CA Spectrum および OneClick Web サーバの起動
内容
casp1032jp
内容
SpectroSERVER
と OneClick Web サーバとの通信の準備SpectroSERVER
および OneClick が互いに通信できることを確認します。注：
一部のサービス パックでは、SpectroSERVER
および OneClick Web サーバに更新を適用する必要があります。詳細については、「CA Spectrum ソフトウェア リリース ノート」を参照してください。以下の手順に従います。
- ホストにインストールされているCA SpectrumSpectroSERVERのバージョンが、OneClick Web サーバにインストールするCA Spectrumのバージョンと同じであることを確認します。確認するには、<$SPECROOT>/Install-Tools に移動し、テキスト エディタを使用して .history ファイルを表示します。バージョンが異なる場合は、同じバージョンのCA Spectrumをインストールします。重要：各SpectroSERVERについて、OneClick Web サーバをホストするコンピュータのエントリが .hostrc ファイルに必要です。詳細については、「」を参照してください。
- 関連付けられているすべてのSpectroSERVERが実行されていることを確認します。
- OneClick Web サーバをインストールするコンピュータが、関連付けられているすべてのSpectroSERVERコンピュータにホスト アクセスできることを確認します。各SpectroSERVERホストで以下を実行します。
- CA Spectrumコントロール パネルを起動します。
- ［設定］-［ホスト セキュリティ］を選択します。
- ［サーバ］ リストには次のどちらが含まれているか確認します。
- 指定した OneClick ホスト（OneClick Web サーバ）のホスト名
- プラス（+）記号（無制限アクセスを意味する）
注：詳細については、「OneClick 管理」を参照してください。
- ホスト名を使用して指定したCA Spectrumホストを PING し、接続を確認します。
- OneClick 管理者として既存ユーザを指定するか、OneClick 管理者を作成します。次の手順に従って、このユーザが有効な管理者であることを確認します。
- CA Spectrumコントロール パネルを起動します。
- ［制御］-［ユーザ］を選択します。
- OneClick 管理者として指定されたユーザ モデルが存在することを確認します。
- ユーザが存在しない場合は、［作成］を選択します。
- ［ユーザ名］フィールドにユーザ名、［新しいパスワード］および［新しいパスワードの確認］フィールドにパスワードを入力し、［OK］をクリックします。ユーザはスーパー ユーザとして作成され、すべてのモデルおよび権限にアクセス権があります。
- ［閉じる］をクリックして、［ユーザ］ウィンドウを終了します。注：分散環境では、管理者ユーザはすべてのランドスケープに存在する必要があります。詳細については、「」を参照してください。
- OneClick Web サーバをインストールするコンピュータからSpectroSERVERにアクセスできることを確認します。
- すべての Windows プラットフォームで、以下のようにローカル ホスト ファイルを編集して、OneClick Web サーバからSpectroSERVERホスト名を解決できることを確認します。
- C:\Windows\system32\drivers\etc ディレクトリに移動します。
- ホスト ファイルをテキスト エディタで開きます。
- ホスト ファイルのコメントごとにエントリを 1 つ追加します。
- ファイルを保存します。
- Linux で、ローカル ホスト ファイルを編集して OneClick Web サーバからSpectroSERVERのホスト名を解決できることを確認します。名前解決のサービスを使用していない場合、以下のとおりローカル ホスト ファイルを編集します。
- ホスト名が解決されるかテストするには、完全修飾ドメイン名のホスト部分のみを使用して、CA Spectrumホストに対して PING します。たとえば、host.company.com を PING するには、shell> ping host と入力します。PING が失敗した場合、CA Spectrumホストの IP および名前を反映するように /etc/hosts ファイルを編集します。SpectroSERVERで OneClick と通信する準備が完了しました。
Windows での
CA Spectrum
の起動CA Spectrum
をインストールしたら、Windows で CA Spectrum
を起動できます。［スタート］-［すべてのプログラム］-［CA］-［SPECTRUM］-［管理者］-［コントロール パネル］をクリックします。
CA Spectrum
が起動し、CA Spectrum
のコントロール パネルが表示されます。Linux での
CA Spectrum
の起動CA Spectrum
をインストールしたら、Linux で CA Spectrum
を起動できます。以下の手順に従います。
- CA Spectrumをインストールしたディレクトリ パス（たとえば、/usr/SPECTRUM/）に移動します。
- 必要に応じてリモートの表示を設定します。
- bin ディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行します。./SCPCA Spectrumが起動し、CA Spectrumのコントロール パネルが表示されます。
CA Spectrum
のリモート表示の開始CA Spectrum
が Linux システムで実行されている場合、CA Spectrum
をリモートで表示するように Windows システムを設定できます。Linux システムは、Windows にリモート表示するアプリケーションを使ってインストールする必要があります。また、Telnet サービスをサポートするように Linux システムを設定する必要があります。Windows システムは、Telnet クライアントをサポートするよう設定する必要があります。注：
CA Spectrum
のクライアント システムでは、一度に 1 つのリモート表示セッションしか開くことができません。以下の手順に従います。
- Linux システムに、CA Spectrumコントロール パネルとリモートで表示するアプリケーションがインストールされていることを確認します。また、リモート表示をサポートするように設定されることも確認します。
- Windows の［スタート］メニューから［名前を指定して実行］をクリックします。［ファイル名を指定して実行］ウィンドウが表示されます。
- 以下のコマンドを実行します。Telnet <linux host name>Linux のログイン ダイアログ ボックスが表示されます。
- CA Spectrumのユーザ名およびパスワードを使用して、Linux システムにログインします。最後のログイン、ホスト名およびオペレーティング システムのバージョンに関するシステム レポートが表示されます。その後に Linux プロンプトが表示されます。
- リモート表示の環境を設定するには、以下のコマンドを実行します。
- K（デフォルト）シェルに以下を入力します。export DISPLAY=<remote display hostname>:0.0
- C シェルに以下を入力します。setenv DISPLAY <remote display hostname>:0.0
- Bourne シェルに以下を入力します。DISPLAY=<remote display hostname>:0.0 export display
注：リモート表示を頻繁に使用する場合、プロファイルに DISPLAY 環境を追加することにより、ログイン時に毎回このタスクを繰り返す必要がなくなります。 - <$SPECROOT>/bin ディレクトリに移動します。
- 以下のコマンドを入力します。./SCPCA Spectrumコントロール パネルが表示され、クライアントの アプリケーションへのアクセスを含め、CA SpectrumCA Spectrumコントロール パネルのすべての機能が使用できるようになります。
CA Spectrum
のリモート表示の終了CA Spectrum
のリモート表示を終了できます。以下の手順に従います。
- リモート表示されているすべてのCA Spectrumアプリケーションを正しく終了します。
- Telnet 端末ウィンドウのプロンプトで exit と入力します。Telnet セッションが終了します。