プロセス監視ルールの削除
内容
casp1032jp
内容
ローカル プロセス監視ルールおよびホスト モデルのルール セットが所有するルールを削除することができます。前者の場合、プロセスの監視が停止されます。後者の場合の削除は、ルール セットのルールによる特定のモデルに対する監視も停止されます。ただし、ルール セットのルールの削除は一時的なものです。ルールで指定されたプロセス監視は、次にルール セットが更新されるときに再確立されます。詳細については、「ルール セットの外部ルールの削除」を参照してください。
プロセス監視ルールを削除すると、
CA Spectrum
とプロセス監視エージェントは、ルールで指定されたプロセスのすべての同一の(区別されない)インスタンスの監視を停止します。さらに、ルールは、エージェント MIB から削除されます。以下の手順に従います。
- コンテンツ画面で、削除するプロセス監視ルールを含むモデルを選択します。このホスト デバイスに関する情報がコンポーネント詳細画面に表示されます。
- コンポーネント詳細画面で、[システム リソース]-[実行中]-[監視対象プロセス]-[監視対象プロセス]を展開します。監視対象プロセス テーブルは、選択したモデルのプロセス監視ルールのリストを示します。
- 削除するプロセス監視ルールを選択し、[削除]をクリックします。削除を確認できるプロンプトが表示されます。
- 削除を確認します。プロセス監視ルールが削除されます。選択されたモデルのルールによって指定されているプロセス監視がすぐに停止します。
保守モード
プロセス監視が保守モードである場合、プロセスは監視されません。そのプロセスの監視に関連するイベントまたはアラームは生成されません。
さまざまな重要なアプリケーションが実行されているホストで単一のアプリケーションをアップグレードする際は、プロセス監視を保守モードにすると役立ちます。アップグレードの実施中、特定のアプリケーションに関連付けられているプロセスのみを保守モードにすることができます。他のアプリケーションの監視は続行することができます。
保守モードはスケジュールすることもできます。これによって、プロセスでアラームを生成する時間帯を指定することができます。
保守モードでは、RFC 2790 および NSM エージェントのプロセス監視のみがサポートされています。
注:
ホスト デバイスが保守モードの場合、そのデバイスのプロセス監視は自動的に中断されます。プロセス監視を保守モードにする
プロセス監視はいつでも保守モードにすることができます。この手順では、プロセス監視をすぐに保守モードにする方法について説明します。
以下の手順に従います。
- コンテンツ画面で、プロセス監視を保守モードにするホスト モデルを選択します。注:保守モードは、RFC 2790 および NSM エージェントのプロセス監視でのみサポートされています。
- コンポーネント詳細画面の[情報]タブで、[システム リソース]-[実行中]-[監視対象プロセス]、および該当する場合は[RFC 2790]を展開します。
- プロセス監視を保守モードにする監視対象プロセスまたは監視対象プロセス(RFC 2790)テーブルから以下のいずれかの手順を実行します。
- 保守モードにするプロセスを選択し、テーブル上の[保守]ボタンをクリックします。
- 保守モードにするプロセス監視を右クリックし、[保守モードの切り替え]を選択します。
注:
これと同じ手順を使用して、プロセス監視の保守モードを解除することができます。プロセス監視の保守モードのスケジュール
保守スケジュールを適用することで、プロセス監視が保守モードになる時間をスケジュールすることができます。既存のスケジュールを適用したり、新しいスケジュールを作成したりすることができます。プロセス監視に複数のスケジュールを適用することができます。
以下の手順に従います。
- [ロケータ]-[システムとアプリケーションの監視]-[すべての監視対象プロセス]を選択します。
- [コンテンツ]画面で保守スケジュールを適用するプロセス監視を選択します。注:保守モードは、RFC 2790 および NSM エージェントのプロセス監視でのみサポートされています。
