タスクの管理
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グローバル コレクションとタスクの関連付け
タスクはグローバル コレクションと関連付けることができます。グローバル コレクションとタスクを関連付けることによって、実行時にタスク タイプをサポートするコレクションのすべてのメンバでタスクが実行されます。初期タスク作成中またはタスクがすでに存在するようになった後に、グローバル コレクションとタスクを関連付けることができます。
注:
[NCM タスクにグローバル コレクションを含める]権限は、ユーザがグローバル コレクションとタスクを関連付けるのに必要です。権限の詳細については、「Network Configuration Manager 権限」を参照してください。新しいタスクの関連付け
タスクを作成する場合、グローバル コレクションとタスクを関連付けることができます。
以下の手順に従います。
- [エクスプローラ]タブでグローバル コレクション ノードを選択します。定義されたグローバル コレクションのリストが、コンテンツ画面の[リスト]タブに表示されます。注:グローバル コレクションが存在しない場合、続行する前に 1 つ作成する必要があります。詳細については、「IT インフラストラクチャのモデリングと管理」を参照してください。[リスト]タブで、タスクを関連付けるグローバル コレクションを選択します。
- グローバル コレクションは強調表示され、[NCM タスクの作成]アイコンが有効化されます。
- [NCM タスクの作成]アイコンをクリックし、作成するタスクを選択して、このグローバル コレクションに関連付けます。タスク用の[デバイスの選択]ダイアログ ボックスが表示されます。
- タスクに応じて、「Network Configuration Manager のバルク タスク」または「ファームウェア アップロード」の説明に従ってタスクの作成を続行します。完了した場合
- 新しいタスクがグローバル コレクションの[情報]タブの NCM タスク サブビューに表示されます。
- 新しいタスクが[エクスプローラ]タブのタスク フォルダに表示されます。タスク用の[情報]タブを表示する場合、タスクが関連付けられるグローバル コレクションがグローバル コレクション サブビューに表示されます。
既存タスクの関連付け
グローバル コレクションと既存のタスクを関連付けることができます。また、タスクの作成中に関連付けることもできます。以下の手順は、別のグローバル コレクションを既存のタスクに追加またはコレクションを削除するために使用できます。
以下の手順に従います。
- [エクスプローラ]タブの[設定マネージャ]の下の[タスク]フォルダからタスクを選択します。タスク用の情報がコンテンツ画面の[情報]タブに表示されます。
- グローバル コレクション サブビューを展開します。選択されたタスクと関連付けられているグローバル コレクションがテーブルに表示されます。
- テーブルの上の[グローバル コレクションの追加/削除]アイコンをクリックします。[タスク メンバ エディタ]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [使用可能なグローバル コレクション]ペイン(右側)からグローバル コレクションを選択します。矢印を使用し、このタスクと関連付けられる[関連するグローバル コレクション]ペイン(左側)へ移動します。[関連するグローバル コレクション]ペインにあるグローバル コレクションはこのタスクと関連付けられます。
- [保存]をクリックして、後続の確認ダイアログ ボックスで[はい]をクリックします。関連するグローバル コレクションがテーブルに表示されます。タスクが実行される場合、実行時にタスク タイプをサポートする、関連するグローバル コレクションのすべてのメンバで実行されます。
バルク タスクのスケジュール
バルク タスクはスケジュールできます。タスクの作成時またはタスクが実行された後(再利用可能なタスクの場合)のいずれかに、スケジューリングを実行できます。
次のタスクをスケジュールできます: [アップロード タスク]、[同期タスク]、[スタートアップへの保存タスク]、[ファームウェア ロード タスク]および[再ロード キャンセル タスク]。
注:
