リモート オペレーション サーバの設定
内容
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内容
インストールが完了した後でサーバからログアウトして再びサーバにログインすると、リモート オペレーション コネクタのコンポーネントを有効にすることができるようになります。このコンポーネントでは、リモート オペレーション サーバを Central SPECTRUM Server 上の Remote Operations Manager にリンクします。トポロジおよびアラーム情報を Central SPECTRUM サーバに送信するのに必要な情報で、リモート オペレーション コネクタを設定します。
以下の手順に従います。
- リモート オペレーション スイートの展開に関連付けられている OneClick サーバにログインします。
- CA Spectrumコントロール パネルを起動します。
- SpectroSERVERプロセスを開始します。このプロセスはリモート オペレーション スイートを起動することに相当します。
- OneClick のナビゲーション画面の[エクスプローラ]タブで、新しいリモート オペレーション サーバを見つけます。
- ランドスケープを展開し、次にユニバースを展開します。
- Virtual Network Manager (VNM)モデルを選択します。VNM モデルに関する情報がコンポーネント詳細画面に表示されます。コネクタ パラメータを以下の順序で設定することをお勧めします。
トポロジ転送の設定
リモート オペレーション コネクタは、関連付けられているリモート オペレーション サーバのユニバース階層内のすべてのモデリング データの表現を提供します。ユニバース階層には、コンテナ、デバイス、ポート、およびアプリケーションが含まれています。リモート オペレーション コネクタは、Central SPECTRUM サーバの Remote Operations Manager コンポーネントにトポロジ情報を送信します。デフォルトでは、ユニバース階層の下のネットワーク トポロジ全体が転送されます。
選択的にトポロジ コンポーネントを転送するように、トポロジ転送機能を設定します。リモート オペレーション コネクタで Central SPECTRUM サーバに転送するネットワーク トポロジのコンポーネントを指定できます。
以下の手順に従います。
- 「リモート オペレーション サーバ v9.4 の設定」の記述に従って、リモート オペレーション コネクタの設定を特定し、[トポロジ転送]サブビューを展開します。[トポロジ転送]設定オプションが表示されます。
- 階層の隣にある[設定]をクリックし、Central SPECTRUM サーバに転送する、選択したリモート オペレーション サーバ階層の要素を選択します。
- ユニバース階層全体(すべてのコンテナを含む)
- デバイスのみ
デバイス サブコンポーネントの隣にある[設定]をクリックし、Central SPECTRUM サーバに転送するリモート オペレーション サーバのサブコンポーネントを選択します。
- すべてのデバイス サブコンポーネント(ポートとアプリケーション)
- インターフェースのみ
- アプリケーションのみ
注:
リモート オペレーション コネクタは常に、セントラル SPECTRUM サーバにすべてのデバイス モデルを転送します。Central SPECTRUM サーバにポートおよびアプリケーション モデルのアラームを転送するには、これらのモデルを転送するようにリモート オペレーション コネクタを設定します。たとえば、デバイスおよびインターフェース モデルのみを Central SPECTRUM サーバに送信する場合は、デバイスおよびインターフェースのアラームのみが転送されます。アプリケーション モデルのアラームは転送されません。[デバイス サブコンポーネント]の隣に、選択した値が表示されます。
注:
製品の初期設定の後に、[リモート オペレーション トポロジの更新]をクリックしないでください。初期接続が確立されると、リモート オペレーション サーバのトポロジ データが Central SPECTRUM サーバに送信されます。トポロジ転送が設定されます。
アラーム転送の設定
リモート オペレーション サーバは、アラームを生成します。アラームは、リモート オペレーション コネクタによって、Central SPECTRUM サーバ上の Remote Operations Manager コンポーネントに転送されます。
Central SPECTRUM サーバに転送されるアラームの重大度を指定するアラーム転送機能を設定します。アラームの想定される原因 ID に基づいてアラーム転送をフィルタすることもできます。リモート オペレーション コネクタは、Central SPECTRUM サーバに送信するように設定されているアラームのみを転送します。アラーム転送フィルタに一致しないすべてのアラームは転送されません。
以下の手順に従います。
- 「リモート オペレーション サーバ v9.4 の設定」の記述に従って、リモート オペレーション コネクタの設定を特定し、[アラーム転送]サブビューを展開します。[アラーム転送]設定オプションが表示されます。
