付録 E. Report Manager のデバッグ

内容
casp1032jp
内容
この付録には、
Spectrum Report Manager
をデバッグする場合の情報が記載されています。
デバッグ オプション
以下のオプションは、[デバッグ コントローラ]ページで使用できます。このページにアクセスするには、OneClick ホーム ページで、[管理]、[デバッグ]、[Web Server デバッグ ページ](実行時)をクリックします。
重要:
デバッグ ツールは、
CA Support
の支援のもとにのみ使用してください。
詳細については、「OneClick 管理」セクションを参照してください。
オプションを有効にするには、[ON]を選択します。詳細情報は、以下の
CA Spectrum
Tomcat ログを参照してください。
  • Windows の場合: <
    $SPECROOT
    >/tomcat/logs/stdout.log
  • Linux の場合: <
    $SPECROOT
    >/tomcat/logs/catalina.out
Spectrum Report Manager
では以下のオプションを使用できます。
  • SRM - CABI - コンテンツ インストーラ
    CABI サーバへの BIAR ファイル インポート処理をログに記録します。
    Spectrum Report Manager
    のコンテンツ更新時に問題が発生する場合、CABI サーバ上でこのオプションを有効にします。
  • SRM - Core - Asset Manager
    Spectrum Report Manager
    のデバイス情報イベント処理のトラブルシューティングに役立ちます。レポート データベースで新しいデバイスが見つからない場合、または削除したデバイス情報がレポート データベースに反映されていない場合、このオプションを有効にします。
  • SRM - Core - Control
    CABI 統合の現在の状態のデバッグに役立ちます。このオプションは、CABI ユーザの作成や、CABI ユーザと OneClick ユーザとの関連付けのトラブルシューティングに役立ちます。
  • SRM - Core - Entity Group
    Spectrum Report Manager
    エンティティ グループ イベント処理のトラブルシューティングに役立ちます。事前定義済みグループ(ベンダー、モデル クラス、ランドスケープなど)またはユーザ定義グループ(グローバル コレクションなど)へのデバイスのグループ化をデバッグする場合、このオプションを有効にします。
  • SRM - Core - Entity Manager
    Spectrum Report Manager
    内のモデル管理の内部処理イベントをログ記録します。このオプションは、
    Spectrum Report Manager
    が新しいモデルをどのように認識しているかを理解するのに役立ちます。
  • SRM - Core - Model Manager
    レポート データベース内での
    Spectrum Report Manager
    モデル作成のトラブルシューティングに役立ちます。レポート データベース内でモデル キーの生成に問題が発生する場合、このオプションを有効にします。
  • SRM - Core - Report Manager
    Spectrum Report Manager
    の初期化、デバイスのランドスケープ監視、およびイベントとイベント フィルタの設定をデバッグする場合に使用する、
    Spectrum Report Manager
    コア ロガーを制御します。
  • SRM - Core - Scheduling
    イベントのアーカイブ、
    CA Spectrum
    Service Performance Manager テストデータのアーカイブなど、アーカイブ タスクのスケジュール情報をログに記録します。
  • SRM - Core - User Security
    CA Spectrum
    Web コンソールから BI Launch Pad にログインする場合の問題のトラブルシューティングに役立ちます。
  • SRM - DB - Data Access
    イベント タイトル(eventtitle.xml)、PCause タイトル(pcausetitle.xml)、カスタム ベンダー(vendor.xml)などの
    Spectrum Report Manager
    カスタム ユーザ データをログに記録し、レポート データベースへの新しいデバイス モデルの挿入を追跡します。
  • SRM - DB - Queries
    レポート アクセス権の付与、レポート データベース パスワードやユニバース パスワードの変更などの CABI の一般的な統合のトラブルシューティングに役立ちます。CABI CMS データベース(ユーザとグループ情報)と
    Spectrum Report Manager
    レジストリ テーブル間のほとんどの通信がログに記録されます。
  • SRM - DB - SPM Test Query
    Service Performance Manager テスト データのアクティビティのトラブルシューティングに役立ちます。Service Performance Manager テスト データ処理の完全なログを取得するには、このオプションと[SRM - Handler - SPM Event]オプションを併用します。