再ロード タスクはこのメカニズムを使ってスケジュールすることはできません。代わりに、デバイスの内部スケジューリング メカニズムが使用されます。再ロード操作を実行するためにスクリプトを定義する場合、スクリプトでは再ロード タスクをスケジュールするデバイスのスケジューリング メカニズムを活用する必要があります。詳細については、「設定スクリプトの入力」を参照してください。タスクはスケジュールの 1 つのみに関連付けることができます。新しいスケジュールの指定時に既存のスケジュールがタスクにある場合、前のスケジュールが削除されます。繰り返しのタスクを手動で削除する必要があります。自動的にクリーンアップは実行されません。
タスクは基本的に配布されます。「ローカル」のタスクはそれぞれ、ローカル ランドスケープのローカル タイム ゾーンに基づいてスケジュールされた時間に実行されます。推奨されるベスト プラクティスは、同じタイム ゾーン設定ですべての
SpectroSERVER
を動作させることです。[成功デバイス リスト]および[失敗デバイス リスト]テーブルの[完了時刻]列には、タスク操作が特定のデバイスで試行されたタイミングが示されます。この機能によって、異なるタイム ゾーンで複数のランドスケープのある DSS でタスクが実行される時間を判断するのに役立ちます。注:
バルク タスクをスケジュールするには、Network Configuration Manager の NCM タスク スケジュール権限が必要です。再利用可能なタスク
再利用可能なタスクを定義すると、再定義しないでタスクを複数回保存および実行できます。また、繰り返しのスケジュールを作成し、事前に決められた時間で自動的にタスクを実行することもできます。
タスクのスケジュールについては、「タスクのスケジュール」を参照してください。
注:
繰り返しのスケジュールのないタスクは、再利用可能なタスクとして自動的に作成されます。[再利用可能タスク]オプションがタスク作成中に指定された場合、タスクは再利用可能として指定されます。
タスクは以下の領域で再利用可能として識別できます。
- コンテンツ画面のリスト テーブルの[再利用可能]フィールド
- コンポーネント詳細画面の[情報]タブの[一般タスク情報]内
タスクのスケジュール
タスクをスケジュールすることにより、タスクを定義し、それを実行する将来の日付と時間を指定できます。タスクをスケジュールし、1 回限りまたは繰り返しで実行します。タスク作成時にスケジュールをセットアップできます。[スケジュール]または[スケジュールの編集]ボタンを使用します。または、再利用可能なタスクについては、いつでもスケジュールをセットアップできます。
注:
[ホスト設定]タブから実行されたタスクはスケジュールできません。以下の手順に従います。
- 次のいずれかのタスクを作成するには、「Network Configuration Manager バルク タスク」および「ファームウェア アップロード」で概説された手順に従います: [アップロード タスク]、[同期タスク]、[スタートアップへの保存タスク]、[ファームウェア ロード タスク]、および[再ロード キャンセル タスク]。[スケジュール]または[スケジュールの編集]ボタンが、作成ダイアログ ボックスに表示され、ここで使用できます。注:承認ワークフローが有効な場合、タスクの作成中に[スケジュール]ボタンは使用できません。承認されたタスクのみをスケジュールできます。タスクが作成された後、スケジュールをセットアップする必要があります。手順は以下のとおりです。
- [スケジュール]または[スケジュールの編集]ボタンを選択します。[スケジュールの選択]ダイアログ ボックスは、以下のイメージのように表示されます。
- 以下のいずれかの手順を実行します。
- デフォルト スケジュールを選択して、[OK]をクリックします。
- カスタム スケジュールを作成します。[作成]ボタンをクリックし、スケジュール オプションを指定して[OK]をクリックします。カスタム スケジュールがリストに追加されます。新しいスケジュールを選択して、[OK]をクリックします。
タスクがスケジュールされました。スケジュールが[スケジュール]ボタンの隣に表示されます。注:タスク用のスケジュールを削除するには、[なし]のデフォルト スケジュールを選択します。 - このタスクを複数回実行する場合、[再利用可能タスク]を選択します。前の手順で繰り返しのスケジュールを指定した場合、タスクは再利用可能なタスクとして作成される必要があります。注:再利用可能なタスクは自動的にクリーンアップされません。
- 以下のいずれかの手順を実行します。
