Southbound ゲートウェイ モデル タイプのサポート ファイル

サポート ファイルは、EventAdmin および EventModel モデルに情報を提供します。Southbound ゲートウェイ統合を作成するには、以下のサポート ファイルを使用します。
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サポート ファイルは、EventAdmin および EventModel モデルに情報を提供します。Southbound ゲートウェイ統合を作成するには、以下のサポート ファイルを使用します。
  • AlertMap ファイル:
    アラート ソースが SNMP トラップを送信する場合は、EventAdmin AlertMap ファイルにデータを追加するためのテキスト ファイルを作成します。その後、
    CA Spectrum
    は SNMP トラップを受信して解析し、それらを
    CA Spectrum
    イベントに変換できます。
  • XML ファイル:
    アラート ソースが SNMP トラップを送信しない場合は、イベントを
    CA Spectrum
    に送信するための XML ファイルを作成します。XML ファイルの構文は、このツールキットで提供される文書型定義(DTD)に従う必要があります。sbgw_event_sample.xml という名前のサンプルの XML ファイルは、SS-Tools/GSADEMO ディレクトリにあります。Southbound ゲートウェイのインポート ツールでは、XML ファイルから 
    CA Spectrum
     にデータをインポートします。
  • EventDisp ファイル:
    EventAdmin および EventModel で使用する EventDisp ファイルにデータを追加するには、これらのテキスト ファイルを作成します。これにより、イベントがどのように処理されるか定義します。
  • イベント形式ファイル:
    イベントごとに追加、オプション、またはテキスト情報を提供し、フォーマットするには、イベント形式ファイルを作成します。
  • 想定される原因ファイル:
    作成した各アラームに関するテキスト情報を提供するには、想定される原因ファイルを作成します。
これらのサポート ファイルでは、データをイベントに編成し、イベントを処理してイベント情報を表示します。アラートが SNMP ベースの場合は、AlertMap ファイルに送信されます。データが非 SNMP ベースの場合は、XML ファイルにフォーマットし、Southbound ゲートウェイ インポート ツールで処理できます。
いずれの場合も、データはアラートから 
CA Spectrum
イベントにマップされます。イベントからの変数データはフォーマットされ、Southbound ゲートウェイ イベント データ テンプレートを使用して一意のイベント ソース ID が定義されます。その後、イベントは EventAdmin モデルに渡されます。EventAdmin モデルはその EventDisp ファイルで、このイベントを受信するために登録されているかどうかを確認します。イベントが EventDisp ファイルに存在する場合、EventAdmin はそのイベントを調べ、一意の ID を検索します。イベントと共に送信された変数情報は、一意のイベント ソースを特定するためにマップされます。この一意の識別子に基づいて、EventAdmin はイベントを適切な EventModel に転送します。このモデルがまだ存在しない場合は、自動的に作成されます。
EventModel は、イベントを受信すると、その EventDisp ファイルを使用して、イベントの処理方法を決定します。イベントはログに記録したり、アラームにマップしたり、アラームをクリアしたりするために使用できます。また、他のイベントと共に使用してアラームを作成することもできます。EventModel はイベント形式ファイルと想定される原因ファイルを使用して、さまざまなイベントおよびアラーム ビューまたはアプリケーションでイベントまたはアラームに関する情報を表示します。