属性の説明

このセクションでは、上記の表に記載されている属性の詳細について説明します。
casp1032jp
このセクションでは、上記の表に記載されている属性の詳細について説明します。
注:
Model Type Editor を使用すると、各属性に関するより詳細な情報にアクセスできます。属性 ID、属性値のデータ タイプ、または属性に設定されている属性フラグなどの詳細を取得できます。「Model Type Editor」セクションを参照してください。
各属性には、以下の主なフラグを含めいくつかの属性フラグを設定できます。
  • External: 
    TRUE に設定されている場合、このフラグは、この属性の値が、SpectroSERVER の外部で管理されることを示します また、この設定は、ユーザ要求またはポーリング間隔のいずれかによって属性値の更新が行われることも示します。
  • Readable: 
    TRUE に設定されている場合、このフラグは、クライアントまたは他のアプリケーションが、SpectroSERVER からのこの属性値の読み取りを許可されていることを SpectroSERVER に通知します。External フラグが設定されている場合は、この属性の Readable 変数の MIB 定義に従ってこのフラグを設定します。External フラグが設定されていない場合は、希望どおりにこのフラグを設定します。
  • Writable:
    TRUE に設定されている場合、このフラグはクライアントまたは他のアプリケーションが SpectroSERVER データベースにこの属性値を書き込みできることを SpectroSERVER に伝えます。External フラグが設定されている場合は、この属性の変数の MIB 定義に従ってこのフラグを設定します。External フラグが設定されていない場合は、希望どおりにこのフラグを設定します。
  • Shared:
    TRUE に設定されている場合、このフラグは、この属性に対して 1 つの値が存在し、現在のモデル タイプのすべてのモデルがこの値を共有していることを宣言します。値はメモリ、または各モデルのデータベースで複製されません。
以下のリストには、1 つ以上の CA Spectrum 統合ポイントで使用または参照している属性の説明が含まれています。
  • Community_Name
    CA Spectrum が SNMP を使用して管理対象エレメントと通信しようとするときに使用される SNMP コミュニティ文字列を識別します。SNMP gets を実行する際に、この属性が評価されます。属性 CommunityNameForSNMPSets が空の場合、この属性は SNMP 設定を実行するときにも使用されます。
  • CommunityNameForSNMPSets
    SNMP 設定を実行するときに使用されるコミュニティ名を指定します。空白のままにした場合 SNMP sets に Community_Name 属性値が使われます。
  • CompanyName
    デバイスおよびアプリケーション モデル タイプが使用する会社名を指定します。この値は、モデル タイプを開発した会社の名前と等しく設定されます。
  • default_attr
    特定の管理対象エレメントがサポートするアプリケーションを識別します。この属性は、アプリケーションのディスカバリ プロセスで使用されます。default_attr の値は、MIB を一意に識別する MIB オブジェクトを表す属性の属性 ID と等しく設定されます。
  • Description
    モデル タイプの説明文を提供します。
  • DeviceNameList
    SysOIDVerifyList 属性内の OID に対応するデバイス名が含まれます。この属性を使用してデバイス名を設定するには、Enable_IH_Device_Name 属性および Enable_IH_Spec_Dev_Name 属性を TRUE に設定します。
  • DeviceType
    モデル タイプが唯一の特定タイプのデバイスを表す場合に、デバイス タイプの名前を保持します。この属性の値は、モデルのアイコンの一番下のフィールドに表示されます。特定のデバイスに対して複数のデバイス タイプが存在する場合は、DeviceNameList 属性を使用します。
  • Disposable_Precedence
    デバイス モデル タイプ選択プロセスでの競合を解決するために、CA Spectrum デバイス ディスカバリ メカニズムで使用される値が含まれます。管理対象エレメントの SystemObjectID と一致する System_OID_Verify 値が複数のモデル タイプに存在する場合、競合が発生します。競合を解決するために、ディスカバリは、最も高い Disposable_Precedence 値を持つモデルを使用します。
  • Enable_IH_Spec_Dev_Name
    Enable_IH_Spec_Dev_Name 属性が TRUE の場合、CA Spectrum は Enable_IH_Device_Name 推論ハンドラを使用して、デバイスのエンタープライズ番号を使用して、ベンダー名を判断します。
  • Enable_IH_Device_Name
    Enable_IH_Device_Name 属性が TRUE の場合、CA Spectrum は Enable_IH_Spec_Dev_Name 推論ハンドラを使用して、デバイスのシステム オブジェクト ID を読み取り、製品名を判断します。
  • ifAlias
    MIB II インターフェース テーブルのこの値に対応します。
  • ifIndex
    MIB II インターフェース テーブルのこの値に対応します。
