CA Spectrum

は強力な検索機能を提供します。モデルの検索は、システムのパフォーマンスに極めて大きい影響を及ぼす可能性があります。そのような操作は、著しいシステム リソースを消費し、大量の I/O を生成する場合があります。必要なリソースは、検索の構成方法と発生頻度に依存します。

グローバル コレクション検索、カスタム OneClick 検索、SANM、Southbound ゲートウェイ、9.2.1 より前のバージョンの Policy Manager などは、検索処理に依存する

CA Spectrum

機能の一部です。検索を使用する前に、その検索が不可避かどうかを確認してください。たとえば、グローバル コレクションは手動で作成できます。したがって、コレクションが小さい場合、検索は必要ありません。その場合は、グローバル コレクションより OneClick のお気に入り機能を使用する方が適切です。

新しい検索を作成する場合、目的のモデルにのみ存在する内部属性があるかどうかを判断します。2 つ以上の属性が検索に必要な場合、最初に使用する必要がある属性を判別します。

次の図は、属性によるモデルのグループ化を説明したものです。属性 "A" を含むすべてのモデルは、大きな楕円形によって示されています。属性 "B" を含むすべてのモデルは、円によって示されています。検索されるモデルの数を制限するには、最初の条件として属性 "A" ではなく属性 "B" を選択します。結果として、検索が最適化されます。

属性に基づいて検索式の結果を絞り込んだ後、属性フラグおよびデータ型を考慮します。

属性フラグは、モデルの情報を取得するか情報にアクセスするために必要な時間を示します。そのため、属性フラグは最適化の重要な要素です。アクセス時間は、速い順に、メモリ属性、データベース属性、計算属性、外部属性です。計算属性は、通常、値がオンデマンドで決定される属性です。そして、検索に関して最も遅い属性のタイプは外部タイプです。ネットワーク経由で複数のデバイスに接続し、デバイスが応答するのを待つために、余分な時間が必要になります。

属性フラグおよびデータ型は、OneClick の［コンポーネント詳細］パネルの［属性］タブから表示できます。

次のリストは、属性ストレージ フラグを CPU 負荷が最小でアクセスが最も速いものから、CPU 負荷が最大でアクセスが最も遅いものの順に示したものです。

メモリ フラグ

比較に対するデータ型も考慮する必要があります。次のリストは、属性のデータ型を比較が速い順に示したものです。

整数、カウンタ、列挙、モデル タイプ ハンドル

次のリストは、AND/OR の複雑な検索に関して、属性フラグとデータ型を、効率のよいものから順に示したものです。

メモリ フラグ

整数、カウンタ、列挙、モデル タイプ ハンドル

データベース フラグ

整数、カウンタ、列挙、モデル タイプ ハンドル

計算属性

整数、カウンタ、列挙、モデル タイプ ハンドル

外部フラグ

整数、カウンタ、列挙、モデル タイプ ハンドル

グローバル コレクション検索には、順不同で、ifDesc、トポロジ モデル名文字列、ネットワーク アドレス、モデル タイプ ハンドルが含まれます。パフォーマンスを最高にするには、上位から下位に向かって、検索に以下の項目が含まれる必要があります。

モデル タイプ ハンドル - メモリ： ハンドル

通常、ユーザは検索機能をグローバル コレクションに展開します。グローバル コレクションを作成した後、

SpectroSERVER

はすぐに検索を実行します。検索に長時間の高負荷処理が必要であると

SpectroSERVER

が判断すると、マイナー アラーム（0x10f21）が GlobalCollection モデルに表示されます。このアラームが表示された場合は、ここで示す情報に従って検索式を確認し、最適化してください。