- [設定]リンクをクリックして[はい]を選択して、Central SPECTRUM サーバに送信するアラーム重大度を選択します。デフォルトでは、重大、メジャー、マイナー、および保守のアラーム重大度オプションが有効にされています。各アラームの値がアラームの隣りに表示されます。注:CA Spectrumモデルの抑制、保守、および初期の各条件は通常、実際のアラームを生成しません。アラーム数を減らすと、ネットワーク停止中の SpectroSERVER プロセスのパフォーマンスが向上します。リモート オペレーション サーバによって抑制、保守、初期アラームが転送されると、SpectroSERVER でこれらのアラームが生成されます。VNM モデルの[アラーム管理]サブビューを開いて、アラームが生成されたことを確認します。[初期アラームの無効化]、[抑制されたアラームの無効化]、および[保守アラームの無効化]設定を確認します。その重大度のアラームがリモート オペレーション サーバによって転送されるようにするには、これらのアラーム管理属性を[いいえ]に設定する必要があります。
- [想定される原因のフィルタ]オプションの下の[追加]をクリックして、Central SPECTRUM サーバに転送するアラームの想定される原因コードを指定します。[追加]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [想定される原因 ID の入力]フィールドに想定される原因コードを入力し、[OK]をクリックします。[想定される原因のフィルタ]リストに想定される原因コードが表示されます。注:いずれかの想定される原因コードが[想定される原因のフィルタ]リストに一覧表示される場合、そのリストで想定される原因 ID に一致するアラームのみが Central SPECTRUM サーバに転送されます。他のすべては転送されません。[想定される原因のフィルタ]リストが空の場合、想定される原因コードに基づくアラームのフィルタリングは実行されません。アラーム転送が設定されます。
注:
アラームの詳細については、「イベント設定」セクションを参照してください。Central SPECTRUM サーバの設定および Central SPECTRUM サーバへの接続
Central SPECTRUM サーバに接続する Central SPECTRUM サーバ ホストの名前を使用して、各リモート オペレーション コネクタを設定します。リモート オペレーション コネクタでは、アラームおよびトポロジ データの転送先に関する情報を必要とします。
注:
プライマリおよびバックアップの Central SPECTRUM サーバのホスト名を設定するには、事前にアラーム転送が設定されている必要があります。以下の手順に従います。
- 「リモート オペレーション コネクタの設定」の説明に従って、リモート オペレーション コネクタの設定の場所を特定し、[一般]サブビューを展開します。[一般設定]オプションが表示されます。
- [リモート オペレーション サーバ ID]が正しいことを確認します。([リモート オペレーション サーバ ID]のデフォルト値は、ローカル サーバ名です)。正しくない場合は、以下の手順に従います。1.[設定]を選択します。2.リモート オペレーション サーバ IDを入力します。3.Enterキーを押します。リモート オペレーション サーバ ID は、[リモート オペレーション サーバ ID]の隣に表示されます。
- (オプション)バックアップ Central SPECTRUM サーバのホスト名の隣の[設定]をクリックして、バックアップ Central SPECTRUM サーバのホスト名を入力して、Enter キーを押します。注:このホスト名は完全修飾ホスト名であってはなりません。バックアップ ホスト名は、バックアップ Central SPECTRUM サーバのホスト名の隣に表示されます。
- プライマリ Central SPECTRUM サーバのホスト名の隣の[設定]をクリックし、プライマリ Central SPECTRUM サーバのホスト名を入力して、Enter キーを押します。
注:
このホスト名は完全修飾ホスト名であってはなりません。プライマリ Central SPECTRUM サーバとして指定されたサーバは MLS になることができます。詳細については、「メイン ロケーション サーバの選択」を参照してください。リモート オペレーション サーバ ID がリモート オペレーション サーバのローカル マシン名に一致していることを確認します。プライマリ ホスト名は、プライマリ Central SPECTRUM サーバのホスト名の隣に表示されます。
重要:
プライマリ Central SPECTRUM サーバのホスト名が設定されると、初期トポロジおよびアラーム データは即時に Central SPECTRUM サーバに送信されます。プライマリ Central SPECTRUM サーバ ホスト名を最後に設定します。後続のトポロジ更新が発生するのは、切断の後に Central SPECTRUM サーバとの接続が再確立される場合か、オンデマンド トポロジ更新の場合に限られます。