CA Spectrum - 10.3.2 - Japanese - Japan

OneClick からのアプリケーションの起動

内容
casp1032jp
内容
以下のセクションでは、
CA Spectrum
 OneClick からアプリケーションを起動する方法について説明します。
OneClick インターフェースからのアプリケーションの起動
設定ファイルには、カスタム メニューおよびメニュー項目をユーザの OneClick コンソールに追加する例が含まれています。以下のディレクトリ内でこのファイルを検索します。
<$SPECROOT>/tomcat/webapps/spectrum/WEB-INF/console/config/custom-menu-config.xml
このファイルを 
<$SPECROOT>
/custom/console/config/ ディレクトリにコピーします。この XML ファイルにカスタム メニュー項目を追加します。
<launch-application> エレメントでは、指定された実行可能ファイルを起動し、その実行可能ファイルに属性値を渡すことができます。
<launch-application>
	<command>myapp {0}</command>
	<param>
		<attribute>AttributeID.NETWORK_ADDRESS</attribute>
	</param>
</launch-application>
上記の例では、クライアント コンピュータ上でアプリケーションを起動します。<command> エレメントは、実行するコマンドまたは実行可能ファイルを指定します。以下の方法のいずれかでコマンドまたは実行可能ファイルへのパスを指定することができます。
  • 環境変数を使用して各クライアント上のパスを指定することがきます。Windows では、［マイコンピュータ］、［プロパティ］、［詳細］を選択し、［環境変数］をクリックします。
  • 実行可能ファイルまたはコマンドの絶対パスを指定できます。各 OneClick クライアント上でパスが同じであることを確認してください。Windows 環境のパス ステートメントでは、シングル バックスラッシュではなく、ダブル バックスラッシュを使用します。以下に例を示します。
    C:\\Windows\\system32\\cmd.exe
起動するアプリケーションまたは URL に複数のパラメータを渡すことができます。上記の例では、myapp という名前のアプリケーションを起動し、選択したモデルの IP アドレスを渡しています。
コマンド エレメントは、以下の構文ルールに従う必要があります。
  • コマンド引数を区切るには、スペースのみを使用します。引数内にスペースを入れる場合は、引数の周りに引用符を配置するか、スペースの前でエスケープ文字「\」を使用します。
  • 引数内に引用符を入れる場合は、引用符の前にエスケープ文字「\」を配置します。
  • コマンド引数のいずれかにカンマが含まれる場合、
    CA Spectrum
     は自動的に引用符内に引数を配置します。たとえば、カンマを含む整数値の引数などです。
  • CA Spectrum
     は、NULL を返す引数、または文字列長がゼロの引数を、空の引用符で置き換えます。
この例では、<platform> エレメントを使用して、異なるプラットフォームにコマンドを指定しています。
例： <launch-application> コード
<launch-application>
   <platform>
   <os-name>Windows</os-name>
   <command>cmd.exe /c start "ping {0}" cmd /c "ping.exe {0}
   &#38;&#38;pause"</command>
   </platform>
   <platform>
   <os-name>SunOS</os-name>
   <command>>/usr/dt/bin/dtterm -e ping {0}</command>
   </platform>
   <param>
   <attribute>AttributeID.NETWORK_ADDRESS</attribute>
   </param>
</launch-application>
  • <os-name>
    （オプション）オペレーティング システムを指定します
  • <command>
    指定されたオペレーティング システム上で実行するコマンドを指定します。
<os-name> を指定しない場合、他に一致するプラットフォームがなければ、関連付けられているコマンドが実行されます。
実行時に、
CA Spectrum
 は、指定された OS 名と Java プロパティから返される「os.name」の名前を比較します。
CA Spectrum
 は最適一致アルゴリズムを使用するため、プレフィックスを指定します。以下のオペレーティング システム名を使用できます。
  • すべての Windows プラットフォームの Windows
  • Windows 95/98 のみの Windows 9x
  • Windows 2000 のみの Windows 2000
  • Windows XP のみの Windows XP
  • Linux プラットフォームの Linux
  • Macintosh プラットフォームの Mac
指定されたプラットフォームのどれとも一致しない場合は、関連付けられているメニュー項目は無効です。
注：
 詳細については、「OneClick カスタマイズ」を参照してください。
OneClick インターフェースからの Web ブラウザでの URL 起動
指定した URL を起動し、その URL にパラメータを渡すように OneClick を設定できます。これらのパラメータは、ハードコードされた値かモデル属性の値になります。
注：
 詳細については、「」を参照してください。
コンテキストからの OneClick クライアントの起動
特定のトポロジ、モデル、またはグローバル コレクションのコンテキスト内から OneClick クライアントを起動できます。コンテキスト パラメータおよび値は、OneClick を起動する URL に含めることができます。以下の URL はこのようなパラメータの例です。