  • ifName
    MIB II インターフェース テーブルのこの値に対応します。
  • if_Phys_Addr
    MIB II インターフェース テーブルのこの値に対応します。
  • Image_Index
    GnSNMPDev モデルを、モデルを表すアイコン イメージとリンクします。可能な値およびその対応するイメージは以下のとおりです。
    • 1
      汎用デバイス
    • 2
      ブリッジ
    • 3
      ルータ
    • 4
      ハブ
    • 5
      PC
    • 6
      ターミナル サーバ
    • 7
      ワークステーション
    • 8
      スイッチ
  • ip_address
    インターフェース モデルに関連付けられている IP アドレスを指定します。
  • isManaged
    デバイス モデルが管理対象であるかどうかを示します。この属性が TRUE に設定されている場合、CA Spectrum は SNMP 通信を使用してこのデバイスを管理します。
  • 製造元
    デバイスに対して責任を負う製造元を示すためにデバイス モデルと共に使用されます。
  • MMName
    デバイスおよびアプリケーション モデルの管理モジュール名を保持します。
  • MMPartNumber
    管理モジュール開発者が管理モジュールに割り当てた部品番号が含まれています。ほとんどのデバイス、アプリケーション、およびインターフェース モデルが、この属性を使用します。
  • Model_Class
    Model_Class は、モデルが表すデバイスのタイプを定義します。以下の表は、CA Spectrum で利用可能なモデル クラスおよびそれらの各整数識別子のリストを示しています。たとえば、モデル クラス SWITCH は ID 2 を使用します。
    • 0
      不明
    • 1
      その他
    • 2
      SWITCH
    • 3
      ROUTER
    • 4
      SWITCH_ROUTER
    • 5
      HUB
    • 7
      LINK
    • 8
      NETWORK
    • 9
      WORKSTATION_SERVER
    • 10
      CONTAINER
    • 11
      CHASSIS
    • 12
      PINGABLE
    • 13
      MAC
    • 14
      SNMP
    • 15
      PORT
    • 16
      USER
    • 17
      APPLICATION
    • 18
      COMPONENT
    • 19
      LANDSCAPE
    • 20
      ROUTER_APP
    • 21
      SWITCH_APP
    • 22
      BRIDGE_APP
    • 23
      MIB_APP
    • 24
      RMON_APPL
    • 25
      UNIX
    • 26
      NT
    • 27
      FIREWALL
    • 28
      IDS
    • 29
      SECURITY_SCANNERS
    • 30
      ANTI_VIRUS_APPLICATION
    • 31
      PKI_SYSTEMS
    • 32
      PACKET_SNIFFER
    • 33
      SYSLOGS
    • 34
      RESPONSE_TIME_TEST
    • 35
      RESPONSE_TIME_TEST_HOST
    • 36
      TRANSPORT_SERVICE
    • 37
      GENERIC_TL1_DEVICE
    • 38
      VOIP
    • 39
      CMTS
    • 40
      WIRELESS
    • 41
      CABLE_MODEM_MTA
    • 42
      VPN
    • 43
      DSL
    • 44
      MULTIPLEXOR
    • 45
      SAN
    • 46
      PBX
    • 47
      USER_CUSTOMIZATION
    • 48
      PRINTER
    • 49
      TRANSPORT_DEVICE
    • 50
      SERVICE_MGT_COMPONENT
    • 51
      SLA_COMPONENT
    • 52
      CUSTOMER
    • 53
      PROCESS
    • 54
      DIAGNOSTIC_DATA
    • 55
      DIAGNOSTIC_COMPONENT
    • 56
      HOST_CONFIGURATION
    • 57
      DIAGNOSTIC_SCRIPT
    • 103
      POWER_SUPPLY
    • 104
      AMPLIFIER
    • 105
      LINE_MONITOR
    • 106
      TEST_POINT
    • 107
      FIBER_NODE
    • 108
      HEFIBER
    • 109
      IP_PHONE
    • 110
      TELCO
    • 111
      LOAD_BALANCER
    • 112
