プロセス監視ルールの作成

プロセスがホスト上で実行されているかどうかにかかわらず、ホスト モデルに対してプロセス監視ルールを作成できます。
casp1032jp
プロセスがホスト上で実行されているかどうかにかかわらず、ホスト モデルに対してプロセス監視ルールを作成できます。
注:
適切な権限のあるユーザのみが、プロセス監視ルールを作成できます。詳細については、「システムとアプリケーションの監視権限」を参照してください。
以下の手順に従います。
  1. コンテンツ画面で、監視ルールを作成するホスト モデルを選択します。
    このホスト デバイスに関する情報がコンポーネント詳細画面に表示されます。
  2. コンポーネント詳細画面の[情報]タブで、[システム リソース]-[実行中]-[監視対象プロセス]を展開します。
    このホスト タイプに使用可能なプロセス オプションが表示されます。
    注:
    RFC 2790 は、RFC 2790 ホスト リソース MIB をサポートするホストを示します。
  3. [実行中のプロセス]および[監視対象プロセス]の両方を展開します。
    [実行中のプロセス]テーブルでは、選択したホスト モデルに対して実行中のプロセスのリストを示します。
    [監視対象プロセス]テーブルでは、選択したホスト モデルに対して作成されているプロセス監視ルールのリストを示します。
  4. 選択したホスト モデルにプロセス監視ルールを作成するには、以下の
    いずれか
    の方式を使用します。
    • プロセスが実行中の場合、実行中のプロセス テーブルのプロセスを右クリックし、[このプロセスを監視]を選択します。
    • プロセスが実行中でない場合は、[実行中のプロセス]テーブルから除外されます。[監視対象プロセス]テーブルの上の[追加]をクリックします。定期的に実行されるプロセスで、現在実行中でないプロセスの開始時期について確認するため、プロセス監視ルールを指定できます。たとえば、ウイルス スキャンおよびシステムのメンテナンス プロセスがいつ実行されるかを確認したいとします。
      注:
      NSM エージェントの監視では、この方法を使用して、指定された条件に一致する複数の異なるプロセスを監視するルールを作成します。詳細については、「NSM エージェント プロセス監視ルール パラメータ」を参照してください。
    ホスト タイプに応じてダイアログ ボックスが表示されます。実行中のプロセス テーブルからプロセスを選択した場合、ダイアログ ボックスにはプロセス名および他の情報が含まれます。[追加]オプションを使用して、ダイアログ ボックスを起動した場合、すべてのプロセス情報を提供するように指示されます。
  5. プロセス監視ルールの設定
  6. [OK]をクリックします。
    以下のイベントが発生します。
    • プロセス監視ルールは、監視対象プロセス テーブルに追加されます。テーブルの列は、選択したホスト上の監視エージェント タイプに固有の事前定義済みのプロセス ID 情報を表します。ルールは、プロセス一致選択条件を満たすプロセスの同一のインスタンスすべてに適用されます。
    • プロセス モデルは RFC 2790 および NSM エージェントのルールに対して作成されます。
    注:
    監視ルールのローカル所有権は、ルールが特定のホスト用に明示的に作成されたことを示します。その場合、それはルール セットには含まれません。ルール セットの詳細については、「監視ルール セットの使用」を参照してください。
  7. アラーム生成オプションおよびエージェント ポーリング オプションを指定します。これらは、ホスト タイプに応じて、[監視対象プロセス]テーブルの上にあります。
    • 新規プロセス監視間隔(秒)
      CA Spectrum
      が[実行中のプロセス]テーブルで、監視ルールが監視しているプロセスの新しいインスタンスを確認する頻度を指定します。プロセスの新規インスタンスが実行されていることを検出した場合、
      CA Spectrum
      は監視対象プロセス用の監視対象プロセス テーブルで[実行中の数]値を更新します。
    • アラームを生成
      ルール違反に起因するアラームの宛先を選択します。
      CA Spectrum
      がアラームをプロセス監視ルール モデルまたはホスト モデル上に作成することを指定できます。
    • エージェント ポーリング間隔(秒)
      エージェントがホスト デバイスからプロセス情報を収集する頻度を指定します。最小値は 30 秒です。
    • エージェント ポーリング方法
      エージェントがプロセス データを収集する方法および時期を指定します。
      • 無効
        エージェントは(ポーリングまたは GET 要求によって)プロセス情報を取得しません。また、アラーム状態のすべてのステータス表示にパッシブまたは OK を設定します。
      • ポーリング間隔およびクエリ
        エージェントは、ポーリングおよび GET 要求の両方によってプロセス情報を取得します。
      • ポーリング間隔のみ
        エージェントは、ポーリングのみによってプロセス情報を取得します。
      • クエリのみ
        エージェントは get 要求のみによってプロセス情報を取得します。