基本的な非永続接続
非永続接続ソリューションでは、プライマリおよびセカンダリ インターフェースが同じリモート ルータ上に存在することが必要です。これにより、接続の一端のみが既知であるという、以下の最も基本的なサポート対象シナリオが導き出されます。
casp1032jp
非永続接続ソリューションでは、プライマリおよびセカンダリ インターフェースが同じリモート ルータ上に存在することが必要です。これにより、接続の一端のみが既知であるという、以下の最も基本的なサポート対象シナリオが導き出されます。

上記の図に示すように、この場合、冗長設定のリモート(ダイヤル)側のみが既知となります。そのため、以下の手順に従ってこのシナリオを設定します。
一端のみが既知の場合に基本的な非永続接続をモデリングする方法
- ルータ上のプライマリ インターフェースを右クリックし、[非永続接続セットアップ]-[このインターフェースの NPC バックアップを識別]を選択します。
- プライマリ インターフェースが利用できないときにアクティブ化する必要があるバックアップ インターフェースを右クリックし、[非永続接続セットアップ]-[NPC バックアップ:<primary interface>]を選択します。[タイプ Dialup_Link のモデルを作成]ダイアログ ボックスが表示されます。
- Dialup_Link モデルを作成します。
もう 1 つの基本的な非永続接続は、以下の図に示すように、ダイヤルアップ接続に関係する開始側と受信側の両方のルータが既知の場合です。

両端が既知の場合に基本的な非永続接続をモデリングする方法
- 前の手順、「一端のみが既知の場合に基本的な非永続接続をモデリングする方法」のすべての手順を完了します。
- ダイヤル バックアップ リンクを開始するリモート ルータのインターフェース モデルを右クリックし、[非永続接続セットアップ]-[非永続接続の開始]を選択します。
- ダイヤル バックアップ リンクの受話側にあるホスト ルータ インターフェース上のインターフェース モデルを右クリックし、[非永続接続セットアップ]-[接続先:<interface from step 2>]を選択します。これにより、非永続接続の受信側の端で Dialup_Link モデルとホスト ルータのインターフェース間のリンクが作成されます。