fdir エントリ

以下の構文レイアウトでは、利用可能なページの幅の制限内でシミュレートされたテキストの内容全体を表示するため、行が折りたたまれています。ただし、実際のインデックス ファイルでは、fdir: エントリは 1 行として入力する必要があり、複数行にまたがってエントリを継続するためにバックスラッシュを使用することはできません。
casp1032jp
以下の構文レイアウトでは、利用可能なページの幅の制限内でシミュレートされたテキストの内容全体を表示するため、行が折りたたまれています。ただし、実際のインデックス ファイルでは、fdir: エントリは 1 行として入力する必要があり、複数行にまたがってエントリを継続するためにバックスラッシュを使用することはできません。
  • 構文:
    fdir: <
    prod
    > <
    type
    > <
    sdir
    > <
    snamepat
    > <
    tdir
    > <
    tname
    >
    [mode=<mode>] [uid=root] [prot=yes] [plat=<plat>]
  • 例:
    fdir: OC file source/devman \.xml$ tomcat/webapps/spectrum/WEB-INF/devman ?
  • 説明:
    fdir: エントリは、mkmm がディレクトリをトラバースし、指定されたパターンに一致するベース名を持つすべてのファイルを検索し、見つかったすべての一致ファイルを同梱するための file: エントリを生成する必要があることを指定します。
    fdir: エントリは、指定されたディレクトリ内の指定されたタイプ(ベース名で識別可能)のすべてのファイルを同梱するのに役立ちます。同梱ファイルのディレクトリ構造は、開発領域のファイルのディレクトリ構造に対応している必要があります。
    fdir: エントリにおいて、<
    prod
    >、<
    type
    >、<
    sdir
    >、<
    snamepat
    >、<
    tdir
    >、および <
    tname
    > フィールドは必須ですが、残りのフィールドはオプションです。
    mkmm が、fdir: エントリを処理する場合、<
    sdir
    > ディレクトリをトラバースして拡張モジュールに含めるファイルを検索します。パターン <
    snamepat
    > に一致するベース名を持つファイルが見つかった場合は常に、一致ファイルを同梱するための file: エントリが効果的に生成されます。<
    sname
    > および生成された各 file: エントリのフィールドは、<
    sdir
    > を基準として一致したファイルの名前です。fdir: エントリで指定される <
    tname
    > にかかわらず、各 file: エントリの <
    tname
    > フィールドは ? です。生成された file: エントリのその他すべてのフィールド(<
    prod
    >、<
    type
    >、<
    sdir
    >、<
    tdir
    >、およびフラグ フィールドを含む)は file: エントリの対応するフィールドと同じです。
    <
    snamepat
    > パターン フィールドは、Perl プログラミング言語で使用される正規表現(UNIX の grep コマンドで使用される正規表現と同様)である必要があります。<
    snamepat
    > は、<
    sdir
    > を基準としたパス名ではなく、<
    sdir
    > ディレクトリのトラバース中に出現するファイルのベース名の照合に使用されます。
    このドキュメントでは完全な Perl スタイルの正規表現について説明していませんが、以下の表では、特定の <
    snamepat
    > パターンでファイルを照合する方法について示しており、それによって、ほとんどの fdir: エントリを構成する方法を示しています。
<snamepat>
ベース名を持つファイルを照合...
\.xml$
拡張子 .xml で終わる
^[a-z]
小文字で始まる
^Makefile$
「Makefile」である
file
部分文字列「file」を含む
ディレクトリ内のすべてのファイルを含める