リモート オペレーション サーバの設定

内容
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内容
インストールが完了した後でサーバからログアウトして再びサーバにログインすると、リモート オペレーション コネクタのコンポーネントを有効にすることができるようになります。このコンポーネントでは、リモート オペレーション サーバを Central SPECTRUM Server 上の Remote Operations Manager にリンクします。トポロジおよびアラーム情報を Central SPECTRUM サーバに送信するのに必要な情報で、リモート オペレーション コネクタを設定します。
以下の手順に従います。
  1. リモート オペレーション スイートの展開に関連付けられている OneClick サーバにログインします。
  2. CA Spectrum
    コントロール パネルを起動します。
  3. SpectroSERVER
    プロセスを開始します。このプロセスはリモート オペレーション スイートを起動することに相当します。
  4. OneClick のナビゲーション画面の[エクスプローラ]タブで、新しいリモート オペレーション サーバを見つけます。
  5. ランドスケープを展開し、次にユニバースを展開します。
  6. Virtual Network Manager (VNM)モデルを選択します。
    VNM モデルに関する情報がコンポーネント詳細画面に表示されます。
    コネクタ パラメータを以下の順序で設定することをお勧めします。
トポロジ転送の設定
リモート オペレーション コネクタは、関連付けられているリモート オペレーション サーバのユニバース階層内のすべてのモデリング データの表現を提供します。ユニバース階層には、コンテナ、デバイス、ポート、およびアプリケーションが含まれています。リモート オペレーション コネクタは、Central SPECTRUM サーバの Remote Operations Manager コンポーネントにトポロジ情報を送信します。デフォルトでは、ユニバース階層の下のネットワーク トポロジ全体が転送されます。
選択的にトポロジ コンポーネントを転送するように、トポロジ転送機能を設定します。リモート オペレーション コネクタで Central SPECTRUM サーバに転送するネットワーク トポロジのコンポーネントを指定できます。
以下の手順に従います。
  1. リモート オペレーション サーバ v9.4 の設定」の記述に従って、リモート オペレーション コネクタの設定を特定し、[トポロジ転送]サブビューを展開します。
    [トポロジ転送]設定オプションが表示されます。
  2. 階層の隣にある[設定]をクリックし、Central SPECTRUM サーバに転送する、選択したリモート オペレーション サーバ階層の要素を選択します。
    • ユニバース階層全体(すべてのコンテナを含む)
    • デバイスのみ
    選択した値は、階層の隣りに表示されます。
デバイス サブコンポーネントの隣にある[設定]をクリックし、Central SPECTRUM サーバに転送するリモート オペレーション サーバのサブコンポーネントを選択します。
  • すべてのデバイス サブコンポーネント(ポートとアプリケーション)
  • インターフェースのみ
  • アプリケーションのみ
注:
リモート オペレーション コネクタは常に、セントラル SPECTRUM サーバにすべてのデバイス モデルを転送します。Central SPECTRUM サーバにポートおよびアプリケーション モデルのアラームを転送するには、これらのモデルを転送するようにリモート オペレーション コネクタを設定します。たとえば、デバイスおよびインターフェース モデルのみを Central SPECTRUM サーバに送信する場合は、デバイスおよびインターフェースのアラームのみが転送されます。アプリケーション モデルのアラームは転送されません。
[デバイス サブコンポーネント]の隣に、選択した値が表示されます。
注:
製品の初期設定の後に、[リモート オペレーション トポロジの更新]をクリックしないでください。初期接続が確立されると、リモート オペレーション サーバのトポロジ データが Central SPECTRUM サーバに送信されます。
トポロジ転送が設定されます。
アラーム転送の設定
リモート オペレーション サーバは、アラームを生成します。アラームは、リモート オペレーション コネクタによって、Central SPECTRUM サーバ上の Remote Operations Manager コンポーネントに転送されます。
Central SPECTRUM サーバに転送されるアラームの重大度を指定するアラーム転送機能を設定します。アラームの想定される原因 ID に基づいてアラーム転送をフィルタすることもできます。リモート オペレーション コネクタは、Central SPECTRUM サーバに送信するように設定されているアラームのみを転送します。アラーム転送フィルタに一致しないすべてのアラームは転送されません。
以下の手順に従います。
  1. リモート オペレーション サーバ v9.4 の設定」の記述に従って、リモート オペレーション コネクタの設定を特定し、[アラーム転送]サブビューを展開します。