- タスクを保存します。スケジュールを指定しており、後で[タスク]フォルダの[リスト]タブからタスクを実行する場合、[保存]ボタンをクリックします。タスクは関連するスケジュール(ある場合)で作成されます。
- タスクを実行します。タスクをすぐに実行する場合、[実行]ボタンをクリックします。
と共に表示されます。
スケジュール情報は、コンテンツ画面のリスト テーブルの[スケジュール]フィールドおよびコンポーネント詳細画面の[情報]タブの[一般タスク情報]内で使用可能です。
また、以下のいずれかの理由で、タスクを作成した後にスケジュールを作成または変更することもできます。
- 繰り返しで実行するようにタスクをセットアップする前に、タスクを十分にテストします。
- 承認を必要とするタスクが承認されるまでスケジュールできないため、まずはタスクを作成して、承認されるのを待つ必要があります。
- サイトの状況は、スケジュール変更を必要とするように変更されました。
以下の手順に従います。
- [エクスプローラ]でタスクを選択し、コンテンツ画面で[リスト]タブを選択します。拒否されたすべてのタスクが表示されます。
- スケジュールを作成または変更するタスクを選択します。スケジューリングに適格なタスクは、以下の条件を満たしている必要があります。
- タスクが実行されるには適格である必要があります。タスクが再利用可能なタスク(再利用可能 = はい)であるか、再利用可能でない場合、これはまだ実行されていません(非アクティブ状態)。
- 承認ワークフローが有効な場合、タスクは承認状態である必要があります。
スケジュールできる場合、ツールバーの[スケジュール]ボタンはタスクに対して有効です。注:[スケジュール]ボタンが有効でない場合は、適格性条件が満たされるかを確認します。 - [スケジュール]ボタンをクリックします。[スケジュールの作成]ダイアログ ボックスが表示されます。
- スケジュールを選択または作成します。
タスクの開始と停止
このセクションでは、タスクを開始、停止、再開、および削除する方法について説明します。
タスクの開始
この手順では、すでに作成されたタスクを開始する方法について説明します。タスクがまだ実行されておらず再利用可能な場合、または再利用可能なタスクではなく、まったく実行されていない場合、タスクを開始できます。承認が有効な場合、タスクは[承認済み]の状態である必要があります。
注:
実行される前に、承認を必要とするどの設定変更タスクも承認される必要があります。以下の手順に従います。
- [エクスプローラ]タブの[設定マネージャ]の下にあるタスク ビューからタスクを選択します。
- コンテンツ画面で[リスト]タブを選択します。タスクに関する情報はリスト テーブルに表示されます。[状態]列の[承認待機]の値は、要求が生成されているが承認されていないことを示します。[承認済み]の値は、要求が承認されており実行できることを示します。
- 開始するタスクを選択します。タスクを開始できる場合、[開始]ボタンは有効です。
- [選択したタスクの開始]アイコンをクリックし、タスクを実行します。タスクに情報が必要な場合は、そのタスクのセクションを参照してください。そうでない場合、タスクは開始され、[タスクの状態]の値が更新されます。タスクによっては、結果ダイアログ ボックスが表示されます。詳細については、「リアルタイムでタスク結果を表示」を参照してください。
タスクの停止
実行中のタスクを停止できます。
以下の手順に従います。
- [エクスプローラ]タブで[設定マネージャ]の下にある[タスク]を選択します。
- コンテンツ画面で[リスト]タブをクリックし、タスクを選択します。注:実行中の状態にあるタスクのみを停止できます。
- ツールバーの[選択したタスクの停止]アイコンをクリックします。タスクは停止され、[タスクの状態]の値が更新されます。
タスクの再開
タスクが停止されており、残存デバイス リストにデバイスが残っている場合、タスクは再開できます。タスクを再開する場合、Network Configuration Manager は残りリストにあるそれらのデバイスで操作を実行しようとするだけです。以前に成功または失敗し、残りリストから削除されたデバイスでは操作は再試行されません。
以下の手順に従います。
- [エクスプローラ]タブで[設定マネージャ]の下にある[タスク]を選択します。
