して、それが SDN ゲートウェイとして動作するようにする必要があります。この統合は、Web サーバ経由で[OneClick 管理]ページから有効化できます。サーバ ホスト名やサーバ ポートなど VNA 設定情報を指定し、統合を有効化する SpectroSERVER を選択します。
以下の手順に従います。
  1. [OneClick 管理]ページを開きます。
  2. [管理]タブをクリックし、左パネルから、[VNA 設定]を選択します。[VNA 設定]ウィンドウが表示され、以下の設定が提示されます。
    • VNA サーバのホスト名:
      CA VNA サーバの IP アドレス/ホスト名を示します。
    • VNA サーバ ポート:
      CA VNA のサーバ ポート番号を示します。
    • VNA 設定:
      [有効化]
      ラジオ ボタンを選択します。
  3. [テスト]
    をクリックして、接続が機能しているかどうかを確認します。テストが成功すると、「VNA サーバへのテスト接続に成功しました。」というメッセージが表示されます。
  4. [保存]
    をクリックすると、「設定がデータベースに正常に保存されました」というメッセージが表示されます。
    これで、CA VNA 設定が有効化され、
    ドメイン設定テーブル
    が表示されます。 
    注:
    SDN マネージャは[VNM] - [AutoDiscovery コントロール] - [モデリングとプロトコルのオプション] - [SNMP コミュニティ文字列]からコミュニティ文字列を使用して SNMP デバイスを検出します。
ドメイン設定テーブル
ドメイン設定テーブルには、選択したドメインのモデリングのための以下のフィールドが含まれています。 
Domain Config Table1.JPG
フィールドの説明は、次のとおりです。 
ドメイン名
: VNA サーバから取得された、選択されたドメインが表示されます。
VNA ホスト:
userDomain が存在する VNA サーバ ホスト名が表示されます(VNA 名または IP アドレスのいずれか)。
ランドスケープ:
このドロップダウン リストには、DSS 環境内の SpectroSERVER のリストが表示されます。ユーザはドメイン エンティティをモデリングするために 1 つの SpectroSERVER を選択している必要があります。
セキュア ドメイン:
デフォルトで[なし]です。ユーザがプライベート ネットワーク(ファイアウォールの背後にあるネットワーク)を使用している場合、Secure Domain Connector (SDC)がインストールされ、SpectroSERVER と統合されている必要があります。SpectroSEVER の選択に基づいて、SDC リストが変更されます。ユーザは SDC の適切なマッピングがあることを確認する必要があります。SDC の選択に不一致がある場合、ドメインはモデリングされません。
ステータス:
このフィールドには、SpectroSERVER でモデリングされる、選択されたドメインのステータスが表示され、以下のいずれかになります。 
  • 初期
    - 実行されるマッピングを示します。
  • ディスカバリが進行中
    および
    同期が進行中
    - VNA からの更新の待機プロセスまたは、モデリングが進行中であることを示します。 
    注:
    これらの詳細は静的であり、性質上動的ではありません。
  • 検出
    - モデリングが完了したことを示します。
  • 削除済み
    - モデリング データベース内の選択したユーザ ドメインおよび対応するモデルが削除されたことを示します。
Last Successful Sync (最後の正常同期):
このフィールドには、指定したモデリングされたドメインと VNA サーバとの最後に成功した同期の日時が表示されます。
ドメイン設定テーブルには、以下のキー/ボタンが含まれています。
注:
プライマリの OneClick およびランドスケープ SpectroSERVER は、
[検出]
[削除]
[同期]
を選択する前に実行されていることを確認してください。
ディスカバリ:
CA Spectrum は CA VNA と通信を開始し、ドメイン、ランドスケープ、およびセキュア ドメイン フィールドに入力された詳細に基づいて、対応するマップされたランドスケープでネットワーク エレメントをモデリングし、ステータスを生成して、モデリングされている既存のドメインの最後に成功した同期を更新します。 さらに、それらのエレメントの障害(VNA から受信された)の処理も開始します。物理ネットワーク エレメントの場合、CA Spectrum は正規のディスカバリ方法で、ネットワークを識別し、モデリングして、接続も解決します。  
削除:
対応する SpectroSERVER でモデリングされた、選択したドメインおよびドメイン エレメントを削除します。
同期:
モデリング データベース内の選択したユーザ ドメイン モデルのステータス更新や最後に成功した同期などの詳細を更新します。同期中に、OneClick サーバは、アグリゲータ VNA にリクエストを送信し、最新の更新を取得します。 
注:
ユーザは
[同期]
ボタンを選択して、削除されたデバイスを再モデリングできます。
[同期]
ボタンは、VNA から userDomain の最新の詳細を取得して更新します。
インベントリ内に不一致がある場合にのみ、このオプションを使用します。プライマリ OneClick および ランドスケープ SpectroSERVER が稼働していることを確認します。
リフレッシュ アイコン:
VNA で新しいドメインが追加または削除されたときに、オンデマンドでリフレッシュします。