      LMT
    • 113
      FILE_SERVER
    • 114
      ENVIRONMENTAL
    • 115
      AUTOMATIC_TELLER_MACHINE
    • 116
      CONTENT_FILTER
    • 117
      APPLICATION_SERVER
    • 118
      IPRM
    • 119
      LAYER_3_TOPOLOGY
    • 120
      LAYER_3_PATH
    • 121
      UNMANAGED_DEVICE
    • 122
      SOFTSWITCH
    • 123
      SECURITY_APPLIANCE
    • 124
      EVENT_MODEL
    • 125
      TELECONFERENCE
    • 126
      NETWORK_OPTIMIZER
    • 127
      SERVICE_PROFILE
    • 128
      WIRELESS_LAN_CONTROLLER
    • 129
      DAS_CONTROLLER
    • 130
      VIRTUAL_SWITCH
    • 131
      VIRTUAL_MACHINE
    • 132
      HYPERVISOR
    • 133
      サーバ
    • 134
      CONTROLLER
    • 135
      VIRTUAL_ROUTER
    • 136
      CLUSTER
    • 137
      VMWARE_VCENTER
  • Model_Name
    モデルに付ける名前を指定します。モデル名により、そのタイプの他のモデルからモデルが区別されます。
  • Modeltype_Name
    モデル タイプの名前を指定します。
  • Network_Address
    デバイス モデルのネットワーク アドレスが含まれています。CA Spectrum はこの値を使用して、モデルを識別し、モデルと通信します。この値は通常は IP アドレスです。
  • Network_Mask
    ネットワーク上のデバイス モデルの論理場所をさらに識別します。
  • polling_interval
    ほとんどのデバイス、アプリケーション、およびインターフェース モデルによって使用されます。この属性の値は、ポーリング要求間で待機する必要がある秒数を識別します。モデル情報ビューで、この属性を設定できます。
  • poll_log_ratio
    ポーリングされた属性を記録するポーリング サイクルを識別します。たとえば、10 は、ポーリングされた属性が 10 回目のポーリング サイクルごとにログ記録されることを意味します。ほとんどのデバイス、アプリケーション、およびインターフェース モデルに、この属性があります。
  • pollingstatus
    モデルに対してポーリングが発生するかどうかを制御します。ほとんどのデバイス、アプリケーション、およびインターフェース モデルが、この属性を使用します。TRUE の値は、モデルに対してポーリングが有効であることを意味します。FALSE の値は、モデルに対してポーリングが無効であることを意味します。
  • Security_String
    このモデルにアクセス権を持つ SNMP コミュニティ文字列を定義します。ほとんどのアプリケーション、デバイス、およびインターフェース モデルはこの属性を使用します。
  • System_OID_Verify
    デバイスを表すのに適切なモデル タイプを決定するためにディスカバリが使用する、システム オブジェクト ID 値が含まれています。CA Spectrum は、管理対象エレメントを表すモデルをインスタンス化するときに、モデル タイプを割り当てます。CA Spectrum は、管理対象エレメントのシステム オブジェクト ID をそのモデル タイプの System_OID_Verify 値と照合することにより、適切なモデル タイプを識別します。一致する値を持つ複数のモデル タイプが見つかった場合は、最も高い Disposable_Precedence 値を持つモデルが使用されます。デバイスのファミリを表すためにモデル タイプが使用される場合は、System_OID_Verify 属性の代わりに SysOIDVerifyList 属性が使用されます。
  • SysOIDVerifyList
    デバイスを表す適切なモデル タイプを決定するためにディスカバリが使用する、システム オブジェクト ID 値のリストが含まれます。CA Spectrum は、管理対象エレメントを表すモデルをインスタンス化するときに、モデル タイプを割り当てます。CA Spectrum は、管理対象エレメントのシステム オブジェクト ID をモデル タイプの SysOIDVerifyList リストの値と照合することにより、適切なモデル タイプを識別します。一致する値を持つ複数のモデル タイプが見つかった場合は、最も高い Disposable_Precedence 値を持つモデルが使用されます。
  • Vendor_Name
    管理対象エレメントのベンダーを識別します。ほとんどのデバイス、アプリケーション、およびインターフェース モデルが、この属性を使用します。
  • PortDuplex
    PortDuplex 属性は、インターフェースの二重タイプを定義します。以下は、CA Spectrum の PortDuplex 属性で利用できる値のリストです。
    1. 半二重
    2. 全二重
    3. 自動
    4. 不明
    5. 同意しない