- [コンポーネント詳細]画面で[プロセス監視詳細]サブビューを展開し、[保守モード]を見つけ、[スケジュール]をクリックします。[スケジュールの追加/削除]ダイアログ ボックスが表示されます。プロセス監視に適用されている保守スケジュールが、[現在のスケジュール]列に表示されます。
- (オプション)既存のスケジュールを適用します。[使用可能スケジュール]列からスケジュールを選択し、左矢印をクリックして[現在のスケジュール]列に移動させます。
- [Create]をクリックします。[スケジュールの作成]ダイアログ ボックスが表示されます。
- スケジュールの[開始日]、[開始時間]、および[終了時間]または[期間]を選択します。
- [繰り返しのオプション]要素を選択します。注:[繰り返しのオプション]を[なし]に設定し、一度だけの保守モード ウィンドウを作成します。
- 説明を提供し、スケジュールを示します。
- [OK]をクリックします。[スケジュールの作成]ダイアログ ボックスを閉じます。新しいスケジュールが[スケジュールの追加/削除]ダイアログ ボックスの[現在のスケジュール]列に表示されます。
- [OK]をクリックします。[スケジュールの追加/削除]ダイアログ ボックスを閉じます。保守モードのスケジュールの変更がプロセス監視に適用されます。[割り当てられた保守スケジュール]リストに変更が表示されます。
デバイス モデルからの保守アラームのロール ダウン
デバイスが保守モードにある場合、デバイス上で生成される保守アラームは関連するプロセス モデルに細分化される可能性があります。rollMMAlarmToApp 属性を true に設定することで、この継承を有効にします。このオプションを有効にすると、アラームは、デバイスに関連付けられたアプリケーション モデルにもロール ダウンします。
注:
デバイスを保守モードにする詳細については、「」セクションを参照してください。モデル属性の変更の詳細については、「」を参照してください。プロセス モデルの内部状態
CA Spectrum
は、プロセス監視イベントのアラームを生成せずに、プロセス モデルの状態を維持することができます。この機能は、サービスまたはリソース監視に複数の監視対象プロセス モデルを組み込む場合に役立ちます。プロセス監視ルールが違反されるごとにアラームがデバイスまたはプロセス モデル上に生成されるのではなく、サービス ポリシーが違反された場合にサービス モデル上に単一のアラームを確認できます。この機能はデフォルトで無効になっています。EnableInternalCondition 属性の値を「Yes」に設定するには、属性エディタを使用して有効にします。この属性は、NSM プロセス監視の場合はデバイス モデル上に、RFC 2790 プロセス監視の場合は、rfc2790App アプリケーション モデル上にあります。この機能を有効化または無効化すると場合、関連するプロセス モデル上で、既存のプロセス監視アラームがクリアされ、その InternalCondition 属性が正常に設定されます。
この機能が有効になっており、[アラームを生成]オプションが[プロセス モデル]に設定されている場合、プロセス監視イベントはアラームを生成しません。代わりに、プロセス モデルの InternalCondition 属性は、プロセス モデルの状態を反映するように設定されます。この属性の値は、[ロケータ]タブの[すべての監視対象プロセス]テーブルの[システムとアプリケーションの監視]の[内部状態]列に表示されます。値は、プロセス モデルの[属性]タブにもあります。
[内部状態]機能が有効であるときに、プロセス モデルにログ ファイル監視をマッピングしません。ログ ファイル監視イベントは、アラームの生成を続行します。
RFC 2790 監視をサポートするホストの場合
- 機能が有効または無効の場合
- 影響を受けるデバイス モデルに存在するプロセス監視アラームを手動でクリアします。
- プロセス数の条件は再度アサートされますが、プロセス開始およびプロセス停止条件は再度アサートされません。
- ランドスケープ内のデバイスで内部状態機能が有効になっているときに、SpectroSERVERが再起動された場合、デバイス上で機能を無効化して再度有効化します。以下の手順では、プロセス モデルの内部状態がプロセス モニタの実際の状態と正確に同期されるようにします。