http://
<hostname>
/spectrum/oneclick.jnlp?
<parameter>
=
<value>
以下のパラメータを使用できます。
  • Topology
    モデル ハンドル、IP アドレス、またはグローバル コレクションの名前を指定します。このパラメータは、OneClick クライアントを起動または既存のクライアントを再利用するか、［エクスプローラ］タブまたは［トポロジ］タブを選択するか、モデルを表示するためにツリーを展開するか、［トポロジ］パネル内で指定されたモデルを選択します。
    例
    • http://
      <hostname>
      /spectrum/oneclick.jnlp?topology=0x3780003d
    • http://
      <hostname>
      /spectrum/oneclick.jnlp?topology=10.253.9.7
    • http://
      <hostname>
      /spectrum/oneclick.jnlp?topology=East
  • Explorer
    モデル ハンドル、IP アドレス、またはグローバル コレクションの名前を指定します。このパラメータは、OneClick クライアントを起動または既存のクライアントを再利用するか、［エクスプローラ］タブを選択するか、モデルを表示するためにツリーを展開します。コンテンツ画面で現在選択されているタブには、新しいモデルが反映されます。
    例
    • http://<
      hostname
      >/spectrum/oneclick.jnlp?explorer=0x3780003d
    • http://
      <hostname>
      /spectrum/oneclick.jnlp?explorer=10.253.9.7
    • http://
      <hostname>
      /spectrum/oneclick.jnlp?explorer=East
  • アラーム
    整数のアラーム ID （レガシー アプリケーションとの統合を容易にするため）、完全グローバル アラーム ID （3f983d3d-2045-1000-012b-000bdb5a1c31 の形式）、または <model handle>@<alarm ID> を指定します。このパラメータは、OneClick クライアントを起動または既存の OneClick クライアントを再利用し、［エクスプローラ］または［アラーム］タブを選択するか、ツリーを展開してモデルを展開してアラームを選択します。
    例
    • http://<hostname>/spectrum/oneclick.jnlp?alarm=0x3780003d@7710
      0x3780003d@7710 は <model handle>@<alarm ID> の形式です。または
    • http://<hostname>/spectrum/oneclick.jnlp?alarm=7710
      7710 は整数の <alarm ID> です。
整数のアラーム ID を渡した場合は、そのモデル ハンドルも渡されます。整数のアラーム ID は、
SpectroSERVER
 で必ずしも一意であるとは限りません。
SpectroSERVER
 で一意である完全グローバルなアラーム ID をお勧めします。ただし、この ID は OneClick を起動するアプリケーションで使用できないことがあります。
注：
 コンテキストからの起動では、ホスト マシンでインスタンスがすでに実行されている場合、新しい OneClick インスタンスは起動しません。コンテキストは現在の OneClick インスタンスで変更されます。詳細については、「」を参照してください。
プロセス デーモンによるアプリケーションの起動
プロセスの起動および追跡デーモン（processd）では、
CA Spectrum
 によりワークステーション上で実行されているさまざまなプロセスを制御することができます。このデーモンは、バックグラウンドで動作します。processd は
CA Spectrum
 のインストール中に自動的に開始し、システムが再起動するたびに開始されます。processd は起動後、自動的に他のプロセスを起動して管理します。
CA Spectrum
 起動プロセスの一部として processd を起動できるアプリケーションを作成できます。
processd によって lib/SDPM/partslist ディレクトリが使用され、実行可能ファイルの場所および引数が決定されます。アプリケーションの追跡については、processd は lib/SDPM/runtime ディレクトリを使用します。partslist ディレクトリには、プロセス デーモンが起動および監視できるすべてのものが一覧表示されます。ランタイム ディレクトリには、processd が追跡するすべてのものが一覧表示されます。
processd でアプリケーションを起動して追跡できるようにするには、インストール チケット ファイル（.idb）を作成します。このファイルを partslist ディレクトリに保存します。
注：
 詳細については、「」を参照してください。
リファレンス - CA Spectrum からのアプリケーションの起動
CA Spectrum
 からのアプリケーション起動の詳細については、以下のスペースを参照してください。
  • 「」では、OneClick でのアプリケーションの起動に関する詳細について説明します。
  • 「」では、コンテキストに応じた OneClick の起動に関する詳細について説明します。
  • では、processd を使ったアプリケーションの起動について説明します。
  • 「はじめに」では、
    CA Spectrum
     テクノロジの概要および
    CA Spectrum
     ドキュメント全体にわたって使用される用語について説明します。

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