自動ネーミングおよびアドレッシング

sp には、AUTO_NAME 属性(属性 ID 0x00011979)を使用した、モデルの自動ネーミングおよびアドレッシング機能が実装されています。この属性の値には、モデリング カタログのモデル タイプごとにデフォルトで「はい」が設定されています。モデル タイプ エディタ(MTE)を使用してこの値に「いいえ」を設定することによって、モデル タイプごとに自動ネーミングおよびアドレッシング機能を無効にできます。この機能が有効な場合の動作を、以下に示します。
casp1032jp
CA Spectrum
には、AUTO_NAME 属性(属性 ID 0x00011979)を使用した、モデルの自動ネーミングおよびアドレッシング機能が実装されています。この属性の値には、モデリング カタログのモデル タイプごとにデフォルトで「はい」が設定されています。モデル タイプ エディタ(MTE)を使用してこの値に「いいえ」を設定することによって、モデル タイプごとに自動ネーミングおよびアドレッシング機能を無効にできます。この機能が有効な場合の動作を、以下に示します。
IP アドレスのみを使用して新しいモデルを作成すると、
CA Spectrum
は以下の 3 つの方法のいずれかを使用して、モデルの名前を自動的に指定しようとします。
  • NIS (Network Information System)または DNS (Domain Naming Service)を使用して、モデリングされたデバイスから名前を取得する
  • ローカルの /etc/hosts ファイルをチェックして、モデリングされたデバイスの IP アドレスに関連付けられた名前を調べる
  • IP アドレスをモデル名として使用する
モデル名の指定に使用されるソース(IP アドレス、ネーム サービス、または sysName)の優先度は、VNM モデルの Model_Naming_Options 属性によって指定されます。この属性は、VNM モデルの制御ビューで変更できます。
注:
 ランドスケープの設定の詳細については、「」セクションを参照してください。
同様に、新しいモデルを作成してモデル名のみを指定すると、
CA Spectrum
は、NIS、DNS またはローカルの /etc/hosts ファイルを使用して、モデリングされたデバイスの IP アドレスを取得しようとします。
どちらの場合も、特定のモデル タイプの AutoName の値が「TRUE」である限り、
CA Spectrum
は以下の方法でそのモデル タイプの名前を自動的に維持します。モデルの IP アドレスが変更されたときに、
CA Spectrum
によって元のモデル名が指定されている場合は、前述の 3 つの方法のいずれかを使用して新しい名前が指定されます。しかし、自動命名された名前ではなく、ユーザによって名前が指定されたモデルの IP アドレスが変更された場合は、その名前が維持されます。
ボード モデルとポート モデルもデフォルトで自動ネーミングの対象であり、それぞれ親デバイス モデルの名前の末尾にボード/ポートのインスタンス ID を追加した名前が割り当てられます。たとえば、モデル タイプ Hub_CSI_IRM2 のモデルの名前が IRM2_UK で、モデリングされたデバイスのポートのインスタンス ID が 2.5 である場合、このポートの名前は IRM2_UK.2.5 になります。デバイス名が IRM2_US に変更された場合、ポートの名前は IRM2_US.2.5 になります。ただし、デバイス名がユーザ指定によるもので、ユーザがポート名を IRM2_US.2.5 から LAB_PORT に変更した場合、それ以降は IP アドレス が変更されても、そのポートの自動ネーミングは行われません。 一部のボード(主にスタンドアロン MIM)には、独自のインテリジェンスが実装されています。その場合、以前説明したように AUTO_NAME に「いいえ」を設定することによって、自動ネーミング インテリジェンスを無効にして、ボード独自のインテリジェンスを機能させることができます。