  • SRM - Handler - Alarm
    Spectrum Report Manager
    内のアラーム処理のトラブルシューティングに役立ちます。たとえば、レポート データベース内の未処理のアラーム テーブル ファイルの存在がログに記録されます。
  • SRM - Handler - Availability
    モデルの可用性または停止イベントを処理する、
    Spectrum Report Manager
    可用性ハンドラの問題のトラブルシューティングに役立ちます。モデルの停止に問題がある場合、このオプションを有効にします。
  • SRM - Handler - Device Availability
    Spectrum Report Manager
    内で処理されるデバイス可用性イベントのトラブルシューティングに役立ちます。このレガシー オプションは、(
    CA Spectrum
    の以前のバージョンからリリース 9.4 へ)可用性データ移行の問題をデバッグするときに役立ちます。
  • SRM - Handler - Generic Event
    他のどのハンドラにも含まれないイベント処理の問題をデバッグします。
  • SRM - Handler - Interface Availability
    Spectrum Report Manager
    内でのインターフェース可用性イベント処理のトラブルシューティングに役立ちます。このレガシー オプションは、(
    CA Spectrum
    の以前のバージョンからリリース 9.4 へ)可用性データ移行の問題をデバッグするときに役立ちます。
  • SRM - Handler - Model Create Destroy
    グローバル コレクションの作成、破棄、名前変更など、モデルとグローバル コレクション管理のトラブルシューティングに役立ちます。
  • SRM - Handler - Model State
    VPLS レポート用のイベント処理のトラブルシューティングに役立ちます。
  • SRM - Handler - NCM Config
    Network Configuration Manager のイベント処理の問題のトラブルシューティングに役立ちます。
  • SRM - Handler - SPM Event
    Service Performance Manager テスト イベント処理の問題のトラブルシューティングに役立ちます。Service Performance Manager テスト データ処理の完全なログを取得するには、このオプションと[SRM (DB) SPM Test Query]オプションを併用します。
  • SRM - Handler - Security
    レポートや CABI
    CA Spectrum
    ユーザのモデル アクセスに関連する問題のトラブルシューティングに役立ちます。より詳細なデバッグを実行するには、このオプションと[SRM (Core) Control]オプションを併用します。
  • SRM - Spectrum Poller - Device
    Spectrum Report Manager
    のデバイス ポーリングの問題のトラブルシューティングに役立ちます。
  • SRM - Spectrum Poller - Event
    Spectrum Report Manager
    のイベント ポーリングのトラブルシューティングに役立ちます。レポート データベースとアーカイブ マネージャが同期していない場合、このオプションを有効にします。
  • SRM - Tools - Archiver
    レポート データのアーカイブの問題のトラブルシューティングに役立ちます。
  • SRM - Tools - Monitor
    SRMApplication モデルに関連するイベントをログに記録します。[Spectrum モデルを使用した SRM の監視]が無効である場合、このオプションにより、SRMApplication モデルのイベントがデバッグ ログにルーティングされます。
    注:
     [Spectrum モデルを使用した SRM の監視]オプションは、
    Spectrum Report Manager
    の[基本設定]ページにあります。このページにアクセスするには、OneClick ホーム ページから[管理]、[Report Manager]、[基本設定]の順に移動します。詳細については、「基本設定」を参照してください。
レポート パラメータ ページのデバッグ
レポート パラメータ ページに関連する問題については、CABI サーバのデバッグ ログを有効にします。
以下の手順に従います。
  1. CABI サーバで、次のファイルを開いて編集します。
    <CABI_tomcat>/webapps/SpectrumCustomParams/WEB-INF/classes/log4j.properties
    • CABI_tomcat
      CABI サーバ上の Tomcat ルート フォルダの場所を示します。
  2. log4j.logger.com.ca.spectrum.repmgr パラメータを WARN から DEBUG に変更します。
  3. ファイルを保存して閉じます。
  4. CABI tomcat サーバを再起動します。
    Spectrum Report Manager
    のレポート パラメータ ページのログが、CABI サーバ上の次のファイルに書き込まれます。
    /tomcat/logs/SpectrumCustomParams.log