deflt エントリ

以下の構文レイアウトでは、利用可能なページの幅の制限内でシミュレートされたテキストの内容全体を表示するため、行が折りたたまれています。ただし、実際のインデックス ファイルでは、deflt: エントリは、1 行として入力する必要があり、複数行にまたがってエントリを継続するためにバックスラッシュを使用することはできません。
casp1032jp
以下の構文レイアウトでは、利用可能なページの幅の制限内でシミュレートされたテキストの内容全体を表示するため、行が折りたたまれています。ただし、実際のインデックス ファイルでは、deflt: エントリは、1 行として入力する必要があり、複数行にまたがってエントリを継続するためにバックスラッシュを使用することはできません。
  • 構文:
    deflt: <
    prod
    > <
    type
    > <
    defname
    > <
    value
    > [plat=<
    plat
    >][prot=yes]
    [req=yes]
  • 例:
    deflt: SS xtn sdir /usr/swd/bin plat=sun4c
  • 説明:
    deflt: エントリは、デフォルト値を製品およびファイル タイプに関連付けます。その後、これらのデフォルト値は、一致する製品およびファイル タイプを持つ後続の file: または head: エントリで展開されます。
    deflt: エントリは、データ ファイル mkmm.sys および mkmm.loc に表示される可能性がある唯一のエントリです。これらの deflt: エントリは、すべてのインデックス ファイルの file: および head: エントリに対して、mkmm によって適用される標準のデフォルト値を確立します。
    インデックス ファイルでは、mkmm.sys および mkmm.loc で定義された標準のデフォルト値をオーバーライドするために deflt: エントリが使用されます。インデックス ファイルの終わりまたは同じ <
    prod
    > および <
    type
    > フィールドを持つ別の deflt: エントリが出現しない限り、インデックス ファイルの「deflt: <
    prod
    > <
    type
    > …」エントリで設定されたデフォルトは、deflt: エントリと同じ <
    prod
    > および <
    type
    > フィールドを持つ後続の file: および head: エントリに適用されます。
    <
    prod
    >     ファイル製品
    <
    type
    >     ファイル製品
    <
    prod
    > および <
    type
    > は file: エントリの <
    prod
    > および <
    type
    > フィールドの有効な組み合わせ値を取ります。
    エントリ「deflt: <
    prod
    > <
    type
    >…」は、同じ <
    prod
    > および <
    type
    > フィールドを持つ後続の file: および head: に適用されるデフォルトのソースまたはターゲット ディレクトリ値を指定します。
    • <
      defname
      >
      割り当てられるデフォルトの名前を指定し、以下の 2 つの値のどちらか一方を取ることができます。
    • sdir
      <
      sdir
      > デフォルト ソース ディレクトリを設定します。
    • tdir
      <
      tdir
      > デフォルト ターゲット ディレクトリを設定します。
    • <
      value
      >
      <defname> = sdir の場合、<value> は絶対パスまたは相対パス名となります。<
      defname
      > = tdir の場合、<
      value
      > は、インストールが起動されたときの現在のディレクトリを基準とする相対パス名を指定する必要があります。<
      value
      > を「?」変数に設定すると、システム デフォルト値を回復することができます。
    • plat=<
      plat
      >
      この任意のフラグは、<
      value
      > フィールドの後にある必要があります。これは deflt: エントリがプラットフォーム <
      plat
      > でのみ処理されることを指定します。複数の plat=<
      name
      > フラグを指定すると、deflt: エントリがそのプラットフォームで処理できるように指定することができます。
    • plat!=<
      plat
      >
      この任意のフィールドは、<
      value
      > フィールドの後にある必要があります。これは、deflt: エントリがプラットフォーム <
      plat
      > で処理されないことを指定します。たとえば、Linux の場合にのみデフォルトを設定するには、plat!=intel を指定します。複数の plat=<
      name
      > フラグを指定すると、deflt: エントリがそのプラットフォームで処理されないように指定することができます。
    plat=plat と plat!=plat フラグは相互に排他的です。同じ deflt: エントリで一緒に使用することはできません。plat=<
    plat
    > も plat!=<
    plat
    > も使用しない場合は、すべてのプラットフォームで deflt: エントリが処理されます。
    prot=yes および req=yes オプションは、構文の例で示されています。これらを使用する場合は、両方 <
    value
    > フィールドの後に置く必要があります。これらは mkmm.sys データ ファイルでの使用のみを目的としています。prot=yes フィールドは、後続の file エントリに含まれる製品 <
    prod
    > およびタイプ <
    type
    > のファイルがインストール時にチェックサムで保護されている必要があることを指定します。
    req=yes フィールドは、deflt: エントリが後続の deflt: エントリでオーバーライドできないことを指定します。VAR 拡張モジュールの開発者は、そのインデックス ファイルでこれらのオプションを使用しないでください。
    以下の file: の例(およびこれらのエントリの説明の他の部分)の「?」フィールドは、mkmm で処理される際に、これらの ID のシステム デフォルト値で置き換えられます。