SEI ツールキットのユース ケース

SEI ツールキットは、以下を開発する際に使用することができます。
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一般的なカスタマイズ
SEI ツールキットは、以下を開発する際に使用することができます。
  • Level 1 Toolkit および CORBA Toolkit を使用して開発された
    CA Spectrum
    管理モジュール。これは、VAR が SEI ツールキットを使用する最も一般的なシナリオです。
  • カスタマイズされた OneClick アプリケーション。
  • CA Spectrum
    外部のアプリケーション。
以下は実施する高レベル プロセスです。
  1. 要件に応じて、以下の 1 つ以上を実行します。
    • 管理モジュールの作成:
      Model Type Editor を使用して、
      SpectroSERVER
      データベースに新しいデバイスを表すモデル タイプを作成します。また、Model Type Editor を使用して、データベース エクスポート ファイルを作成し、これを使用して新しいモデル タイプを他の
      CA Spectrum
      データベースにインポートすることができます。
      注:
      Model Type Editor の使用の詳細については、「Model Type Editor」を参照してください。
      思うようにモジュールが新しいネットワーク デバイスを表し、管理するまで、新しい管理モジュールでさまざまなファイルをカスタマイズします。2 つの一般的なカスタマイズは、MIB の機能をサポートするデバイスのアプリケーション モデル タイプを作成し、アラート、イベント、およびアラームのサポートを追加します。
    • カスタマイズされた OneClick アプリケーションの作成:
      mmship および適用可能なツールキットを使用し、カスタム ビュー、検索、テーブル、およびメニューを作成して、OneClick をカスタマイズします。
      注:
      OneClick のカスタマイズの詳細については、「OneClick カスタマイズ」を参照してください。
    • 外部アプリケーションの作成:
      mmship および適用可能なツールキットを使用して、外部アプリケーションの出荷ファイルを開発します。
      注:
       出荷ファイルの開発に関する詳細については、「認定」セクションを参照してください。
  2. 必要に応じて新しい管理モジュール、カスタマイズされた OneClick アプリケーション、または外部アプリケーションを実行すると、配布プロセスに必要な以下の補助ファイルが作成されます。
    • インデックス ファイル
    • 部分記述ファイル
    テキスト エディタを使用して手動でこれらのファイル エンティティを作成することもできますが、SEI ツールキットで提供される mmship を使用すると、プロセスを簡単にすることができます。mmship を使用してファイルを生成する場合、テキスト エディタを使用して、生成されたファイルの正確性と完全性を確認し、必要な変更またはカスタマイズが実施されていることを確認する必要があります。
    新しい管理モジュールを作成する場合、mmship では、CORBA Toolkit を使用して追加したオブジェクトのインデックス ファイルに file: エントリが含まれないことに注意してください。カスタマイズされた OneClick アプリケーションを作成する場合、mmship では、OneClick のカスタマイズを定義するために追加した XML ファイルのインデックス ファイルに file: エントリが含まれないことに注意してください。いずれかの場合、テキスト エディタを使用して、必要な file: エントリをインデックス ファイルに追加する必要があります。
    新しい管理モジュールまたはカスタマイズされた OneClick アプリケーションを作成する場合、インデックス ファイルにインデックス ファイル レベル 1 を指定します。外部アプリケーションを作成する場合は、インデックス ファイル レベル 2 を指定します。
  3. セットアップ初期化ファイルを編集し、インストール手順に製品名を挿入します。
  4. mkmm ツールを使用して、管理モジュール、カスタマイズされた OneClick アプリケーション、または外部アプリケーションを VCD に追加します。
    VCD が存在しない場合 mkmm が VCD を作成します。VCD がすでに存在する場合、mkmm では、任意の数の追加モジュールまたはアプリケーションを追加することができます。単一の VCD に Linux および/または Windows 用のものを複数追加することができます。
  5. mkcd ツールを使用して、以下を行います。
    • VCD の整合性を確認します。
    • インストールできるように、バージョン番号を VCD に追加します。
  6. 完成した VCD から既存の
    CA Spectrum
    インストール領域にインストールすることで、管理モジュール、カスタマイズされた OneClick アプリケーション、または外部アプリケーションの最終テストを実施します。テストが失敗した場合、必要に応じてソースを変更し、VCD を再構築します。
  7. カスタマまたはローカル開発者に VCD を配布します。VCD は以下のようにインストールすることができます。
    • ディスクから直接インストール。
    • マウントされたファイル システムからインストール。
    • Web サイトからダウンロードしてインストール。
    • 物理 CD-ROM にコミットし、そのメディアからインストール。
    CA では、Web または物理 CD-ROM を使用して VCD を配布するためのハードウェアまたはソフトウェアを提供していませんが、これらの機能はさまざまなサードパーティから利用することができます。