分散 SpectroSERVER 設定
内容
casp1032jp
内容
DSS 環境では、任意の
SpectroSERVER
から、PE ルータをモデリングできます。CA Spectrum
は、関連付けられた PE ルータがモデリングされている同じ SpectroSERVER
上で L2Site モデルを作成します。ただし、CA Spectrum
はメイン ロケーション サーバ（MLS）上ですべての VFI モデルを作成します。検出されたすべての VFI は、OneClick コンソールの VPLS Manager 領域に表示されます。ローカルの SpectroSERVER
には、この分散構成をサポートする MLS との接続が必要です。重要：
分散 VPLS Manager 環境では、すべての VFI モデルは MLS 上の SpectroSERVER
にある必要があります。MLS を変更すると、VFI および VpnL2Site モデルは無効になり、DSS 環境内の各 SpectroSERVER
によって削除されます。正しく MLS を変更するには、新しい MLS を指定するための手順を参照してください。詳細については、「分散 SpectroSERVER 管理」を参照してください。分散 SpectroSERVER の考慮事項
分散
SpectroSERVER
を設定する前に以下の考慮事項を確認します。- 同じ PE ルータが複数のランドスケープでモデリングされている場合は、複数のサイト モデルが作成されます。サイト モデルは同じ名前を持ちますが（デバイス モデルの名前が異なる場合は除く）、別のランドスケープに存在します。停止が発生する場合、複数のサイトで停止が発生しているため、複数の類似したアラームが表示される可能性があります。
- サイト モデルの 1 つのセットでアラームを受信しない場合は、プロキシ モデルを使用します。そうしないと、CA Spectrumは各サイト モデル上でアラームを発生させます。
- 複数のランドスケープで同じデバイスをモデリングする場合は、デバイスを異なる名前にします。別のデバイス名を使用すると、複数のランドスケープで類似したアラームを容易に識別できます。
グローバル設定の適用
DSS 環境では、MLS 上の VPLS Manager モデルを使用し、グローバルに設定を適用できます。デフォルトでは、メイン VPLS マネージャ モデル上で設定した設定オプションが、リモート
SpectroSERVER
の VPLS Managers に適用されます。設定オプションの設定により、すべての SpectroSERVER
わたる効率的な設定方法がグローバルに提供されます。必要に応じて、リモート VPLS Manager のグローバル設定をオーバーライドできます。たとえば、個別の
SpectroSERVER
によって管理されるラボ環境がある場合、その SpectroSERVER
で管理されているデバイスによって生成される VFI アラームをオフにすることができます。これらをオフにすると、不要なアラームを除外することができます。注：
オーバーライドを行うときには注意が必要です。可能な場合、ベスト プラクティスとして、MLS 上でモデル情報を更新し、特定の SpectroSERVER
上で必要な変更に対してローカルのオーバーライドを使用します。グローバル設定のオーバーライド
デフォルトでは、メイン VPLS マネージャ モデル上で設定した設定オプションが、DSS 環境のリモート
SpectroSERVER
の VPLS Managers に適用されます。ただし、リモート VPLS Manager でこれらの設定をオーバーライドすることができます。たとえば、個別の SpectroSERVER
によって管理されるラボ環境がある場合、その SpectroSERVER
で管理されているデバイスによって生成される VFI アラームをオフにすることで、不要なアラームを除外することができます。以下の手順に従います。
- 設定する VPLS Manager を検索します。VPLS Manager モデルがコンテンツ画面の検索結果に表示されます。
- VPLS Manager モデルを選択します。
- ［コンポーネント詳細］画面で［情報］タブをクリックします。
- ［設定］-［管理設定］サブビューを展開します。
- オーバーライドする設定オプションの［設定］リンクをクリックします。ローカルのオーバーライド画面が表示されます。グローバル値は、MLS VPLS Manager モデルで設定された値を反映します。
- グローバル値とは異なる値を入力し、［グローバル値を使用］チェックボックスをオフにして［保存］をクリックします。変更内容が保存され、選択された VPLS Manager モデルのグローバル設定が新しい設定でオーバーライドされます。注：ローカル オーバーライドが使用されている場合、［管理設定］サブビューには、非グローバル属性にアスタリスクが追加されて表示されます。