- コンテンツ画面で[リスト]タブをクリックし、再開するタスクを選択します。注:[残り]列に正の値で表されているように、デバイスが残っているタスクのみを再開できます。
- ツールバーの[選択したタスクの再開]アイコンをクリックします。タスクは開始され、[開始]の値が更新されます。
タスクを削除
OneClick でタスクを削除できます。
注:
実行中または編集ロックされているタスクは削除できません。以下の手順に従います。
- [エクスプローラ]タブで[設定マネージャ]の下にある[タスク]を選択します。
- コンテンツ画面で[リスト]タブをクリックし、削除するタスクを選択します。
- ツールバーの[選択したタスクの削除]アイコンをクリックします。[Confirm Delete]ダイアログ ボックスが表示されます。
- 削除するには、[はい]をクリックします。選択されたタスクが削除されます。
タスク情報の表示
このセクションでは、作成および実行されたタスク用の情報を表示する方法について説明します。
リアルタイムでタスク結果を表示
アップロード、同期、スタートアップへの保存、ファームウェア ロード タスク、または再ロード キャンセル タスクを開始した後、結果ダイアログ ボックスが表示されます。タスクの名前、状態、タイプ、およびステータス(保留、失敗、または成功)が、[結果]タブに表示されます。失敗した場合、結果が[失敗の原因]フィールドに表示されます。
注:
タスクの統計は、10 秒間のポーリング サイクルで更新されます。タスクが実行されている間、結果ダイアログ ボックスで以下を実行できます。
- [コンテンツ]タブをクリックし、アップロード中のコンテンツを表示します。注:[コンテンツ]タブは、[アップロード タスク結果]ダイアログ ボックスおよび[ファームウェア ロード タスク結果]ダイアログ ボックスのみで使用できます。
- [停止]をクリックし、タスクをキャンセルします。タスクは進行中のすべてのデバイスの処理を終了します。その後、残りのデバイスの処理も停止されます。
- [閉じる]をクリックし、バックグラウンドでタスクを実行します。
すべてのバルク タスクの重大な統計の表示
すべてのバルク タスクの重大な統計を同時に表示できます。
以下の手順に従います。
- [エクスプローラ]タブで[設定マネージャ]の下にある[タスク]を選択します。
- コンテンツ画面で[リスト]タブを選択します。すべてのバルク タスクの統計が表示されます。
バルク タスクの詳細な統計の表示
単一のバルク タスクの詳細な統計を表示するには、別の手順を実行します。
以下の手順に従います。
- [タスク]フォルダからタスクを選択します。
- コンテンツ画面で[情報]タブをクリックします。タスクの情報が表示されます。
タスクの状態とステータス値
[タスクの状態](状態)および[タスク ステータス]の値は、タスクの実行における現在の段階を示します。タスク結果または統計を表示する場合、[タスクの状態](状態)および[タスク ステータス]を使用できます。これらのビューにアクセスする場合は、「タスクの管理」を参照してください。
タスクの状態
[タスクの状態](状態)の値には以下があります。
承認済み
承認ワークフロー モードはこのタスクに対して有効になっています。タスクは適切なタスク承認者により承認されており、実行できます。
承認待ち
承認ワークフロー モードはこのタスクに対して有効になっています。このタスクの要求は生成されていますが、まだ承認されていません。
完了
タスクは正常に実行されており、再利用可能です。繰り返しのスケジュールが設定され、少なくとも一度は実行されたことのあるタスクは、この状態になります。
完了 - 廃棄待ち
タスクは実行されており、再利用可能です。タスクは 24 時間以内にパージされます。
拒否
承認ワークフロー モードはこのタスクに対して有効になっています。このタスクの要求は生成され、適切なタスク承認者によって拒否されました。
非アクティブ
タスクはスケジュールされていますが、まだ実行されていません。
初期化中
CA Spectrum 内のタスク準備が開始されています。
実行中
タスクは現在実行中です。この状態のタスクは停止できます。
停止中
タスクは開始され、ユーザによって停止されました。
タスク ステータス
可能な[タスク ステータス]値を以下に示します。
Failed (失敗)
タスクは正常に完了しませんでした。結果は[失敗の原因]フィールドに表示されます。
保留
タスクは現在実行中です。この状態のタスクは停止できます。
成功
そのタスクは正常に完了しました。