    [アラーム転送]設定オプションが表示されます。
  2. [設定]リンクをクリックして[はい]を選択して、Central SPECTRUM サーバに送信するアラーム重大度を選択します。デフォルトでは、重大、メジャー、マイナー、および保守のアラーム重大度オプションが有効にされています。
    各アラームの値がアラームの隣りに表示されます。
    注:
    CA Spectrum
    モデルの抑制、保守、および初期の各条件は通常、実際のアラームを生成しません。アラーム数を減らすと、ネットワーク停止中の SpectroSERVER プロセスのパフォーマンスが向上します。リモート オペレーション サーバによって抑制、保守、初期アラームが転送されると、SpectroSERVER でこれらのアラームが生成されます。VNM モデルの[アラーム管理]サブビューを開いて、アラームが生成されたことを確認します。[初期アラームの無効化]、[抑制されたアラームの無効化]、および[保守アラームの無効化]設定を確認します。その重大度のアラームがリモート オペレーション サーバによって転送されるようにするには、これらのアラーム管理属性を[いいえ]に設定する必要があります。
  3. [想定される原因のフィルタ]オプションの下の[追加]をクリックして、Central SPECTRUM サーバに転送するアラームの想定される原因コードを指定します。
    [追加]ダイアログ ボックスが表示されます。
  4. [想定される原因 ID の入力]フィールドに想定される原因コードを入力し、[OK]をクリックします。
    [想定される原因のフィルタ]リストに想定される原因コードが表示されます。
    注:
    いずれかの想定される原因コードが[想定される原因のフィルタ]リストに一覧表示される場合、そのリストで想定される原因 ID に一致するアラームのみが Central SPECTRUM サーバに転送されます。他のすべては転送されません。[想定される原因のフィルタ]リストが空の場合、想定される原因コードに基づくアラームのフィルタリングは実行されません。
    アラーム転送が設定されます。
注:
 アラームの詳細については、「イベント設定」セクションを参照してください。
Central SPECTRUM サーバの設定および Central SPECTRUM サーバへの接続
Central SPECTRUM サーバに接続する Central SPECTRUM サーバ ホストの名前を使用して、各リモート オペレーション コネクタを設定します。リモート オペレーション コネクタでは、アラームおよびトポロジ データの転送先に関する情報を必要とします。
注:
プライマリおよびバックアップの Central SPECTRUM サーバのホスト名を設定するには、事前にアラーム転送が設定されている必要があります。
以下の手順に従います。
  1. リモート オペレーション コネクタの設定」の説明に従って、リモート オペレーション コネクタの設定の場所を特定し、[一般]サブビューを展開します。
    [一般設定]オプションが表示されます。
  2. [リモート オペレーション サーバ ID]が正しいことを確認します。([リモート オペレーション サーバ ID]のデフォルト値は、ローカル サーバ名です)。正しくない場合は、以下の手順に従います。 
    1.
    [設定]
    を選択します。
    2.
    リモート オペレーション サーバ ID
    を入力します。
    3.
    Enter
     キーを押します。
    リモート オペレーション サーバ ID は、[リモート オペレーション サーバ ID]の隣に表示されます。
  3. (オプション)バックアップ Central SPECTRUM サーバのホスト名の隣の[設定]をクリックして、バックアップ Central SPECTRUM サーバのホスト名を入力して、Enter キーを押します。
    注:
    このホスト名は完全修飾ホスト名であってはなりません。
    バックアップ ホスト名は、バックアップ Central SPECTRUM サーバのホスト名の隣に表示されます。
  4. プライマリ Central SPECTRUM サーバのホスト名の隣の[設定]をクリックし、プライマリ Central SPECTRUM サーバのホスト名を入力して、Enter キーを押します。
 
注:
このホスト名は完全修飾ホスト名であってはなりません。プライマリ Central SPECTRUM サーバとして指定されたサーバは MLS になることができます。詳細については、「メイン ロケーション サーバの選択」を参照してください。リモート オペレーション サーバ ID がリモート オペレーション サーバのローカル マシン名に一致していることを確認します。
 
プライマリ ホスト名は、プライマリ Central SPECTRUM サーバのホスト名の隣に表示されます。
重要:
プライマリ Central SPECTRUM サーバのホスト名が設定されると、初期トポロジおよびアラーム データは即時に Central SPECTRUM サーバに送信されます。プライマリ Central SPECTRUM サーバ ホスト名を最後に設定します。
後続のトポロジ更新が発生するのは、切断の後に Central SPECTRUM サーバとの接続が再確立される場合か、オンデマンド トポロジ更新の場合に限られます。